2007年7月17日火曜日

A penny for your thought.

A penny for your thought !

”あなたの考えに1ペニー”というのは、なにか考え事をしている人にかける言葉なのですが、1ペニーしか払わないのですから日本語にすれば「何を考えてるの?」、「ボーっとしてどうしたの?」という感じでしょうか。
 私は米人と電話で商談している時に、「どんな感じ?」と聞かれて、「ちょっと難しいなー」と返した時にこれを言われたことがあるので、恐らくは「ちゃんと言ってよ」というような意味もあるのでしょう。

4ヶ月ほど離れていた子供と遊んでいて、やや舌足らずの英語でこの言葉を言われて笑ってしまいました。

時間を止めることは出来ないだろうか。

子供を見ていると良くそういう思いを抱きます。どこまで純粋な心を持ち続けることが出来るだろうか・・・と思うのです。

週末の3連休は残念ながら台風の影響で特に日曜日は外出が出来ませんでしたが、降り続く雨を見ながらやはり自分の子供の言葉にハッとした過去を思い出しました。
 
かつてNYが数日間続く大雨だった時の言葉でした。

「パパ、お空にはあとどの位お水があるの?」

ガソリンスタンドで何故車にガソリンを入れるのかを質問された時に、彼らがご飯を食べるのと一緒だと説明した時には・・・・

「それなら沢山あげたら車は大きくなる?」

日米二重国籍である点について説明した時は、「パパとママもそうなの?」と聞かれて、我々は日本国籍だけだと答えると・・・・

「では僕も日本人を選ぶ。もしも日本とアメリカがもう一度戦争したらパパを撃ちたくないから」

こんな事を言われると、親馬鹿になってしまいます。

特に次男は英語のほうが得意で日本語が結構怪しいのですが、先般の東京に来る飛行機の中で喉はカラカラお腹はペコペコという事だったのでスチュワーデスさんにジュースを貰うと・・・

「これで喉はお腹一杯」

などと不思議なことを言って笑わせてくれました。

この週末には地震もありましたが、被害にあった地域の方々には申し訳ないのですが地震未経験の子供達は興味津々でした。
 食事の時に飲み物を口からこぼしてしまった時にも、「今僕の口の中で地震があった」などと言っていました。

やっぱり時間を止められないでしょうか・・・・
そうすれば私自身もこれ以上年を取らずに済みますしね。

どうせなら止める前に少し戻して、NYで止めたかったところですが・・・・・。

とにかく子供の発想は素敵ですね。

Millions for their thoughts !!