早いもので1月も事実上先週が最終週というイメージでした。後半というか終盤に少し潮流の変化を感じる展開でしたね。
では、いつものように週を通した主要通貨ペアの変動率ランキングを見ていきます。
通貨ペア 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①GBPNZD 2.0489 2.1041 -552 -2.69%
②GBPCHF 1.4934 1.5329 -395 -2.64%
③CADCHF 0.9403 0.9644 -241 -2.56%
④NZDCAD 0.7744 0.7546 +198 +2.56%
⑤EURNZD 1.7586 1.7914 -328 -1.87%
⑥EURCHF 1.2817 1.3051 -234 -1.83%
⑦NZDUSD 0.7735 0.7598 +137 +1.77%
⑧USDCHF 0.9417 0.9581 -164 -1.74%
⑨AUDNZD 1.2842 1.3036 -194 -1.51%
⑩GBPJPY 130.22 132.07 -185 -1.42%
先週は上昇サイドで登場しているのがNZDが5回、CHFが4回でJPYが1回でした。
一方で下落サイドはGBPが3回、CAD、EUR,USDが2回ずつでAUDが1回でした。
ニュージーランドは経済指標が強いとはいえませんが中央銀行がHawkishなスタンスを維持しており隣国の豪州の不調などにも助けられた感がありますね。CHF とJPYはエジプトの政情不安などによる安全資産としての資金流入に持ち上げられていますが特に週半ばにS&Pにより日本国債が遂に格下げにあったにも拘らずのJPYの健闘は特筆物かもしれません。
下落サイドを見るとGBPの弱さは英国の第四四半期GDPの急失速、カナダはインフレ指標が予想外の弱さだった事で欧州は相変わらずで豪州は洪水被害が予想以上に深刻だと言う報道が背景でしょう。
先週は週を通した動きよりも金曜日の株価下落と為替市場の円高の動きに注目しておく必要があると感じています。両方とも結構続くリスクがありそうですね。