2015年5月10日日曜日

Commodity Market : More Signal of Bottoming?

足元の値動きは決してVolatileではないけれど、注目度が急上昇しているのが商品市場と言えそうですね。
 
原油価格が$60台回復を視野に入れており、貴金属等も安定しており、商品市場全体が下値の固い印象を強めています。これが物価上昇を想起させる為に債券市場に売り圧力がかかり長期金利が世界的に上昇気流に乗り始めています

US Crude Oil Daily
Gold Daily
このように商品市場は他市場への影響も含めて注目度が増していますが、やはり鍵を握るのは貴金属でも食料でもなく原油価格だと思われます

2014年の一大テーマ且つ各種トレンドの震源地が原油価格の大幅下落であったと見るなら、ここがこのままリバースするなら株式市場も債券市場も下落圧力にさらされるはずであり、これを嫌気した動きが特に長期金利の上昇という形で現れています

為替言えば・・・ドル高に変化があるかどうかということでしょうかね。