2015年5月4日(月)~5月8日(金)の週の簡単なReviewです。
最大の注目材料だった8日(金)発表の4月の米国雇用統計ですが、非農業部門雇用者数(NFP)が+223千人と予想を上回り(もっと良い予想も出ていましたが・・)、失業率も7年振りとなる5.4%に低下しました。(5.5%→5.4%)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・不安定な株式市場が継続する中で
債券市場の価格下落(利回り上昇)バイアスが上昇中。
・日経平均は19,379.19円で越週。(前週19,536.13円)
・米Dow→$18,190.65、S&P500→$2,116.04、Nasdaq→$5,003.55)
(前週 $18,021.22 $2,108.03 $5,005.39)
(前週比 +0.9% +0.4% -0.04% )
・米10年債利回りは、2.14%(前週2.11%)。
・米30年債利回りは、2.89%(前週2.82%)。
・週末時点での米FOMCによる2015年12月の利上げ織り込み度
は51%水準。(前週末の61%からは低下)
②商品市場
・全体的に商品市場の底入れ感が上昇。
株や債券への影響に注視する必要性を指摘する分析が急増中。
・原油価格は米国の8ヶ月連続の在庫増に上値が伸び悩むも
バレル単価で$59.46で越週。(前週$59.37)
・金価格も安定推移。週足はオンス単価で$1,187.84。(前週$1,177.05)
③為替市場
・週次ベース最強通貨はGBP。
英国の選挙での与党勝利を好感。
・週末の米4月雇用統計発表後にUSDも反発するも週次では弱い展開。
・JPYはUSDJPY下落、クロスJPY上昇の斑模様の展開。
・南半球ではAUD上昇、NZDは下落の展開。