2011年10月2日日曜日

Desperate demand for USD liquidity.

仕組債等を含む広義のデリバティブ取引によって悪い(というか悪化してしまった)ドル資産が世界中にばら撒かれた状態の中で世界中がドル調達に苦労している状況です。

金融市場は疑心暗鬼で欧州の銀行などが中々ドルが取れない状況になっており、流動性のある処分可能な資産を処分してドルキャッシュを手当てする動きも拡大しています。

最終的には長期的にドルもユーロも円も弱くなる可能性が無視出来ませんが、足元は真逆の潮流が加速しています。

通貨の中では資源国通貨である南半球のAUD,NZDの不調が目立ちます。

NZDUSD DAILY⇒下げ止まらず。


AUDUSD DAILY ⇒下げ止まらず。