いくつかのレポートによると世界最大手のファンドの一つが自社が運営するファンドのうち、貴金属への投資をメインとしていたファンドの運営方針を変更し、貴金属の比率を大きく落としたうえで他のアセットクラスを加えた分散型ファンドへの再組成を行う事を決定したそうです。
貴金属価格の急激な高騰で大いに沸いた90年代終盤から2000年前後に登場した貴金属やマイニング銘柄への投資信託も今では相当傷んでしまい、清算や今回のような再組成の動きが不可避となる中での貴金属価格低迷という背景もあったのかもしれません。
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私が目にしたレポートは、これをもっていよいよ底打ちが近づいたという論旨でしたが、テクニカルが短期足から中期足までが上向きなったところから買いで入る事を推奨している内容で、今の水準で買いましょうという話ではありませんでした。
一日の値幅が拡大傾向にありますので、いずれにしてもレバレッジはかけないことですね。