先週の金融市場はほぼ前週の流れを引き継いで値動き的にはリスク資産の買戻しに拍車が掛かる展開となりました。
特に米株市場が年初来でプラス圏に回復したり、銀価格が1週間で10%以上上昇している事などが目立っているように思います。
為替市場でも南半球の強さが目立っていました。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 値幅(pips) 値幅(%)
①AUDUSD↑ 1.0701 1.0372 +329 +3.07%
②AUDJPY ↑ 81.12 79.03 +209 +2.58%
③USDCHF↓ 0.8625 0.8821 -196 -2.27%
④NZDUSD↑ 0.8199 0.8025 +174 +2.12%
⑤GBPAUD↓ 1.5055 1.5373 -318 -2.11%
⑥EURUSD↑ 1.4154 1.3892 +262 +1.85%
⑦CHFJPY↑ 87.85 86.31 +154 +1.75%
⑧NZDJPY↑ 62.19 61.16 +103 +1.66%
⑨AUDCAD↑ 1.0610 1.0440 +170 +1.60%
⑩USDCAD↓ 0.9915 1.0070 -155 -1.56%
各通貨の上昇サイドでの登場回数はAUDが4回,CHFとNZDが2回でEURとCADが1回ずつでした。
下落サイドはUSDが5回,JPYが3回でGBPとCADが1回ずつでした。
USDJPYが史上最安値を更新するのですが、実は全体の絵の中ではUSD以外の通貨に対しては軒並み円安になっていることがわかるのですが、これでは本邦当局も為替介入の理解が中々得難い状況だと思われます。