今月と言うか2011年の相場展開ですが、少なくともここまでは年末年始の段階で私が予想した流れとは少々違った展開になっています。
先週も先々週からの流れが継続した格好ですが、為替市場におけるユーロの反発が顕著です。いつものように週を通した変動ランキングを見てみましょう。
通貨ペア 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①EURNZD 1.7914 1.7465 +449 +2.51%
②EURCAD 1.3522 1.3257 +265 +1.96%
③EURUSD 1.3620 1.3387 +233 +1.71%
④GBPNZD 2.1041 2.0699 +342 +1.63%
⑤EURAUD 1.3758 1.3537 +221 +1.61%
⑥EURJPY 112.44 110.92 +152 +1.35%
⑦NZDCHF 0.7279 0.7377 -98 -1.35%
⑧EURCHF 1.3051 1.2896 +155 +1.19%
⑨NZDJPY 62.71 63.44 -73 -1.16%
⑩GBPCAD 1.5887 1.5716 +171 +1.08%
前週同様に先週もユーロの強さが目立っています。前週は上位10ペアの組合せの中で上昇した通貨としての登場回数をユーロと英国ポンドが分け合うイメージでしたが、先週はユーロが6回、英国ポンドが2回、ニュージーランドドルが2回という内容になっています。相変わらず上位6位までで5回登場するあたりはユーロ上昇のモメンタム恐るべしです。
下落サイドに目を向けるとこちらは結構ばらけています。ニュージーランドドル2回、カナダドル2回、スイスフラン2回、日本円も2回で後は米ドル、豪ドルが1回ずつです。
ニュージーランドドルが両サイドで2回ずつ出てきているので結局これは強くも弱くも無いと言う印象になるので相変わらずユーロと英国ポンドがその他の主要通貨に対して満遍なく上昇すると言う図式が継続されたと言う事になるのでしょう。
この週末の海外勢のブログなどを見てもユーロは対ドルで1.40台を回復すると言う強気の相場予想も急増してきました。個人的には頑張っても1.37あたりかなと思っていたのですが、今週の動きを注目していきたいと思います。