2015年12月20日日曜日

Review of the Week.(Dec.14th - Dec.18th 2015)

2015年12月14日(月)~12月18日(金)の週の簡単なReviewです。

*豪RBA議事録は利上げを急がないスタンスを明示

*BOE首脳が英景気の先行きに慎重な発言

*原油価格は材料難の中で続落

*米FOMCでFF金利誘導目標を引き上げ。(0~0.25%→0.25~0.5%)
 利上げは9年半振りで2008年からのゼロ金利政策に終止符

*メキシコや中東などに追随利上げで資金流出を防止する動き

*日銀(BOJ)は追加緩和に向けた補完的な措置を発表

金融市場

①株式市場 / 債券市場

 ・”行って来い”的な往来相場の中で株式市場は前半上昇、終盤下落
   の展開。債券市場も価格頭打ち(利回り上昇)の動き
 ・日経平均も前週に次ぐ続落で1万9千円割れで越週
  週終値は、18,986.80円。(前週19,230.48円)
 ・米Dow→$17,125.65、S&P500→$2,005.53、Nasdaq→$4,923.08)
 (前週   $17,264.01                $2,012.31               $4,933.47)
 (前週比     -0.8%            -0.3%            -0.2% )
 ・米10年債利回りは、2.20%。(前週2.14%)
 ・米30年債利回りは、2.91%。(前週2.88%)
 
②商品市場

 ・引続き在庫増を示唆するデータに原油価格はほぼ7年振り低水準へ
  貴金属価格も続落だが週末にかけて小反発。
 ・原油価格は、バレル単価で$34.60で越週。(前週$35.47)
 ・金価格は、オンス単価で$1,065.95で越週。(前週$1,076.86)

③為替市場

 ・米利上げを受けてUSDは素直に上昇
 ・対USDで下落が目立つのは商品(原油等)、AUD、CAD、GBP、EUR
 ・BOJの黒田バズーカ第3弾への失望感からJPYは終盤にかけて上昇
 ・クロス円での円高傾向が顕著な格好で越週