先週は、5カ国(ユーロも含む)の政策金利発表がありましたが、今週はFOMCですね。
先ずは先週の各国中銀の動きを総括しておきましょう。
・RBAキャッシュターゲット ・・・ 4.25%に利下げ
・加中銀政策金利発表 ・・・ 1.00%に据え置き
・RBNZオフィシャル・キャッシュレート ・・・ 2.50%に据え置き
・欧州中銀金融政策発表 ・・・ 1.00%に利下げ
・BOE政策金利発表 ・・・ 0.50%に据え置き
事前予想通り5カ国中、2カ国が利下げとなりました。
今週のFOMCもFFレートの据え置きは当然でしょうが、QE3の可能性についての言及の有無や内容に注目しておく必要がありそうです。
また、一旦は休戦モードとも思える欧州情勢において波乱があるとすればイタリアとスペインの国債入札でしょう。
イタリアは水曜日に2016年満期の国債入札を控えており、スペインは木曜日に2016年,2020年,2021年を満期とする国債入札を控えています。どの位の規模でECBが買取を行う事になるのかに注目と言ったところですね。