流れで言えば、①強い数字に米ドル上昇、②その後どんでん返し的な米ドル反落。と言うパターンでした。米株も史上最高値を触ると言うところで切り返して金曜日はマイナス圏で越週となっています。
もともと相関はある訳ですが、多くの市場で同じような雇用統計相場の大きなSWINGが起きていたと言う事でしょう。いくつか主要通貨で1時間足のチャートを確認すると確かに長い陽線と陰線、或いは長い陰線と陽線が並びあうクラシックな"行って来い"相場だったことが分かります。
USDCHF 1H |
このドルスイスなんかは、神経質な狭いレンジ取引が指標発表直後に大きく動いて、それが短期間で全否定されている流れがはっきり分かるチャートですね。
USDJPY 1H |
ドル円のチャートも圧巻ですね・・・大きく上がり、それ以上の長さの下落。
欧州通貨だとミラーイメージになりますね。
EURUSD 1H |
ユーロドルですので、一旦ユーロ下落、ドル上昇となったものの、ものすごい勢いでユーロが買い戻された様子が分かります。
強いNFPが出て、米ドル上昇となったものの、失業率の大幅低下の背景に求職活動をやめてしまった人達が沢山いるのだという深読みが広まったと言う説明が多いようですね。
波乱含みの越週と言えますね。