先週も欧州では周縁国の格下げがありましたが、むしろ欧州が金融セクターの資本増強でコンセンサスを醸成し始めている事、G20が欧州のソブリン問題解決に団結する姿勢を見せIMFにも強い呼びかけを行った事などが前向きに評価される展開でした。また米国でもFOMC議事録を見る限りQE3へのドアが開かれていると言う印象を強めた事も一因でしょうか。
それにしてもよくスタミナが切れなかったと感心するような動きになっています。
EURUSD Daily⇒2週間連騰! |
AUDUSD Daily⇒ほぼ2週間継続して反発 |
NZDUSD Daily⇒AUDにはLagしているが追随中 |
USDSGD Weekly⇒アジア通貨も反発へ |
疑心暗鬼は消えませんが、過度の悲観は払拭されたと言うだけでもこれだけの値動きです。やはりRiskのOn/Off双方でActual Volatilityが上昇してきていますね。