2015年12月14日(月)~12月18日(金)の週の簡単なReviewです。
*豪RBA議事録は利上げを急がないスタンスを明示。
*BOE首脳が英景気の先行きに慎重な発言。
*原油価格は材料難の中で続落。
*米FOMCでFF金利誘導目標を引き上げ。(0~0.25%→0.25~0.5%)
利上げは9年半振りで2008年からのゼロ金利政策に終止符。
*メキシコや中東などに追随利上げで資金流出を防止する動き。
*日銀(BOJ)は追加緩和に向けた補完的な措置を発表。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・”行って来い”的な往来相場の中で株式市場は前半上昇、終盤下落
の展開。債券市場も価格頭打ち(利回り上昇)の動き。
・日経平均も前週に次ぐ続落で1万9千円割れで越週。
週終値は、18,986.80円。(前週19,230.48円)
・米Dow→$17,125.65、S&P500→$2,005.53、Nasdaq→$4,923.08)
(前週 $17,264.01 $2,012.31 $4,933.47)
(前週比 -0.8% -0.3% -0.2% )
・米10年債利回りは、2.20%。(前週2.14%)
・米30年債利回りは、2.91%。(前週2.88%)
②商品市場
・引続き在庫増を示唆するデータに原油価格はほぼ7年振り低水準へ。
貴金属価格も続落だが週末にかけて小反発。
・原油価格は、バレル単価で$34.60で越週。(前週$35.47)
・金価格は、オンス単価で$1,065.95で越週。(前週$1,076.86)
③為替市場
・米利上げを受けてUSDは素直に上昇。
・対USDで下落が目立つのは商品(原油等)、AUD、CAD、GBP、EUR。
・BOJの黒田バズーカ第3弾への失望感からJPYは終盤にかけて上昇。
・クロス円での円高傾向が顕著な格好で越週。