2013年1月27日日曜日

Top FX Movers Last Week.

先週の金融市場は、世界的な株式市場の上昇、日銀政策決定会合後の日本株や円の乱高下、利上げ期待の後退によるCADの大幅下落、指標悪化によるAUDやGBPの不調等が目立つ展開でした。

終わってみれば調整後の円安トレンドの復活振りやEURの強さが際立った印象を残す週となっています。

    通貨ペア ↑↓  週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
EURCAD1.3531   1.3199    +332     +2.45%

CADCHF↓ 0.9209   0.9416     -207      -2.25%

EURJPY    122.25   119.89    +236     +1.93%

EURAUD↑ 1.2901   1.2664    +237     +1.84%

CHFJPY     98.02     96.33     +169     +1.72%

AUDCHF↓ 0.9660   0.9814     -154      -1.59%

NZDCAD↑ 0.8423   0.8289    +134     +1.59%

EURGBP   0.8515   0.8384    +131     +1.54%

USDCAD1.0058   0.9916     +142    +1.41%

GBPCHF   1.4636   1.4828      -192     -1.31%

上記通貨ペアの分解結果は以下のようになります。
上昇通貨 ⇒ EUR(4回),CHF(4回),NZD,USD
下落通貨 ⇒ CAD(4回),JPY(2回),AUD(2回),GBP(2回)

EURの強さに対抗出来たのはCHFだけでしたが、これも先週の動きの調整が入ったからであり、事実上EURは驚くべき事に(?)一人勝ち的な構図を築きつつあります。
 下落サイドではCADの劇的な不調がありました。経済指標も鈍化してカナダ中銀より市場の利上げ期待を粉砕するようなコメントも出された事が大きいのですが、同様にAUDなども世界的な株式市場の好調さについていけない状況が目立っています。