ある勉強会で、出席者から今の市場は二つの潮流が併走しているようだと言う話がありました。
・各国のソブリンリスク(財政事情)や金融機関をベースとした風景
・企業業績とビジネスアクティビティをベースとした風景
と言う事でしたが、前者からは悲観的な景色しか見えず、後者からはまだまだ活力を感じる事が出来るという話でした。確かにそうかも知れませんね。
先週の金融市場を牽引したのは後者の景色であり、特に米企業の業績好調を受けた米株市場は投資家センチメントを週を通して押し上げてくれたイメージです。
特にDow工業平均は$12,700を回復して週を通して右上がりのチャートを描き、ほぼ高値引けと言う活躍でした。
Nasdaqもしっかりフォローしています。$2,800を超えていければベア戦略のSqueezeも出そうな感じですね。兎に角年初は予想比かなり積極的な投資活動がリードした格好です。