2013年1月13日日曜日

USDJPY Closed the Week Above 89 Mark.

ドル円の上昇が85円で止まらずに、あっさり通過してしまったところが一種のパラダイムシフトを引き起こした感じがありますが、先週の金曜日の米雇用統計後に88円台が重たい印象すらあったドル円は先週の前半を底堅いレンジモードで消化した後、木曜日から再び上昇軌道に乗って89円台で越週しました。

・ドルには米株の堅調に加えて米長期金利の上昇と言う追い風。
・円には安倍新政権の一連の施策への期待感が継続。日銀も呼応するスタンス。

と言う背景を感じています。
USDJPY DAILY  ⇒ 89円台! 

90円が完全に視野に入る水準になってきました。

昨年は12月28日(金)が本邦勢の仕事納めでしたが、この日の東京市場が86円台でしたが、この日は海外市場で頭が重くなり、結局85円台に落とされて越週(本邦的には越年?)する事になりました。

それが、海外勢だけとなった12月31日(月)にあっさり86円台を回復し、2013年に入ってからはあまり調整らしい調整は入っていません。調整には価格軸の調整と時間軸があるのですが、最近の調整は時間軸での調整が中心となっており、価格はあまり動かずに暫く膠着してはまた上がると言う展開が続いているようです。

今の流れで行くのなら、来週は前半に揉み合って少しポジション調整もこなしながら後半には90円に突っかける局面があるかもしれません。