2015年12月13日日曜日

Review of the Week.(Dec.7th - Dec.11th.2015)

2015年12月7日(月)~12月11日(金)の週の簡単なReviewです。

*IEAによる過剰供給状態の悪化見通しを材料に原油価格が、
 バレル単価で$40割れし売りが加速

*RBNZが予想通りの利下げ。(OCR金利2.75%→2.50%)
 Wheeler総裁からは、緩和の打ち止め感と景気先行きに自信を
 示す内容の声明。 

金融市場

①株式市場 / 債券市場

 ・全体的に株式市場下落債券市場上昇(利回り低下)の流れ。
 ・日経平均は、19,230.48円で越週。(前週19,504.48)
 ・米Dow→$17,264.01、S&P500→$2,012.31、Nasdaq→$4,933.47)
 (前週   $17,847.63                $2,091.61               $5,147.27)
 (前週比     -3.3%            -3.8%            -4.1% )
 ・米10年債利回りは、2.14%。(前週2.27%)
 ・米30年債利回りは、2.88%。(前週3.01%)
 ・10年債5週、30年債は6週ぶりの低利回り。

②商品市場

 ・原油価格が崩れた事で商品市場全体に下落圧力
 ・IEAが2016年見通しで過剰供給状態がさらに悪化する可能性に
  警鐘を鳴らしたことで原油価格は底抜け。$40を割り込んで加速し、
  週の終値はバレル単価で$35.47。(前週$40.09)
 ・金価格は、オンス単価で$1,076.86で越週。(前週$1,086.38)

③為替市場

 ・原油価格の下抜けでCADに下落圧力
 ・RBNZが市場予想通りに利下げするも総裁の強気の声明や
  材料出尽くし感からNZDには買い戻しが入る展開
 ・株価調整でJPYにも一定の上昇圧力