2014年1月19日日曜日

Well-Tuned EIGO. : (Gate-)Crash / Not To Be Outdone.

先ずはこれから・・・

Beyonce, Kelly Rowland Crash Private Karaoke Party In Miami.

元Destiny Childのビオンセとケリーローランドがマイマミのカラオケパーティに乱入して生歌を披露して店や客を驚かせたと言う事件(?)がありました。スーパースターに乱入されて生歌まで聴けて失神してしまった客も出たそうで、相当盛り上がったのでしょうね。

ここでCrashという動詞が使われてますが、Gate-crashの事で、文字通り(門を壊して)乱入する、飛び入りする、と言う事ですね。

ここまでは実話なのですが・・・・・

これを背景にしたJokeが目に止まって思わず感心し、笑ってしまいました。

Last Week in Miami, Beyonce crashed a karaoke bar and started one of her own songs.
 Not to be outdone, Britney Spears crashed the same bar and lip-synced one of her own songs.
(訳) 先週、マイアミでビオンセがカラオケバーに飛び入りして自身の歌を披露した。
負けじとブリットニー・スピアーズも同じカラオケバーに乱入し自身の歌を口パクで演じた。

ブリットニー・スピアーズにはライブ講演やコンサート等で何かと口パク疑惑も多いので、このようなオチが使われるのでしょう。

Not to be outdone ⇒ Outdoされないように ⇒ 負けじと、対抗心を燃やして
Lip-Sync = Lip Synchronization = 口パク、口合わせ

と言う意味ですが、このように"負けじと~する"、"対抗して~する"と言う時にこの Not to be outdone と言うのがさらっと使えると格好いいですね。

Well-Tuned EIGO. : Fiddle While Rome Burns.

久し振りにこの(やや古典的な)表現に出くわしたのは、Moneynews.com の記事でした。

Jim Rogers :
 Investors May as Well Fiddle While Rome Burns.

ジム・ロジャース氏が、投資家に警鐘を鳴らしていると言う内容なのですが、直訳すれば、
「投資家はローマが炎上している時にバイオリンを奏でているようなものだ」と言う事になります。

Fiddle While Rome Burns = ローマが燃えている時にバイオリンを演奏する と言うのは、ローマ皇帝だったネロが実際にそのようにして国家滅亡を招いたとの故事から来ており、一大危機に適時な対応をせずに暢気且つ無関心でいると言う事ですね。

While Rome Burns の部分は、While Rome Is Burning と進行形での用例も多いと思います。

冒頭の記事は、ジム・ロジャース氏が、現状の株式市場について中銀勢の異次元緩和による資産価格のバブル的上昇は何時弾けるかは予想困難だが、弾けた時には悲惨な結末となる事に警鐘を鳴らしている内容になっています。

ただ、興味深いのは、同氏は記事の中で、「それでも2014年の投資先を二つ挙げるとすれば、それは日本と中国の株式市場だ」と言う発言もしています。その際のタイタニック号を使った比喩も流石と言う感じですね。

Jim Rogers says central banks around the world are arranging deck chairs on the Titanic, but if he had to recommend where to invest in stocks in 2014, two of his top picks would be Japan and China.

決してバラ色ではない投資環境の中、寧ろ何時来るかわからない崩壊リスクの中で目先は上昇余地のあるリスク資産にリスク覚悟で投資をするべき時であるという事ですが、実際の投資家達はあまりにもノーテンキな投資をしていると言う実態とのギャップにロジャース氏が危機感を募らせていると言う事でしょう。

Review of the Week.(Jan.13th - 17th.2014.)

2014年1月13日(月)~17日(金)の週の簡単なReviewです。

1 Key Events.

 ①米国
  ・FRB⇒オバマ大統領が元イスラエル中銀総裁の
      Stanley Fischer氏を次期副議長に任命。
      (Yellen次期議長の後任)
  ・12月小売売上高⇒+0.2%(予想+0.3%)。
  ・Atlanta連銀Lockhert総裁⇒状況に著変無ければ年内は
                      "Similar Tapering Step"を想定。
    雇用にも物価にも若干の懸念。
    12月の失業率6.7%は実体よりもよい数字。
    この状況での6.5%のThreshouldは本来の意味を持たない。
  ・1月The Empire State製造業Index⇒12.5(予想4.5)。
  ・12月Headline PPI⇒+1.2%(予想+0.8%yoy)。
     Core PPI⇒+1.4%(予想+1.3%yoy)。
  ・Philadelphia連銀 Plosser総裁⇒12月の弱い雇用統計は
         Tapering計画への影響は無し。
  ・Dallas連銀Fisher総裁⇒Tapering開始を歓迎。
          2倍のペースが望ましい。
  ・St.Louis Bullard総裁⇒単月データの影響は軽微。
           Taperingは継続。
  ・Richmond連銀 Lacker総裁⇒今後も同様のtaperingを議論。
  ・12月CPI⇒+1.5%yoy。コアCPIは+1.7%。
  ・失業保険申請件数⇒1月11日の週は326千件と微減。
  ・Fed's Beige Book⇒全地域でModerate to Modestな景気拡大。
         全地域で製造業、不動産が拡大。
         異常寒波の影響は軽微。
         複数地域の複数セクターで雇用に逼迫間。
         三分の二の地域で雇用が改善。
 
 ②欧州 / スイス
  ・ECB⇒ Draghi総裁が"The Banker"により
   "Governor of the Year award for 2014"に選出。
  ・11月欧州圏鉱工業生産⇒+1.8%(予想+1.6%mom)。
        ・11月欧州圏貿易統計⇒eur160bioの黒字(予想を下回る)。
  ・スイス11月小売売上高⇒+4.2%(予想+2.3%yoy)。
  ・欧州圏12月CPI⇒+0.8%(unch)。
  ・独12月CPI⇒+0.4%,コア+1.4%(unch)。

 ③英国
  ・12月CPI⇒+2.0%(yoy)に減速(予想+2.1%)。
       コアCPIも+1.7%に減速(予想+1.8%)。
  ・12月小売売上高⇒+2.6%(予想+0.5%mom)。
          1996年以来で12月データの最高値。

 ④世銀
  ・2014年世界経済成長予測⇒+3.0%⇒+3.2%に引上げ。
  ・2015年世界経済成長予測⇒3.3%⇒3.4%に引上げ。

 ⑤豪州
  ・12月雇用統計⇒雇用者数▲22.6千人(予想+10.3千人)。
         Full Time▲31.6千人,Part Time +9千人。
         失業率は5.8%(unch)。
         Participationは64.8%⇒64.6%に低下。

2 金融市場

 ①株式市場 / 債券市場
  ・先週の雇用統計の影響は軽微か?
   株式市場、債券市場共に落ち着いた展開。
  ・週次ベースでDow+0.1%,S&P500▲0.2%,Nasdaq+0.5%。
  ・米10年債利回り2.82%(前週2.86%),30年債3.75%(前週3.8%)。

 ②商品市場
  ・厳冬要因で原油価格は1バレル$94.08(前週$92.71)。
  ・金価格も1オンス$1,253.43と堅調。

 ③為替市場
  ・米ドル反発。NFP後の下落を全戻し。
  ・雇用ショックは豪ドルへ。豪ドルも前週上昇分全戻し。
  ・英国ポンドは調整後に一段高。
  ・日本円は円高一服も小康状態。

AUD : Killed by Shocking Job Data.

先週に前週の米ドルの役割を演じたのは、皮肉にも米雇用統計後に大きく上昇した豪ドルでした。
AUDUSD DAILY ⇒ OMG....

殆ど為替のチャートと言うよりも落雷図みたいなイメージですが・・・

当局がずっと豪ドル高懸念を持っている中で悪い経済指標が続いたと言う側面がありますが、それにしても前週に上昇した以上に下落しているので物凄いVolatilityでしたね。


豪ドルは対円ではこういう感じです。
AUDJPY DAILY ⇒ OMG.......
こちらは前回はここで拾った人が勝ちでしたという水準まで下落してきた格好ですね。

ここから下に崩れると更に走るイメージがありますが、かなり急激に下げてきている事もあり、豪ドルのショートポジションは先々週に大きく縮小したものが先週の展開の中で特に後半の木曜日、金曜日で再拡大して来ている可能性が大です。

そういう意味では現行水準でのショートが膨らんでいる分、Squeezeには要注意であり、ジェットコースターのような相場が続くのかもしれませんね。

USDJPY : Back to Where It Was.

ドル円は結局先週は殆ど"行って来い"相場でしたね。
USDJPY DAILY ⇒ So What?

この日次チャートで現行水準を横に見ていくと、現在値でもある104円前後と言うのは過去の日足で何度も高値や安値になってきたところである事が実感出来ます。

上がってここまで。下がってここまで。

というのを繰り返してきている重要ゾーンなのですね。

どちらの方向から来ても、ここに来るとちょいと一服と言う茶店のような水準と言うと怒られそうですが、そんな一息入れ易い水準ではあるのでしょう。

チャート上に複数のIndicatorを入れてみると、これも興味深いことに売られ過ぎ、買われ過ぎのどちらでもない均衡水準である事もわかります。

円安路線が米雇用統計で壊れそうになったものの、その後の指標や他市場の持ち直しも合って大きな絵は修復されてきたと言う状況なのでしょう。

次の展開はもう少し見極めていきましょう。

EUR、GBP : They Touched and Went Separate Ways.

ユーロと英国ポンドの動向が面白いです。
EURUSD DAILY ⇒ One Thing
GBPUSD DAILY ⇒ Another













先々週の米国雇用統計後のように流石に米ドルに大きなベクトルが出れば同じ方向に動く両者ですが、実態は欧州圏と英国経済は全く別物であり、前者は小康状態で後者は復権著しいと言う状態ですので、やはり英国ポンドの方が足腰もしっかりしていると言うことでしょう。

両者のクロス取引もトレンドが出る時は凄い事になるのですが、そういう意味でもこのクロスが注目を浴びる展開もどこかで巡ってくる可能性もありますね。
EURGBP DAILY ⇒ Trending Down

Stay Tuned.