金融市場でもアベノミクス、TPP問題、北朝鮮暴走リスク、中国の習近平政権の正式スタート、キプロス問題などの多くの注目材料がうごめいた3月でしたが、月次での主要通貨のパフォーマンスは以下のようになりました。
通貨ペア ↑↓ 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
①EURAUD↓ 1.2303 1.2779 -476 -3.87%
②AUDJPY ↑ 98.11 94.53 +358 +3.65%
③EURNZD↓ 1.5307 1.5825 -518 -3.38%
④AUDCHF↑ 0.9880 0.9564 +316 +3.20%
⑤EURCAD↓ 1.3038 1.3455 -417 -3.20%
⑥NZDJPY ↑ 78.83 76.32 +251 +3.18%
⑦CADJPY ↑ 92.56 89.78 +278 +3.00%
⑧NZDCHF↑ 0.7939 0.7723 +216 +2.72%
⑨CADCHF↑ 0.9320 0.9083 +237 +2.54%
⑩EURGBP↓ 0.8437 0.8609 -172 -2.04%
下落通貨 ⇒ EUR(4回),JPY(3回),CHF(3回)
北米の堅調さと日本のアベノミクスへの期待等からリスク資産への資本流入がメインシナリオでした。ただし、終盤には年度末、四半期末要因からのリスク量の調整や欧州のキプロス問題から少しずつリスク回避バイアスも強まる展開となっていましたので、4月以降の展開も慎重姿勢を維持しておいた方が良いのかもしれません。