2013年1月20日日曜日

EURCHF Stays on Centerstage.

急上昇が注目を浴びるEURCHFですが、依然台風の目的な存在感を放っています。
EURCHF DAILY ⇒ 急騰モード維持?

金曜日は上髭、下髭共に長い形状で実体部分は陰線と言う少し気になる形状になっていますが、それにしても地殻隆起のようなチャート形状は見事です。それだけ世間が慌てたと言うことでもありますね。

CHFは世界中からあらゆる目的で、あらゆる類の資金が流入することで上昇しやすい通貨なのですが、スイス当局は欧州域内での貿易競争力維持の為にも対EURでの上昇の上限を1.20と定めてこの水準を割り込みそうになればじっとEUR買い・CHF売りで相場を支える訳で、チャートにおける左半分位の横ばい相場がまさにこういうときの水準です。

最近では世間はスイス中銀の買い支えは織り込み済みでしたが、流石に国外からのCHF預金へのマイナス金利適用と言う手段は効果的でした。スイス中銀相手に長期戦を仕掛けてきた投機のCHFロングは、マイナス金利と言うペナルティの適用を免れるために必死に国外に逃げ帰ったと言う展開ですね。

このクロスからはまだまだ目が離せません。