2007年7月22日日曜日

山には草木がある1

今年の大河ドラマは風林火山。山本勘助が主人公です。

戦国時代が好きな私は、特に上杉謙信の高潔さに惹かれますが、武田信玄の人間臭さも好きです。この両方が信濃で激突した川中島合戦に関する書籍は手当たり次第に熟読してしまいます。

高潔さでは上杉謙信に大きく劣る・・・というか謙信が高潔さにおいて突出しているのですが・・・武田信玄ですが、彼は甲府の躑躅ヶ先の館の厠の下に人工の小川を通して元祖(?)水洗便所を作っていました。泥臭い政治にも長けた信玄は少なくとも”高ケツ”ではあったようです。 女色を絶った謙信とは対照的に男色も好んだ信玄は”請うケツ”でもあったのですが・・・・・

甲陽軍艦という武田の資料には、信玄が厠の事を”やま”と呼ぶ事があった事が記されています。
「山に行って来る」と言って厠に行く事がある彼を不思議に思った家臣がその理由を尋ねると、「山には草木(臭気)がある」と答えたと言う話が出ているのですがちょっと笑わせてくれる話ではあります。

なんでこんな話を思い出したかと言うと・・・・・・

拙宅のトイレにも草木が・・・・そう、実は我家のトイレが臭いのです。いや、臭くなったからなのですよ。

私が単身で入居した時には臭くありませんでした。更に私はトイレ掃除も一応していたし”置くだけ型”のブルーレットも入れていたのでトイレは爽やかな状態に維持されていました。これに感心した父が母に話して実家にもブルーレットが入ったほどです。

それが・・・・今は臭い。そして・・・・どう考えても・・・・・家族が来てから臭い・・・・

そう言えば・・・・子供が九歳・・・・・・などと言っている場合ではありません。

私はこの話を、遂に先日、言い回しに気をつけながら・・・妻に話しました。

To be continued.