2015年6月22日(月)~6月26日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全体的には株式上値抑制、債券下落(利回り上昇)バイアス。
・中国株式市場(上海総合指数)は2週連続で金曜日に急落。
・日経平均は上下に値幅を拡大するも上抜けし約15年振り高値圏。
26日(金)の終値は20,706.15円。(前週20,174.24円)
・ITバブル期の高値20,833円(2000年4月)を超えて一時20,952円
まで上昇。1996年12月の21,001円を視野に入れる18.5年振り水準。
・米Dow→$17,947.75、S&P500→$2,101.74、Nasdaq→$5,080.51)
(前週 $18,012.28 $2,109.46 $5,117.00)
(前週比 -0.4% -0.4% -0.7% )
・米10年債利回りは、2.48%。(前週2.26%)
・米30年債利回りは、3.26%。(前週3.06%)
・米長期金利は2014年10月以来の約8ヶ月振り高水準。
②商品市場
・不安定な値動きが継続。
・前週の逆でエネルギー小反発、貴金属小反落。
・原油価格はバレル単価で$59.57で越週。(前週$59.46)
・金価格はオンス単価で$1,173.54で越週。(前週$1,200.15)
③為替市場
・ギリシャ問題に揺れる欧州情勢を見ながらの不安定な取引。
・欧州通貨が下落し、特に北米通貨が上昇する流れ。
・日経平均の好調を背景にJPY売りバイアスも観測されたが
中国株急落やギリシャ情勢懸念等もありレンジ取引に。
・IMFの警告にAUDが急落する局面も。
内容は、豪州の潜在成長率の低下リスクを指摘して構造改革
や金融緩和の必要性に言及したもの。
・NZDは2010年5月以来の安値となる0.6815まで売られて一旦
小反発へ。