2013年3月31日日曜日

Top FX Movers for the month of March.

本邦会計年度末月、2013年第一四半期末月、学生さんたちは卒業の月(関係ないか・・・)と色々な意味での節目の月であった3月が終了しました。

金融市場でもアベノミクス、TPP問題、北朝鮮暴走リスク、中国の習近平政権の正式スタート、キプロス問題などの多くの注目材料がうごめいた3月でしたが、月次での主要通貨のパフォーマンスは以下のようになりました。

    通貨ペア ↑↓  終値    始値    変動(pips) 変動(%)
EURAUD1.2303 1.2779    -476      -3.87%

AUDJPY  98.11   94.53     +358     +3.65%

EURNZD1.5307  1.5825    -518      -3.38%

AUDCHF0.9880  0.9564   +316     +3.20%

EURCAD1.3038  1.3455    -417      -3.20%

NZDJPY    78.83    76.32     +251     +3.18%

CADJPY  92.56    89.78     +278     +3.00%

NZDCHF↑ 0.7939   0.7723   +216     +2.72%

CADCHF0.9320  0.9083    +237     +2.54%

EURGBP0.8437  0.8609     -172      -2.04%

通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ AUD(3回),NZD(3回),CAD(3回),GBP
下落通貨 ⇒ EUR(4回),JPY(3回),CHF(3回)

北米の堅調さと日本のアベノミクスへの期待等からリスク資産への資本流入がメインシナリオでした。ただし、終盤には年度末、四半期末要因からのリスク量の調整や欧州のキプロス問題から少しずつリスク回避バイアスも強まる展開となっていましたので、4月以降の展開も慎重姿勢を維持しておいた方が良いのかもしれません。