2013年6月23日日曜日

USDJPY Made a Good Recovery from 94ish to 99ish.

ドル円は週初に94円割れ寸前(94.08)まで下落し、その後も94円台前半で下値含みの展開となりましたが、週央のFOMCによるQE3の縮小シナリオの呈示後のドル高の流れを受けて大きく反発しました。
USDJPY DAILY ⇒ From 94 to 98.
結局は94.08から98.29まで反発上昇しましたが、その後は97円台での綱引となり97円台での越週となりました。

結構な値幅で反発していますが、同時に先週をしっかり陽線を並べて乗り切っている事は強気材料だと考えられます。

一方で、FOMC後の動きとしては、ドル高、株安、債券安、商品市場安、新興国市場安と言う流れで来ています。ドル円の反発はこの中でドル高の流れに即したものですが、株式市場や新興国市場(含む通貨)の不調は今後どこかでリスク回避の円高と言うバイアスを呼び戻す可能性もあり、一旦は一息ついた感のある円上昇の流れが、このままドル円をあっさりと100円台に押し上げるだけの持続力を持つかどうかは極めて不透明です。

今回はドル円は94円を死守して反発と言うシナリオをメインとするべきでしょうが、株式、債券と言った資本市場の動向からも目が離せません。