2013年1月2日水曜日

Fiscal Cliff Deal has Raised Risk Appetite.

米国の目下のアキレス腱とも成り得る懸念材料だった所謂”財政の崖”問題が解決に向かうということで金融市場は年初からポジティブなムードが先行しています。

結局増税対象となる線引きがオバマ大統領の年収250千ドルから450千ドル(家計収入)、400千ドル(単身者)と言うラインで妥協が成立したと言う事です。

波乱材料の解決により所謂Risk-onムードの相場になっています。米ドルと日本円が弱いというやつですね。

ドル円は、87円台に上昇しています。
USDJPY DAILY ⇒ 年末年始で87円越え!

ドル円は実質的な年末相場と認識された12月28日(金)の北米市場のクローズにかけて86円台を維持出来ずに85円台で31日(月)を迎えたのですが、しっかりと86円台を回復し、1月に入って最初から87円台と言う展開です。

上述の通り米ドル全体は弱いので、円以外の主要通貨は対ドルで上昇しています。
EURUSD DAILY ⇒ 年初は上昇から!














GBPUSD DAILY ⇒ GBPも上昇

最近は出遅れ気味であったコモディティ通貨も年初は堅調なスタートとなっています。
AUDUSD DAILY ⇒ しっかり上昇!













NZDUSD DAILY ⇒ NZDも!

4日の金曜日には12月の米雇用統計の発表が控えていますが、どうやらそこまではポジティブモードのRisk-On相場が継続する可能性が高そうです。