2015年12月21日(月)~12月25日(金)の週の簡単なReviewです。
ただし先週はクリスマス週でもあり、金融市場がフルコンディション出会った時点で切ることとし、
資本市場(債権、株式)、商品市場は12月23日(水)まで、為替市場は24日(木)までとしています。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は全般的に保合い。
債券市場は価格低下(利回り上昇)の動き。
・日経平均は、新規材料難の中でじり安に推移。
18,769.06円で越週。(前週18,986.80円)
・米Dow→$17,602.07、S&P500→$2,064.28、Nasdaq→$5,045.93)
(前週 $17,125.65 $2,005.53 $4,923.08)
(前週比 +2.78% +2.93% +2.50% )
・米10年債利回りは、2.26%。(前週2.20%)
・米30年債利回りは、2.99%。(前週2.91%)
②商品市場
・商品市場は小幅に反発。
・原油価格は、バレル単価で$37.82で越週。(前週$34.60)
・金価格は、オンス単価で$1,069.60で越週。(前週$1,065.95)
③為替市場
・クリスマス休暇で流動性もVolatilityも低水準。
・USDは小幅に調整安。AUD,NZD,CADに強み。
・JPYは特に対USDでじりじり上値を切り上げる動き。
USDJPYは120円の節目を視野に入れる水準で越週。
2015年12月27日日曜日
Top FX Movers of the Week.(Dec.21st - Dec.24th.2015)
2015年12月21日(月)~12月24日(木)の週次ベースの主要通貨パフォーマンスです。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPNZD↓ 2.1771 2.2136 -365 -1.68%
2.GBPAUD↓ 2.0465 2.0775 -310 -1.51%
3.NZDUSD↑ 0.6808 0.6724 +84 +1.23%
4.AUDUSD↑ 0.7252 0.7166 +86 +1.19%
5.USDCAD↓ 1.3817 1.3946 -129 -0.93%
6.EURUSD↑ 1.0960 1.0866 +94 +0.86%
7.GBPCAD↓ 2.0596 2.0768 -172 -0.84%
8.EURNZD↓ 1.6012 1.6145 -133 -0.83%
9.EURGBP↑ 0.7351 0.7292 +59 +0.80%
10.EURAUD↓1.5049 1.5158 -109 -0.72%
通貨ペアへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ NZD(3回),AUD(3回),CAD(2回),EUR(2回)
下落通貨 ⇒ GBP(4回),USD(4回),EUR(2回)
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
クリスマス休暇で多くのプレーヤーが取引を停止していた週でしたのでデータの取り方も難しいのですが、最大公約数的な解釈に基づいて株や商品は23日(水)、為替は24日(木)の終値でまとめてみたいと思います。25日(金)の値動きはノイズと見なす感じですね。
以下は24日(木)の北米市場の最後の4時間での動きです。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
以下は24日(木)の北米市場の最後の4時間での動きです。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDCHF↓ 0.6692 0.6749 -57 -0.85%
2.NZDCAD↓ 0.9404 0.9472 -68 -0.72%
3.AUDCAD↓1.0016 1.0074 -58 -0.58%
4.NZDUSD↓0.6808 0.6838 -30 -0.44%
5.AUDCHF↓0.7147 0.7178 -31 -0.43%
6.GBPCAD↓2.0596 2.0673 -77 -0.37%
7.CADJPY↑ 87.10 86.82 +28 +0.32%
8.NZDJPY↓ 81.99 82.25 -26 -0.32%
9.AUDUSD↓0.7252 0.7272 -20 -0.28%
10.GBPAUD↓2.0465 2.0518 -53 -0.26%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ CAD(4回),USD(3回),CHF(2回),JPY
下落通貨 ⇒ NZD(4回),AUD(3回),GBP(2回),JPY
2015年12月20日日曜日
Review of the Week.(Dec.14th - Dec.18th 2015)
2015年12月14日(月)~12月18日(金)の週の簡単なReviewです。
*豪RBA議事録は利上げを急がないスタンスを明示。
*BOE首脳が英景気の先行きに慎重な発言。
*原油価格は材料難の中で続落。
*米FOMCでFF金利誘導目標を引き上げ。(0~0.25%→0.25~0.5%)
利上げは9年半振りで2008年からのゼロ金利政策に終止符。
*メキシコや中東などに追随利上げで資金流出を防止する動き。
*日銀(BOJ)は追加緩和に向けた補完的な措置を発表。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・”行って来い”的な往来相場の中で株式市場は前半上昇、終盤下落
の展開。債券市場も価格頭打ち(利回り上昇)の動き。
・日経平均も前週に次ぐ続落で1万9千円割れで越週。
週終値は、18,986.80円。(前週19,230.48円)
・米Dow→$17,125.65、S&P500→$2,005.53、Nasdaq→$4,923.08)
(前週 $17,264.01 $2,012.31 $4,933.47)
(前週比 -0.8% -0.3% -0.2% )
・米10年債利回りは、2.20%。(前週2.14%)
・米30年債利回りは、2.91%。(前週2.88%)
②商品市場
・引続き在庫増を示唆するデータに原油価格はほぼ7年振り低水準へ。
貴金属価格も続落だが週末にかけて小反発。
・原油価格は、バレル単価で$34.60で越週。(前週$35.47)
・金価格は、オンス単価で$1,065.95で越週。(前週$1,076.86)
③為替市場
・米利上げを受けてUSDは素直に上昇。
・対USDで下落が目立つのは商品(原油等)、AUD、CAD、GBP、EUR。
・BOJの黒田バズーカ第3弾への失望感からJPYは終盤にかけて上昇。
・クロス円での円高傾向が顕著な格好で越週。
*豪RBA議事録は利上げを急がないスタンスを明示。
*BOE首脳が英景気の先行きに慎重な発言。
*原油価格は材料難の中で続落。
*米FOMCでFF金利誘導目標を引き上げ。(0~0.25%→0.25~0.5%)
利上げは9年半振りで2008年からのゼロ金利政策に終止符。
*メキシコや中東などに追随利上げで資金流出を防止する動き。
*日銀(BOJ)は追加緩和に向けた補完的な措置を発表。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・”行って来い”的な往来相場の中で株式市場は前半上昇、終盤下落
の展開。債券市場も価格頭打ち(利回り上昇)の動き。
・日経平均も前週に次ぐ続落で1万9千円割れで越週。
週終値は、18,986.80円。(前週19,230.48円)
・米Dow→$17,125.65、S&P500→$2,005.53、Nasdaq→$4,923.08)
(前週 $17,264.01 $2,012.31 $4,933.47)
(前週比 -0.8% -0.3% -0.2% )
・米10年債利回りは、2.20%。(前週2.14%)
・米30年債利回りは、2.91%。(前週2.88%)
②商品市場
・引続き在庫増を示唆するデータに原油価格はほぼ7年振り低水準へ。
貴金属価格も続落だが週末にかけて小反発。
・原油価格は、バレル単価で$34.60で越週。(前週$35.47)
・金価格は、オンス単価で$1,065.95で越週。(前週$1,076.86)
③為替市場
・米利上げを受けてUSDは素直に上昇。
・対USDで下落が目立つのは商品(原油等)、AUD、CAD、GBP、EUR。
・BOJの黒田バズーカ第3弾への失望感からJPYは終盤にかけて上昇。
・クロス円での円高傾向が顕著な格好で越週。
Global Stocks : Looks Uncomfortable.
米利上げなどの織り込み済みの材料を着々と消化しながら株式市場には調整色が強まってきました。 時節柄どうしても現金比率を高める圧力がかかるタイミングではありますが、特に米株は重要サポートに触り始めているところですので、クリスマス週の値動きが重要となりそうです。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
JPY : Looking UP in 2016 ?
黒田バズーカの不発とそもそもの手詰まり感や株式市場の調整圧力などを背景に不気味な円高圧力を感じる展開となっています。
時節柄足元の値動きには相当の騙しやノイズが入り易いのですが、先週の終盤での不気味なJPYの上昇は気になりますね。
男気のある政策断行で評価されていた面もある日銀の黒田総裁ですが、先週の言動には従来はやらないといっていたはずの政策の小出し(逐次投入)ではないかとの批判も出ており、市場参加者の批判と悲観が足元の円高圧力の背景ではないかと感じます。
本邦勢は年始に向けて活動が落ちますが、欧米勢はクリスマス直後からしっかり復帰する傾向もあるので、円の動向に関しては波乱含みの年末年始となる可能性も頭に入れておきたいものです。
USDJPY DAILY |
AUDJPY DAILY |
CADJPY DAILY |
EURJPY DAILY |
GBPJPY DAILY |
時節柄足元の値動きには相当の騙しやノイズが入り易いのですが、先週の終盤での不気味なJPYの上昇は気になりますね。
男気のある政策断行で評価されていた面もある日銀の黒田総裁ですが、先週の言動には従来はやらないといっていたはずの政策の小出し(逐次投入)ではないかとの批判も出ており、市場参加者の批判と悲観が足元の円高圧力の背景ではないかと感じます。
本邦勢は年始に向けて活動が落ちますが、欧米勢はクリスマス直後からしっかり復帰する傾向もあるので、円の動向に関しては波乱含みの年末年始となる可能性も頭に入れておきたいものです。
CRUDE OIL : Almost 7 Years' Low.
原油価格がほぼ7年振り低水準の$35割れで越週です。
商社筋を中心にコモディティ市場に深く入り込んでいる人達でも全く想定していなかった水準までの下落となっています。
昨年(2014年)の11月に中東に行きましたが、その時に接点を持った大多数の人達は既に強気であり、$50割れの可能性など全く俎上に乗らなかったのですが、金融市場というものは本当に怖いと思います。
逆に最近では、$20台まで行くという声が相当出始めている状況ですが・・・・
原油価格の下落の背景は色々あります。
シェール革命? ISによる闇市場での大量安売り? 足並み乱れるOPECが減産策をまとめられない?
色々言われていますが、実は世界景気が減速しており、需要サイドが相当縮小しているのではないかという見方もあります。少なくともこういう要素もあるのは事実でしょう。そしてそういう中で米国がゼロ金利政策に終止符を打つという歴史的なイベントがあったわけです。タイミング的にどうだったのか、ここは不安を持ちながらも動かないわけには行かない事情があったのか・・?
色々と考えさせられる2015年の年末です。
CRUDE OIL DAILY |
昨年(2014年)の11月に中東に行きましたが、その時に接点を持った大多数の人達は既に強気であり、$50割れの可能性など全く俎上に乗らなかったのですが、金融市場というものは本当に怖いと思います。
逆に最近では、$20台まで行くという声が相当出始めている状況ですが・・・・
原油価格の下落の背景は色々あります。
シェール革命? ISによる闇市場での大量安売り? 足並み乱れるOPECが減産策をまとめられない?
色々言われていますが、実は世界景気が減速しており、需要サイドが相当縮小しているのではないかという見方もあります。少なくともこういう要素もあるのは事実でしょう。そしてそういう中で米国がゼロ金利政策に終止符を打つという歴史的なイベントがあったわけです。タイミング的にどうだったのか、ここは不安を持ちながらも動かないわけには行かない事情があったのか・・?
色々と考えさせられる2015年の年末です。
Top FX Movers of the Week.(Dec.14th - Dec.18th.2015)
2015年12月14日(月)~12月18日(金)の週を通した主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPNZD↓2.2136 2.2671 -535 -2.42%
2.GBPUSD↓1.4893 1.5228 -335 -2.25%
3.GBPJPY↓ 180.56 184.03 -347 -1.92%
4.GBPAUD↓2.0776 2.1174 -398 -1.92%
5.NZDCAD↑0.9378 0.9225 +153 +1.63%
6.USDCAD↑1.3946 1.3750 +196 +1.41%
7.EURNZD↓1.6145 1.6367 -222 -1.38%
8.GBPCHF↓1.4773 1.4958 -185 -1.25%
9.NZDCHF↑ 0.6670 0.6589 +81 +1.21%
10.EURUSD↓1.0866 1.0993 -127 -1.17%
通貨レベルに分解すると以下の様になります。
上昇通貨 ⇒ NZD(4回),USD(3回),JPY,AUD,CHF
下落通貨 ⇒ GBP(5回),CAD(2回),EUR(2回),CHF
米国が超緩和政策に終止符を打った歴史的な週のパフォーマンスは上記のとおり素直にUSDが上昇しています。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年12月18日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.CADCHF↓0.7108 0.7144 -36 -0.51%
2.NZDCHF↓0.6670 0.6701 -31 -0.46%
3.EURCAD↑1.5152 1.5085 +67 +0.44%
4.AUDCHF↓0.7107 0.7137 -30 -0.42%
5.EURNZD↑1.6145 1.6080 +65 +0.40%
6.EURAUD↑1.5157 1.5100 +57 +0.38%
7.CADJPY↓ 86.90 87.20 -30 -0.35%
8.NZDJPY↓ 81.53 81.79 -26 -0.32%
9.GBPCHF↓1.4773 1.4818 -45 -0.30%
10.USDCHF↓0.9918 0.9947 -29 -0.29%
通貨レベルへの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ CHF(5回),EUR(3回),JPY(2回)
下落通貨 ⇒ CAD(3回),NZD(3回),AUD(2回),GBP,USD
2015年12月13日日曜日
Review of the Week.(Dec.7th - Dec.11th.2015)
2015年12月7日(月)~12月11日(金)の週の簡単なReviewです。
*IEAによる過剰供給状態の悪化見通しを材料に原油価格が、
バレル単価で$40割れし売りが加速。
*RBNZが予想通りの利下げ。(OCR金利2.75%→2.50%)
Wheeler総裁からは、緩和の打ち止め感と景気先行きに自信を
示す内容の声明。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全体的に株式市場下落、債券市場上昇(利回り低下)の流れ。
・日経平均は、19,230.48円で越週。(前週19,504.48)
・米Dow→$17,264.01、S&P500→$2,012.31、Nasdaq→$4,933.47)
(前週 $17,847.63 $2,091.61 $5,147.27)
(前週比 -3.3% -3.8% -4.1% )
・米10年債利回りは、2.14%。(前週2.27%)
・米30年債利回りは、2.88%。(前週3.01%)
・10年債5週、30年債は6週ぶりの低利回り。
②商品市場
・原油価格が崩れた事で商品市場全体に下落圧力。
・IEAが2016年見通しで過剰供給状態がさらに悪化する可能性に
警鐘を鳴らしたことで原油価格は底抜け。$40を割り込んで加速し、
週の終値はバレル単価で$35.47。(前週$40.09)
・金価格は、オンス単価で$1,076.86で越週。(前週$1,086.38)
③為替市場
・原油価格の下抜けでCADに下落圧力。
・RBNZが市場予想通りに利下げするも総裁の強気の声明や
材料出尽くし感からNZDには買い戻しが入る展開。
・株価調整でJPYにも一定の上昇圧力。
*IEAによる過剰供給状態の悪化見通しを材料に原油価格が、
バレル単価で$40割れし売りが加速。
*RBNZが予想通りの利下げ。(OCR金利2.75%→2.50%)
Wheeler総裁からは、緩和の打ち止め感と景気先行きに自信を
示す内容の声明。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全体的に株式市場下落、債券市場上昇(利回り低下)の流れ。
・日経平均は、19,230.48円で越週。(前週19,504.48)
・米Dow→$17,264.01、S&P500→$2,012.31、Nasdaq→$4,933.47)
(前週 $17,847.63 $2,091.61 $5,147.27)
(前週比 -3.3% -3.8% -4.1% )
・米10年債利回りは、2.14%。(前週2.27%)
・米30年債利回りは、2.88%。(前週3.01%)
・10年債5週、30年債は6週ぶりの低利回り。
②商品市場
・原油価格が崩れた事で商品市場全体に下落圧力。
・IEAが2016年見通しで過剰供給状態がさらに悪化する可能性に
警鐘を鳴らしたことで原油価格は底抜け。$40を割り込んで加速し、
週の終値はバレル単価で$35.47。(前週$40.09)
・金価格は、オンス単価で$1,076.86で越週。(前週$1,086.38)
③為替市場
・原油価格の下抜けでCADに下落圧力。
・RBNZが市場予想通りに利下げするも総裁の強気の声明や
材料出尽くし感からNZDには買い戻しが入る展開。
・株価調整でJPYにも一定の上昇圧力。
Crude Oil : $40 Support Broken.
IEAによる原油の過剰供給状態の長期定着見通しを受けて原油価格が下抜けし、一気に$40のサポートラインを破壊しました。
実際に各産油国は、価格下落による歳入減に対して追加供給で対処しようという算段のように見えてしまいます。
原油価格がこれだと、物価も上がりにくい訳ですが、FOMCの利上げは断行されそうですし、先行きはどう落ち着いていくのでしょうか・・・
原油価格の復活には、本当に怖い地政学リスクの急台頭などが必要なのかもしれませんね。
Crude Oil Daily |
実際に各産油国は、価格下落による歳入減に対して追加供給で対処しようという算段のように見えてしまいます。
原油価格がこれだと、物価も上がりにくい訳ですが、FOMCの利上げは断行されそうですし、先行きはどう落ち着いていくのでしょうか・・・
原油価格の復活には、本当に怖い地政学リスクの急台頭などが必要なのかもしれませんね。
Top FX Movers of the Week.(Dec.7th - Dec.11th 2015)
2015年12月7日(月)~12月11日(金)の週次ベースでの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.CADJPY↓ 87.87 92.11 -424 -4.83%
2.CADCHF↓ 0.7140 0.7444 -304 -4.26%
3.AUDJPY↓ 86.86 90.38 -352 -4.05%
4.EURCAD↑ 1.5118 1.4532 +586 +3.88%
5.GBPCAD↑ 2.0941 2.0179 +762 +3.64%
6.AUDCHF↓ 0.7057 0.7313 -256 -3.63%
7.EURAUD↑ 1.5291 1.4809 +482 +3.15%
8.GBPAUD↑ 2.1174 2.0564 +610 +2.88%
9.USDCAD↑ 1.3750 1.3362 +388 +2.82%
10.NZDCAD↑ 0.9225 0.9007 +218 +2.36%
通貨レベルへの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ JPY(2回),CHF(2回),EUR(2回),GBP(2回),USD,NZD
下落通貨 ⇒ CAD(6回),AUD(4回)
週次ベースで見るとCADとAUDの下落が際立つ週でした。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年12月11日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.AUDCHF↓0.7057 0.7069 -12 -0.17%
2.CADCHF↓0.7140 0.7152 -12 -0.17%
3.AUDNZD↓1.0700 1.0715 -15 -0.14%
4.GBPCAD↑2.0941 2.0912 +29 +0.14%
5.GBPJPY↑184.03 183.81 +22 +0.12%
6.NZDJPY↑ 81.13 81.04 +9 +0.11%
7.EURNZD↓1.6367 1.6384 -17 -0.10%
8.CHFJPY↑ 122.97 122.85 +12 +0.10%
9.GBPUSD↑ 1.5228 1.5215 +13 +0.09%
10.EURCHF↓ 1.0799 1.0808 -9 -0.08%
通貨レベルへの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ CHF(4回),NZD(3回),GBP(3回)
下落通貨 ⇒ JPY(3回),AUD(2回),CAD(2回),EUR(2回),USD
2015年12月6日日曜日
Review of the Week.(Nov.30th - Dec.4th 2015)
2015年11月30日(月)~12月4日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*緩和期待のあったECBがmain refinance rateを0.5%で据え置き。
deposit rateを10bp引き下げてマイナス金利幅を拡大。
(-0.2%→-0.3%へ) 市場の緩和期待は裏切られた格好。
*BOC(カナダ中銀)、RBA(豪中銀)は、政策金利据え置き。
(0.5%) (2.0%)
*米11月雇用統計は、NFP(非農業部門雇用者数)が+211千人
と市場予想の+198千人を上回る。失業率は5.0%で横ばい。
(前月のデータも情報修正)
①株式市場 / 債券市場
・3日(木)にECBの緩和が小規模だったことで全般的に
株式市場は大幅下落。4日(金)には堅調な米雇用統計後に
大幅ん回復する乱高下。債券市場はやや上昇(利回り低下)。
・日経平均は、週央に2万円回復も3日(木)の海外市場の流れ
から4日(金)に大幅下落。(週初は反発期待も)
19,504.48円で越週。(前週19,883.94円)
・米Dow→$17,847.63、S&P500→$2,091.61、Nasdaq→$5,147.27)
(前週 $17,798.49 $2,090.11 $5,127.53)
(前週比 +0.3% +0.1% +0.3% )
・米10年債利回りは、2.27%。(前週2.23%)
・米30年債利回りは、3.01%。(前週3.00%)
②商品市場
・商品市場は4日(金)の11月米雇用統計後に反発。
ただしOPECの産出量維持の方針表明を受けて原油価格は
下落圧力。終値はバレル単価で$40.09で越週。(前週$41.93)
・金価格は上昇。オンス単価で$1,086.38で越週。(前週$1,058.31)
③為替市場
・欧州通貨のショートカバーが中心の週。
・EURとCHFの買い戻しが席巻。NZDにも買い戻し。
・北米(USD,CAD)、GBP、JPYは負け組。
・USD INDEXは前週の100越えから反落。
FOMCに向けて下値バイアスでの越週。
金融市場
*緩和期待のあったECBがmain refinance rateを0.5%で据え置き。
deposit rateを10bp引き下げてマイナス金利幅を拡大。
(-0.2%→-0.3%へ) 市場の緩和期待は裏切られた格好。
*BOC(カナダ中銀)、RBA(豪中銀)は、政策金利据え置き。
(0.5%) (2.0%)
*米11月雇用統計は、NFP(非農業部門雇用者数)が+211千人
と市場予想の+198千人を上回る。失業率は5.0%で横ばい。
(前月のデータも情報修正)
①株式市場 / 債券市場
・3日(木)にECBの緩和が小規模だったことで全般的に
株式市場は大幅下落。4日(金)には堅調な米雇用統計後に
大幅ん回復する乱高下。債券市場はやや上昇(利回り低下)。
・日経平均は、週央に2万円回復も3日(木)の海外市場の流れ
から4日(金)に大幅下落。(週初は反発期待も)
19,504.48円で越週。(前週19,883.94円)
・米Dow→$17,847.63、S&P500→$2,091.61、Nasdaq→$5,147.27)
(前週 $17,798.49 $2,090.11 $5,127.53)
(前週比 +0.3% +0.1% +0.3% )
・米10年債利回りは、2.27%。(前週2.23%)
・米30年債利回りは、3.01%。(前週3.00%)
②商品市場
・商品市場は4日(金)の11月米雇用統計後に反発。
ただしOPECの産出量維持の方針表明を受けて原油価格は
下落圧力。終値はバレル単価で$40.09で越週。(前週$41.93)
・金価格は上昇。オンス単価で$1,086.38で越週。(前週$1,058.31)
③為替市場
・欧州通貨のショートカバーが中心の週。
・EURとCHFの買い戻しが席巻。NZDにも買い戻し。
・北米(USD,CAD)、GBP、JPYは負け組。
・USD INDEXは前週の100越えから反落。
FOMCに向けて下値バイアスでの越週。
Global Stocks : Cross-Roads...
欧州が市場が期待したような緩和を見送ったことで、11月3日(木)の株式市場には大きな失望売りが席巻しました。
翌4日(金)の米11月雇用統計が堅調な結果だったために、コメ株市場は”行って来い”的な戻しを実現していますが、先週は少々株式市場に揺さぶりが入ったと言えそうです。
木曜日の欧米市場の下落を受けて金曜日の日本株市場も大きめの売りが入っていますが、金曜日の雇用統計後の米株の反発を受けて、週明けには買い戻しが期待されます。
ダメージの深さと、修復の程度に注目の週明けということになりそうです。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
翌4日(金)の米11月雇用統計が堅調な結果だったために、コメ株市場は”行って来い”的な戻しを実現していますが、先週は少々株式市場に揺さぶりが入ったと言えそうです。
木曜日の欧米市場の下落を受けて金曜日の日本株市場も大きめの売りが入っていますが、金曜日の雇用統計後の米株の反発を受けて、週明けには買い戻しが期待されます。
ダメージの深さと、修復の程度に注目の週明けということになりそうです。
EUR : The Killer of the Week.
ECBはマイナス金利こそ拡大したものの、政策金利の据え置きや足元の経済成長見通しの情報修正などもあってEURには強烈な買い戻しが入りました。
翌日に米雇用統計を控えていたこともあるでしょうが、なかなか強烈なショートカバーでした。
結局は金曜日の米雇用統計後の乱高下もサバイブする形でEURは木曜日の反発を維持しながらの越週となりました。
ちょっとしたどんでん返し劇でしたが、市場にはかなりのダメージが残ったと思います。
FOMCに向けて、またFOMCの前後で、どういう動きになっているのか・・・
12月はまだまだドラマを提供してくれそうな気配です。
EURUSD DAILY |
EURJPY DAILY |
結局は金曜日の米雇用統計後の乱高下もサバイブする形でEURは木曜日の反発を維持しながらの越週となりました。
ちょっとしたどんでん返し劇でしたが、市場にはかなりのダメージが残ったと思います。
FOMCに向けて、またFOMCの前後で、どういう動きになっているのか・・・
12月はまだまだドラマを提供してくれそうな気配です。
Precious Metals : Just a Squeeze?
11月4日(金)の米株市場の復活に呼応する格好で、貴金属にも久しぶりに大きめの陽線が出ています。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
それにしても今回の陽線によって、余計にそれまでの長期間に及ぶベアマーケットのトレンドが際立つ感じがします。
12月でもあるし、FOMCもあるしということで、流動性の少ないところからポジションの手仕舞いも入りやすいということかもしれません。
貴金属の立ち上がりにはちょっと注目していきたいですね。
Top FX Movers of the Week.(Nov.30th - Dec.4th 2015)
2015年11月30日(月)~12月4日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.CHFJPY↑123.54 119.23 +431 +3.49%
2.NZDJPY↑ 83.00 80.19 +281 +3.39%
3.USDCHF↓0.9961 1.0292 -331 -3.32%
4.CADCHF↓0.7451 0.7691 -240 -3.22%
5.NZDUSD↑0.6745 0.6529 +216 +3.20%
6.NZDCAD↑0.9007 0.8724 +283 +3.14%
7.GBPCHF↓1.5046 1.5474 -428 -2.84%
8.EURJPY↑ 133.88 130.09 +379 +2.83%
9.GBPNZD↓2.2383 2.2991 -608 -2.72%
10.EURUSD↑1.0875 1.0591 +284 +2.61%
通貨レベルへの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ CHF(4回),NZD(4回),EUR(2回)
下落通貨 ⇒ JPY(3回),USD(3回),CAD(2回),GBP(2回)
結局週次ベースで、USD、JPYは下落。EUR,CHFとNZDが圧巻の上昇という結果でした。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年12月4日(金)の北米市場における最後の4時間枠での主要通貨動向です。米雇用統計も消化して週の受給が最後に均衡する過程はどう動いたのでしょうか。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.USDCHF↓ 0.9961 1.0005 -44 -0.44%
2.AUDCHF↓ 0.7313 0.7345 -32 -0.44%
3.GBPCHF↓ 1.5046 1.5107 -61 -0.41%
4.NZDCHF↓ 0.6717 0.6744 -27 -0.40%
5.EURCHF↓ 1.0834 1.0874 -40 -0.37%
6.CHFJPY↑ 123.54 123.09 +45 +0.36%
7.CADCHF↓ 0.7451 0.7472 -21 -0.28%
8.AUDCAD↓ 0.9809 0.9829 -20 -0.20%
9.NZDCAD↓ 0.9007 0.9025 -18 -0.20%
10.USDCAD↓ 1.3361 1.3387 -26 -0.19%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ CHF(7回),CAD(3回)
下落通貨 ⇒ USD(2回),AUD(2回),NZD(2回),GBP,EUR,JPY,CAD
イベントにより木曜日のECBでEURが買い戻され、金曜日の米雇用統計でUSDが乱高下した後に最後のリスク調整時に遅ればせながらCHFのショートカバーが入ったというような図式でしょうか。
Top FX Movers for the Month of November 2015.
2015年11月を通した月次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDCAD↑0.8922 0.8791 +131 +1.47%
2.NZDCHF↑0.6870 0.6770 +100 +1.46%
3.NZDUSD↑0.6673 0.6581 +92 +1.38%
4.AUDCAD↑0.9787 0.9654 +133 +1.36%
5.AUDCHF↑0.7535 0.7434 +101 +1.34%
6.GBPNZD↓2.2582 2.2869 -287 -1.27%
7.AUDUSD↑0.7319 0.7226 +93 +1.27%
8.NZDJPY↑ 82.02 81.02 +100 +1.22%
9.GBPAUD↓2.0587 2.0829 -242 -1.18%
10.AUDJPY↑ 89.96 88.95 +101 +1.12%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ NZD(5回),AUD(5回)
下落通貨 ⇒ CAD(2回),CHF(2回),USD(2回),GBP(2回),JPY(2回)
全体としてはAUD、NZDと言った南半球通貨が上昇したことになりますが、変動幅は1%台ですから継続的な動きではなく、頻繁に上下動のSWINGが続いたイメージでもあります。自動売買などがかなり苦戦した月であったのですが、このあたりにも原因がありそうですね。
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