2011年2月28日月曜日

Quadhafi's Umbrella

リビア情勢ものっぴきならない状況ですが、徹底抗戦を叫ぶカダフィ大佐の映像を見ていて彼が傘を指して演説しているシーンを不思議に思った人も多いのではないでしょうか。

我々の常識では計り知れない世界があるのは間違いなく、従来から暗殺を警戒して家族にも居場所がわからない事が多かったり、一箇所に留まるのは危険なので夜通しラクダで移動していたりという話を聞いていました。日本の戦国武将でも実際に武田信玄や徳川家康のように影武者を置いた人は多いし、上杉謙信は一日に二回は服装を変えていたりと言うケースがあるのですが、まさに中東独裁政権の国々は日本の戦国時代的な状況なのかもしれません。

話を戻すと、カダフィ大佐の傘ですが、あれは単純に演説する時に雨が降っていたからというのが正解のようです。

なーんだ・・・・

と言う感じですが、米国にいる時に Reagan Broke Hipというニュースのヘッドラインを見て、何かの慣用句ではないかと思い break hip というのを辞書で調べた時の事を思い出しました。
 実はこのとき、レーガン元大統領は既に結構弱っていて尻餅をついて臀部を骨折してしまったと言うのが記事の内容だったのですが、その時の私は何かの比喩か慣用句ではないかと勘違いしてしまっていた訳です。

物事を必要以上に複雑に考える傾向が強まっていると思えるときはちょっと休暇でも取ってRefreshしたほうが良いのでしょうね。

寧ろ実際には複雑な事も出来るだけ単純に考えるようにした方が効能がありそうです。

Take it easy.