2015年8月3日(月)~8月7日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
不安定な商品市場、英米の金融政策、豪と米の雇用統計(7月分)など
を材料に神経質な展開となりましたが、Volatility的には想定内の動き
だったのではないでしょうか。
①株式市場 / 債券市場
・全般的には株式市場弱保合い、債券市場堅調(利回り低下)の
ベクトル。
・上海、香港の持ち直しもあり日経平均も安定的な推移。
7日(金)終値は20,724.56円で越週。(前週20,585.24円)
・米Dow→$17,373.78、S&P500→$2,077.73、Nasdaq→$5,043.54)
(前週 $17,694.20 $2,104.39 $5,128.28)
(前週比 -1.8% -1.2% -1.7% )
・米10年債利回りは、2.17%。(前週2.19%)
・米30年債利回りは、2.83%。(前週2.91%)
②商品市場
・注目の原油は続落。4ヶ月安値を更新する動き。(安値$43.80)
貴金属は下げ渋りも上値も重い展開。
・原油価格は、バレル単価で$43.84で越週。(前週$46.91)
・金価格は、オンス単価で$1,091.60で越週。(前週$1,094.35)
③為替市場
・週末の雇用統計に向けてUSDが上昇し、USD Indexは
ほぼ4ヶ月高値圏に上昇する展開も発表後には反落。
(Sell the Fact : USD Indexで98.334(高値)⇒97.65)
・USDJPYも125円台を回復して2ヶ月ぶり高値をつけた後、
124.22円に反落して越週。
・英中銀BOEの政策維持の内容がLess Hawkishであった為に
前週に上進したGBPが反落。
・アジア市場安定などでAUDなどに反発傾向。
安全資産のCHFは最弱通貨に。