2015年5月25日(月)~5月29日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場失速、債券市場は上昇のバイアス(債券利回り低下)。
米第1四半期GDP改定値の下方修正等による米景気の失速観測
による利上げ観測後退が主な背景。
・日経平均は例外的な上昇で先進国市場では独り勝ち状態。
29日(金)までの11連騰は27年ぶり快挙で88年(バブル期)
の13連騰に迫る。
・日経平均は5月の18営業日のうち16日で上昇。
月次でも1月から5月まで5連騰。
(記録は2012年8月~2013年4月の9連騰)
・米Dow→$18,010.88、S&P500→$2,107.39、Nasdaq→$5,070.03)
(前週 $18,232.82 $2,126.18 $5,089.36)
(前週比 -1.2% -0.9% -0.4% )
・5月はDow→ +1%、S&P500→ +1.1%、Nasdaq→ +2.6%。
・米10年債利回りは、2.12%(前週2.21%)。
・米30年債利回りは、2.88%(前週2.99%)。
②商品市場
・全般的には景気失速感から頭打ちの展開。
・原油価格は米国の掘削料の急減を受けて週末に反発。
バレル単価で大台を回復し$60.2で越週。(前週$59.93)
・貴金属は下落。金価格はオンス単価で$1,189.66。(前週$1,205.00)
③為替市場
・USD,EUR,CHFが上昇する展開。GBPは失速。
・下落サイドはAUD,NZD,JPY。
・USDJPYは121円台から124円台へ上昇。
2007年6月の高値(124.12)もクリアして2002年以来となる
13年ぶり高値圏へ。
・5月の総括はUSDとGBPの上昇がメイン。
コモディティ通貨がアンダーパフォーマーと言う結果。