先週はクリスマス休暇を控えて徐々に市場参加者も減少していく展開でした。
こういう時に突発的な事象が発生すると市場が大きく動く事があるのですが、先週は一応無難に通過したと言ったところでしょうか。
海外の債券市場や株式市場はクリスマス休場で金曜日などは為替だけが動いていると言う状況でしたが、簡単に先週の為替の動きを見てみましょう。
通貨ペア 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①EURCHF 1.2667 1.2570 +97 +0.77%
②CADCHF 0.9562 0.9494 +68 +0.71%
③GBPCHF 1.4870 1.4785 +85 +0.57%
④NZDCHF 0.7199 0.7161 +38 +0.53%
⑤CHFJPY 86.02 86.46 -44 -0.51%
⑥USDCHF 0.9627 0.9584 +43 +0.45%
⑦EURAUD 1.3110 1.3057 +53 +0.40%
⑧AUDCHF 0.9659 0.9625 +34 +0.35%
⑨AUDCAD 1.0098 1.0133 -35 -0.35%
⑩EURUSD 1.3157 1.3113 +44 +0.33%
値幅は全て二桁の動きであり先週はそもそも小動きだったと言う事がわかりますが、前週に
安全資産としてCHF(スイスフラン)が買われすぎていたのでしょうか、先週は小幅な動きでは
ありますが、変動が大きかった上位10通貨ペアのうちの実に1位~6位までを含む7つがCHFの
下落と言う動きになっています。
或いは・・・この時期にこれだけ多くの通貨に対してCHFが小幅ながらも弱含んだ背景は、
世界中の子供達の為に多くの通貨建てでプレゼントを調達し捲っていたサンタクロースの軍資金
がCHF建てであったと言う事なのかも知れませんね。
だとしたらこのご時世・・・・・世界の子供達の為に安全通貨としてCHFを備蓄しているのなら、
サンタクロースも隅には置けないちゃっかり者と言う事でしょうか。引き続きCHFでもCNYでもよい
のですが、上手く軍資金を守りながら子供たちに夢を運び続けて欲しいと思うところです。