2015年12月7日(月)~12月11日(金)の週の簡単なReviewです。
*IEAによる過剰供給状態の悪化見通しを材料に原油価格が、
バレル単価で$40割れし売りが加速。
*RBNZが予想通りの利下げ。(OCR金利2.75%→2.50%)
Wheeler総裁からは、緩和の打ち止め感と景気先行きに自信を
示す内容の声明。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全体的に株式市場下落、債券市場上昇(利回り低下)の流れ。
・日経平均は、19,230.48円で越週。(前週19,504.48)
・米Dow→$17,264.01、S&P500→$2,012.31、Nasdaq→$4,933.47)
(前週 $17,847.63 $2,091.61 $5,147.27)
(前週比 -3.3% -3.8% -4.1% )
・米10年債利回りは、2.14%。(前週2.27%)
・米30年債利回りは、2.88%。(前週3.01%)
・10年債5週、30年債は6週ぶりの低利回り。
②商品市場
・原油価格が崩れた事で商品市場全体に下落圧力。
・IEAが2016年見通しで過剰供給状態がさらに悪化する可能性に
警鐘を鳴らしたことで原油価格は底抜け。$40を割り込んで加速し、
週の終値はバレル単価で$35.47。(前週$40.09)
・金価格は、オンス単価で$1,076.86で越週。(前週$1,086.38)
③為替市場
・原油価格の下抜けでCADに下落圧力。
・RBNZが市場予想通りに利下げするも総裁の強気の声明や
材料出尽くし感からNZDには買い戻しが入る展開。
・株価調整でJPYにも一定の上昇圧力。