2015年6月8日(月)~6月12日(金)の週の簡単なReviewです。
Pointは、黒田日銀総裁のドル高円安牽制とNZのサプライズ利下げですね。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場、債券市場ともに終わってみれば保合い展開。
週内の変動は上下ともに大きく不安定なSWING相場の様相も。
・日経平均は、20,407.08円で越週。(前週20,460.90円)
・米Dow→$17,898.80、S&P500→$2,094.15、Nasdaq→$5,051.10)
(前週 $17,849.46 $2,092.79 $5,068.46)
(前週比 +0.3% +0.06% -0.3% )
・米10年債利回りは、2.39%(前週2.40%)。
利回りは11日(木)には2.50%まで上昇。(8mths' High)
・米30年債利回りは、3.10%(前週3.10%)
利回りは11日(木)には3.227%まで上昇。(7mths' High)
②商品市場
・商品市場も保合い推移。
・原油価格はバレル単価で$60で越週。(前週$58.93)
・金価格はオンス単価で$1,180.86で越週。(前週$1,170.20)
③為替市場
・主にJPYとNZDで比較的大きめのVolatilityを観測。
・黒田日銀総裁の円安牽制発言で円が急騰する場面も。
⇒10日の「ここから更に(円安に)振れていくことはありそうにない」
という発言。後に「趣旨が曲解された」と火消し弁明も。
・NZ中銀の利下げ断行でNZDが最弱通貨。
・円上昇に加えて欧州通貨も安定しておりUSDは負け組の展開。