2016年6月20日(月)~6月24日(金)の週の簡単なReviewです。
*英国のEU離脱の是非を問う国民投票で離脱支持が過半数。
キャメロン首相は辞任を表明。
*EU首脳陣は英国に迅速な離脱を要請。
*金融市場安定へG7が緊急声明。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・英国のEU離脱国民投票に振り回される展開。
離脱派が過半数と言う結果を受けて週末に株式市場大幅下落。
債券市場は価格上昇、利回り低下。
・日経平均は、14,952.02円で越週。(前週15,599.66円)
木曜日に英国のEU残留を織り込む動きに1万6千台を回復するも
金曜日のどんでん返しの結果に1,286.33円の大幅急落。
・米Dow→$17,399.86、S&P500→$2,037.30、Nasdaq→$4,707.98)
(前週 $17,674.14 $2,071.21 $4,800.34)
(前週比 -1.6% -1.6% -1.9% )
・6月20日(金)の下落は、Dow ‐$611.2(3.39%)、S&P500-$76.02(3.6%)
Nasdaq-$202.06(4.12%).。1日のDowの下げ幅は2011年8月以来
4年8か月ぶりの値幅。
・米10年債利回りは、1.58%。(前週1.61%)
・米30年債利回りは、2.43%。(前週2.42%)
②商品市場
・最終的には原油反落、貴金属反発の動き。
・原油価格は、1バレル当たり$47.61で越週。(前週$48.14)
英国の結果後に4.91%の急落。
・金価格は、1オンス当たり$1,317.71で越週。(前週$1,297.73)
ほぼ2年ぶりの高値圏で越週。
③為替市場
・英国のEU離脱の国民投票結果を受けてGBPが歴史的暴落。
GBPUSDは結果発表後に10%の急落。実に31年ぶり安値へ。
・JPYは急騰し、GBPJPYは一時25円以上の下落。
USDJPYは、木曜日の107円手前から金曜日は一時99円まで下落。
・EUの危機でもありEURも下落。一方安全資産のCHFが買われて
EURCHFは大きく下落。
2016年6月26日日曜日
Global Stocks : Rocked, Shaken,...........
先週の英国のEUからの離脱か残留を問う国民投票は歴史的イベントとなりました。
残留支持が多かった世論調査からGBP売りや世界的なRisk-offの潮流が起きていましたが、残留支持の議員が殺害されるなどの悲劇等もあり、投票本番に向けて残留派がリードを奪い返す中で乱暴な巻き戻し(株価上昇などのRisk-on)の動きが続く中での投票となりました。
それにしても・・・・そこからの離脱支持の過半数越えと言うのは、残酷などんでん返しでしたね。
当然ながら主要市場の株価は急展開してしまいました。
ここで凄いのが、価格が下落しているのに当日は陽線と言うチャートになっています。
これは、寄り付きから窓開けで下落していたという事ですね。それが日中にそれなりの反発があったのでこういうチャートになっているという事ですね。
米国株は大きな陰線でわかりやすいです。
金曜日は米ダウ平均の短日の下落幅としては過去t5年弱で最大だそうです。(約$611の下落)
いれのチャートも木曜日までは、強力な上昇軌道と言うイメージだったことが明白ですね。
本当に驚くべきどんでん返しでした。
今週からの動向ですが、続落も反発もある乱高下という事になるでしょう。
残留支持が多かった世論調査からGBP売りや世界的なRisk-offの潮流が起きていましたが、残留支持の議員が殺害されるなどの悲劇等もあり、投票本番に向けて残留派がリードを奪い返す中で乱暴な巻き戻し(株価上昇などのRisk-on)の動きが続く中での投票となりました。
それにしても・・・・そこからの離脱支持の過半数越えと言うのは、残酷などんでん返しでしたね。
当然ながら主要市場の株価は急展開してしまいました。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
ここで凄いのが、価格が下落しているのに当日は陽線と言うチャートになっています。
これは、寄り付きから窓開けで下落していたという事ですね。それが日中にそれなりの反発があったのでこういうチャートになっているという事ですね。
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
金曜日は米ダウ平均の短日の下落幅としては過去t5年弱で最大だそうです。(約$611の下落)
NIKKEI DAILY |
本当に驚くべきどんでん返しでした。
今週からの動向ですが、続落も反発もある乱高下という事になるでしょう。
CRUDE OIL : Still Around $50 Mark.
原油価格は、金融市場全体の混乱の中にあっては落ち着いていた方でしょうか。
先週は木曜日までのRisk-onの楽観のなかで$50越えとなっていましたが、金曜日の英国のEU離脱派の勝利を受けて反落と言う流れでした。
週次で見れば、上髭の長い実体の短い陰線と言うことになります。
原油価格も暫くは乱高下のフェーズに入ったと思いますので、実需筋以外は手を出すべきではなさそうですね。
CFDなどでExposureのある方は、お気を付けください。
先週は木曜日までのRisk-onの楽観のなかで$50越えとなっていましたが、金曜日の英国のEU離脱派の勝利を受けて反落と言う流れでした。
CRUDE OIL DAILY |
週次で見れば、上髭の長い実体の短い陰線と言うことになります。
原油価格も暫くは乱高下のフェーズに入ったと思いますので、実需筋以外は手を出すべきではなさそうですね。
CFDなどでExposureのある方は、お気を付けください。
PRECIOUS METALS : Coming Back Up
原油価格とは対照的に貴金属価格は、英国の投票までに下げて、結果で反発と言う流れでした。
GOLDが大きく上昇して$1,300台を回復し約2年ぶりの高値圏へ。SILVERも遅ればせながら追随しています。
両方とも上髭の長さも気になりますが、ダラダラ反落していく流れは断ち切れたと思われます。
テクニカルには、このまま実体で高値を更新していければ、Solidなブルトレンド入りと言う判断となりそうです。
この週末も物凄い強気予想がかなり出回っていますけどね・・・・
あれだけのイベントとVolatilityの後なので無理もないのですが、冷静に見ていきましょう。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
GOLDが大きく上昇して$1,300台を回復し約2年ぶりの高値圏へ。SILVERも遅ればせながら追随しています。
両方とも上髭の長さも気になりますが、ダラダラ反落していく流れは断ち切れたと思われます。
テクニカルには、このまま実体で高値を更新していければ、Solidなブルトレンド入りと言う判断となりそうです。
この週末も物凄い強気予想がかなり出回っていますけどね・・・・
あれだけのイベントとVolatilityの後なので無理もないのですが、冷静に見ていきましょう。
GBP : Lowest in 31 Years?
GBPは、BREXITリスクから売り込まれた後で、残留派の盛り返しで激しく買い戻された後、離脱派の勝利と言うどんでん返しの結果に急落しました。データのしっかりしている対ドルのレートで見れば31年ぶりの安値更新となっています。
先週の最弱通貨と最強通貨のクロスとなるGBPJPYは、実に25円の暴落相場でしたが・・・・こんなのありですかと言う値幅でした。
G7強調なども含めて、短期的にはGBPはl強烈なショートカバーも起こり得ます。
GBP売りはトレンドになりますが、目先は十分に注意しましょう。
GBPUSD DAILY |
GBPCHF DAILY |
EURGBP DAILY |
GBPJPY DAILY |
G7強調なども含めて、短期的にはGBPはl強烈なショートカバーも起こり得ます。
GBP売りはトレンドになりますが、目先は十分に注意しましょう。
USDJPY : Over 106,18 to 99.00.
USDJPYは、木曜日の高値106.18から金曜日は一気に99円丁度までの下落がありました。
その後結構反発したものの週足は102円を辛うじて維持しての越週です。
乱暴に壊されてしまったという印象が強いのですが、3円~4円のSWINGは当たり前と言うくらいの相場が続く可能性が高いと思います。
介入の思惑も色々と出回りそうですのでリスク管理には十分に留意していきましょう。
USDJPY DAILY |
その後結構反発したものの週足は102円を辛うじて維持しての越週です。
乱暴に壊されてしまったという印象が強いのですが、3円~4円のSWINGは当たり前と言うくらいの相場が続く可能性が高いと思います。
介入の思惑も色々と出回りそうですのでリスク管理には十分に留意していきましょう。
JPY : Most Favored in Crazy Volatility.
英国の国民投票のどんでん返し後の金融混乱の中で円高になるのは方程式(?)通りですが、そのMagnitudeたるや無茶苦茶でしたね。
USDJPYが106円台から99円。GBPJPYが25円以上下落と言うのは別項で触れていますが、クロス円全般に強烈な下落チャートの揃踏みとなりました。
今週は、月曜日の早朝から何でもありの展開となりそうですね。
介入にしても、先週の動きを受けた今の為替市場が、秩序的な状況である訳がないし、足元のVolatilityが懸念材料ではないとは言えるわけもなく、その意味では当局が動いても他国からの批判は出にくいと思われます。
ここはディフェンシブに立ち回る時でしょう。手を出すにしてもレバレッジを上げないスタンスで臨みましょう。
USDJPYが106円台から99円。GBPJPYが25円以上下落と言うのは別項で触れていますが、クロス円全般に強烈な下落チャートの揃踏みとなりました。
GBPJPY DAILY |
USDJPY DAILY |
AUDJPY DAILY |
EURJPY DAILY |
CADJPY DAILY |
CHFJPY DAILY |
今週は、月曜日の早朝から何でもありの展開となりそうですね。
介入にしても、先週の動きを受けた今の為替市場が、秩序的な状況である訳がないし、足元のVolatilityが懸念材料ではないとは言えるわけもなく、その意味では当局が動いても他国からの批判は出にくいと思われます。
ここはディフェンシブに立ち回る時でしょう。手を出すにしてもレバレッジを上げないスタンスで臨みましょう。
Top FX Movers of the Week.(June 20th - June 24th 2016)
2016年6月20日(月)~6月24日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPJPY↓139.57 149.43 -986 -7.06%
2.GBPAUD↓1.8277 1.9401 -1124 -6.15%
3.GBPNZD↓1.9140 2.0317 -1177 -6.15%
4.GBPUSD↓1.3649 1.4352 -703 -5.15%
5.GBPCAD↓1.7768 1.8501 -733 -4.13%
6.GBPCHF↓1.3284 1.3769 -485 -3.65%
7.EURJPY↓113.47 117.37 -390 -3.44%
8.CHFJPY↓105.08 108.46 -338 -3.22%
9.EURGBP↑0.8106 0.7848 +258 +3.18%
10.CADJPY↓ 78.56 80.72 -216 -2.75%
上昇通貨 ⇒ JPY(4回),AUD,NZD,USD,CAD,CHF,EUR
下落通貨 ⇒ GBP(7回),EUR,CHF,CAD
歴史に残るイベント前後に相当な値動きのあった週の総括となりますが、
やはりGBPの下落とJPYの上昇が際立った動きでした。
Top FX Movers on the BREXIT DAY.....
英国のEU離脱の是非を問う国民投票のあった2016年6月24日(金)の日次ベースの主要通貨パフォーマンスです。
それにしても・・・圧巻でした。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
それにしても・・・圧巻でした。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPJPY↓139.57 157.72 -1815 -13.00%
2.GBPUSD↓1.3649 1.4838 -1189 -8.71%
3.GBPCHF↓1.3284 1.4247 -963 -7.25%
4.GBPNZD↓1.9140 2.0469 -1329 -6.94%
5.GBPCAD↓1.7768 1.8983 -1215 -6.84%
6.GBPAUD↓1.8277 1.9516 -1239 -6.78%
7.EURJPY↓113.47 120.85 -738 -6.50%
8.AUDJPY↓ 76.25 80.78 -453 -5.94%
9.CADJPY↓ 78.56 83.08 -452 -5.75%
10.NZDJPY↓
72.82 76.96 -414 -5.69%
上昇通貨 ⇒ JPY(5回),USD,CHF,NZD,CAD,AUD
下落通貨 ⇒ GBP(6回),EUR,AUD,CAD,NZD
最も動いたGBPJPYの下落幅が13%と言うのは凄いと思いますが、これは始値と終値の話であり上下の髭は考慮されていない数字です。これだと下落幅が18円超で凄いのですが髭を入れると実に25円以上の値幅が出ていたことになります。
The Final Round Rush : How Currencies finished the Week.
2016年6月24日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
英国のEU離脱と言うどんでん返しの国民投票結果で大混乱の一日でしたが、最後の需給調整の攻防でのバイアスとなります。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
英国のEU離脱と言うどんでん返しの国民投票結果で大混乱の一日でしたが、最後の需給調整の攻防でのバイアスとなります。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPNZD↓1.9140 1.9313 -173 -0.90%
2.EURNZD↓1.5547 1.5675 -128 -0.82%
3.GBPUSD↓1.3649 1.3756 -107 -0.78%
4.GBPAUD↓1.8277 1.8419 -142 -0.78%
5.GBPJPY↓ 139.57 140.60 -103 -0.74%
6.EURAUD↓1.4846 1.4949 -103 -0.69%
7.EURUSD↓1.1097 1.1164 -67 -0.60%
8.EURJPY↓113.47 114.12 -65 -0.57%
9.GBPCHF↓1.3284 1.3350 -66 -0.50%
10.EURCHF↓1.0795 1.0836 -41 -0.38%
上昇通貨 ⇒ NZD(2回),USD(2回),AUD(2回),JPY(2回),CHF(2回)
下落通貨 ⇒ GBP(5回),EUR(5回)
2016年6月19日日曜日
Review of the Week.(June 13th - June 17th 2016)
2016年6月13日(月)~6月17日(金)の週の簡単なReviewです。
*米FOMCが追加利上げを見送り。現行政策を維持。
経済は順調だが雇用の失速感を懸念。
*日銀も現行政策を維持。
緩やかな回復基調も、新興国経済の失速で輸出、生産が伸び悩み。
*英国でEU残留派の女性議員が殺害されたことで離脱派、残留派共に
一旦活動を自粛。
*英国のEU離脱で市場混乱なら6中銀連携でUSD資金供給へ。
(BOE,ECB,SNB,FRB,BOC,BOJ)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場続落、債券市場続伸(利回り低下)の流れが継続。
・日経平均は、15,599.66円で越週。(前週16,601.36円)
・米Dow→$17,674.14、S&P500→$2,071.21、Nasdaq→$4,800.34)
(前週 $17,865.82 $2,096.13 $4,894.55)
(前週比 -1.1% -1.2% -1.9% )
・米10年債利回りは、1.61%。(前週1.65%)
・米30年債利回りは、2.42%。(前週2.46%)
・米債利回りは先週の4mth's Lowからさらに低下。
・独債の利回りもマイナス転。
・円債のマイナス金利幅も拡大。
*米FOMCが追加利上げを見送り。現行政策を維持。
経済は順調だが雇用の失速感を懸念。
*日銀も現行政策を維持。
緩やかな回復基調も、新興国経済の失速で輸出、生産が伸び悩み。
*英国でEU残留派の女性議員が殺害されたことで離脱派、残留派共に
一旦活動を自粛。
*英国のEU離脱で市場混乱なら6中銀連携でUSD資金供給へ。
(BOE,ECB,SNB,FRB,BOC,BOJ)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場続落、債券市場続伸(利回り低下)の流れが継続。
・日経平均は、15,599.66円で越週。(前週16,601.36円)
・米Dow→$17,674.14、S&P500→$2,071.21、Nasdaq→$4,800.34)
(前週 $17,865.82 $2,096.13 $4,894.55)
(前週比 -1.1% -1.2% -1.9% )
・米10年債利回りは、1.61%。(前週1.65%)
・米30年債利回りは、2.42%。(前週2.46%)
・米債利回りは先週の4mth's Lowからさらに低下。
・独債の利回りもマイナス転。
・円債のマイナス金利幅も拡大。
②商品市場
・商品市場は大幅調整後に週末に大きめの反発。
・原油価格は、1バレル当たり$48.14で越週。(前週$48.98)
・金価格は、1オンス当たり$1,297.73で越週。(前週$1,274.16)
③為替市場
・リスク回避圧力からJPYが最強通貨へ。
・USDJPYは106.63円から一時103.56円台まで下落。
104.14円で越週。
・GBPは大幅下落後、週末に大きく反発する展開。
Global Stocks : Taking the Heat.
大崩れとはなりませんが、主要株式市場はダメージ拡大と言う流れでした。
週末にかけて欧州株が持ち直す流れが出たのですが、北米市場には広がりませんでした。
英国のEU離脱を問う国民投票に向けて上下ともに値が飛びやすくなると思われますが、特にEU残留を支持していた女性議員が殺害されるという悲劇も起きており、市場の流れや投票結果そのものへの影響も非常に読み切れない状況です。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
週末にかけて欧州株が持ち直す流れが出たのですが、北米市場には広がりませんでした。
英国のEU離脱を問う国民投票に向けて上下ともに値が飛びやすくなると思われますが、特にEU残留を支持していた女性議員が殺害されるという悲劇も起きており、市場の流れや投票結果そのものへの影響も非常に読み切れない状況です。
CRUDE OIL : Wild Consolidation.
原油価格は、随分と調整をした後で週末に大きく反発する流れでした。ちょっと怪我人も出ていると思われる値動きですね。
週初から続伸出来れば調整終了と言うムードが強まりますが、英国の国民投票もあるので極めて読みにくい週となりそうですね。
大きく下落したら買い拾う・・・位しか思い浮かびませんね。
CRUDE OIL DAILY |
大きく下落したら買い拾う・・・位しか思い浮かびませんね。
PRECIOUS METALS : Up, Down and Up.........
貴金属価格も上下の振幅が大きい週でした。
GOLDの方がよい形であり、1オンス当たり$1,300の入り口で越週しているので反発継続の可能性を感じます。
SILVERは今ひとつですが、GOLDが引っ張ってくれれば$18を視野に入れる展開も臨めそうです。
これも大きく調整するなら買うという程度でしょうか。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
SILVERは今ひとつですが、GOLDが引っ張ってくれれば$18を視野に入れる展開も臨めそうです。
これも大きく調整するなら買うという程度でしょうか。
JPY : Shinning Brighter Than Metals.
断続的な円高進行が続きます。先週もJPYが最強通貨となりました。
今の状況で為替介入と言う実力行使は極めて困難でしょうから、円高一服に一番有効なのは株価の反発と言うことになりそうです。
クロス円が総下げですので、損切りオーダーが見えているなら週初にウェリントン・シドニー時間から突っ込むと言うシナリオもあり得るでしょう。
USDJPY DAILY |
AUDJPY DAILY |
CADJPY DAILY |
EURJPY DAILY |
GBPJPY DAILY |
今の状況で為替介入と言う実力行使は極めて困難でしょうから、円高一服に一番有効なのは株価の反発と言うことになりそうです。
クロス円が総下げですので、損切りオーダーが見えているなら週初にウェリントン・シドニー時間から突っ込むと言うシナリオもあり得るでしょう。
GBP : Off to the Critical Week.
もうGBPは何でもありの時間帯に入ってきました。23日(木)までにGBPのポジションは手仕舞うのが無難でしょう。
遂に国会議員の殺人事件まで起きてしまいましたが、主要メディアも大衆紙サンが離脱支持、タイムズ紙がEU残留支持などと意見が割れているようです。
事件後に離脱派も残留派も活動を自粛していますが、最終的にどういう結果が出るにしても間違いなく僅差でしょうし、結局は世論が真っ二つであるならば禍根は燻るという事でしょう。
離脱可能性が高いとみてGBPが売られ続けてきましたが、やはり離脱なら追撃売りで残留となれば激しく買い戻される展開が予想されていますが、長期的には結局GBPは売り込まれるという展開も考えられるででょう。
う~む・・・・
今はとにかく殺害された女性議員のご冥福をお祈りいたします。
遂に国会議員の殺人事件まで起きてしまいましたが、主要メディアも大衆紙サンが離脱支持、タイムズ紙がEU残留支持などと意見が割れているようです。
事件後に離脱派も残留派も活動を自粛していますが、最終的にどういう結果が出るにしても間違いなく僅差でしょうし、結局は世論が真っ二つであるならば禍根は燻るという事でしょう。
離脱可能性が高いとみてGBPが売られ続けてきましたが、やはり離脱なら追撃売りで残留となれば激しく買い戻される展開が予想されていますが、長期的には結局GBPは売り込まれるという展開も考えられるででょう。
GBPUSD DAILY |
GBPJPY DAILY |
GBPCHF DAILY |
GBPNZD DAILY |
う~む・・・・
今はとにかく殺害された女性議員のご冥福をお祈りいたします。
USDJPY : From 106 middle to 103 middle.
FOMCが利上げ見送り、BOJは緩和なし。共に予想された通りではありましたが、市場は素直にUSDJPYを押し下げています。
遂に103円台ミドルまで円高が進行しましたね。週末はかろうじて104円台で越週していますが、非常に戻りが鈍そうなチャートです。
6中銀連携で金融市場にUSDを供給するという協調策の発表などで当局も市場のVolatilityの沈静化を意図しており、今週も色々と手が打たれる可能性もあります。
JPYがこのままだと日経平均も反発しにくいでしょうね・・・・
USDJPY DAILY |
6中銀連携で金融市場にUSDを供給するという協調策の発表などで当局も市場のVolatilityの沈静化を意図しており、今週も色々と手が打たれる可能性もあります。
JPYがこのままだと日経平均も反発しにくいでしょうね・・・・
AUDNZD : Consolidation.
AUDNZDは続落・・・と言う展開にはなっていません。
このペアは長期トレンドが出易く、良いところで入ってひたすら引っ張ることで大きな収益貢献をしてくれるケースもあるのですが、先週は反発先行のもみ合いで、後半に反落している分印象はベア継続と言ったところでしょうか。
AUDNZD DAILY |
Top FX Movers of the Week.(June 13th - June 17th 2016)
2016年6月13日(月)~6月17日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.CADJPY↓ 80.72 83.67 -295 -3.65%
2.NZDJPY↓ 73.39 75.37 -198 -2.70%
3.USDJPY↓104.10 106.90 -280 -2.69%
4.EURJPY↓117.37 120.27 -290 -2.47%
5.AUDJPY↓ 76.99 78.84 -185 -2.40%
6.CHFJPY↓108.46 110.84 -238 -2.19%
7.GBPJPY↓149.43 152.43 -300 -2.01%
8.GBPCAD↑1.8501 1.8212 +289 +1.56%
9.CADCHF↓0.7440 0.7544 -104 -1.40%
10.AUDCAD↑0.9532 0.9421 +111 +1.16%
上昇通貨 ⇒ JPY(7回),GBP,CHF,AUD
下落通貨 ⇒ CAD(4回),NZD,USD,EYR,AUD,CHF,GBP
先週はJPYの完封勝ち。
最後にGBPが反発したことで最弱通貨はCADとなりました。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年6月17日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPCAD↑1.8501 1.8425 +76 +0.41%
2.CADJPY↓ 80.72 80.95 -23 -0.28%
3.EURGBP↓0.7848 0.7870 -22 -0.28%
4.GBPUSD↑1.4352 1.4313 +39 +0.27%
5.AUDCAD↑0.9532 0.9507 +25 +0.26%
6.GBPCHF↑1.3769 1.3737 +32 +0.23%
7.CADCHF↓0.7440 0.7455 -15 -0.20%
8.NZDJPY↓ 73.39 73.53 -14 -0.19%
9.EURCAD↑1.4530 1.4503 +27 +0.19%
10.GBPNZD↑2.0317 2.0281 +36 +0.18%
上昇通貨 ⇒ GBP(5回),JPY(2回),AUD,CHF,EUR
下落通貨 ⇒ CAD(5回),NZD(2回),EUR,USD,CHF
この時間帯でもGBPが逆襲に転じています。
2016年6月12日日曜日
Review of the Week.(June 6th - June 10th 2016)
2016年6月6日(月)~6月10日(金)の週の簡単なReviewです。
*RBNZがOCR金利を2.25%に据え置き。(市場予想は25bpの利下げ)
*カナダの5月雇用統計が堅調。就業者数+13.8千人。(予想+1.1千人)
失業率も7.1%から7.0%に低下。
*英国の民間世論調査でEU離脱支持が55%で残留支持45%を
10ポイントもリード。23日の投票に向けて過去最大のリード。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は調整幅拡大。債券市場は価格上昇(利回り低下)。
・日経平均は、16,601.36円で越週。(前週16,642.23円)
・米Dow→$17,865.82、S&P500→$2,096.13、Nasdaq→$4,894.55)
(前週 $17,806.65 $2,099.11 $4,942.52)
(前週比 +0.3% -0.1% -1.0% )
・米10年債利回りは、1.65%。(前週1.70%)
・米30年債利回りは、2.46%。(前週2.51%)
・米債利回りは4mth's Low。
・円債の新発10年物利回りは、‐0.145%と過去最低を記録。
②商品市場
・米地区の稼働掘削装置の2週連続の増加を受けて原油価格は
週末に調整。貴金属価格は続伸。
・原油価格は、1バレル当たり$48.98で越週。(前週$48.79)
・金価格は、1オンス当たり$1,274.16で越週。(前週$1,243.69)
③為替市場
・BREXITリスク急騰で週末にGBPが大きく下落。
・EURにも売り圧力で、安全資産のCHFは急騰。
・予想された利下げの無かったNZDも上昇組。
・JPYにも上昇圧力。
*RBNZがOCR金利を2.25%に据え置き。(市場予想は25bpの利下げ)
*カナダの5月雇用統計が堅調。就業者数+13.8千人。(予想+1.1千人)
失業率も7.1%から7.0%に低下。
*英国の民間世論調査でEU離脱支持が55%で残留支持45%を
10ポイントもリード。23日の投票に向けて過去最大のリード。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は調整幅拡大。債券市場は価格上昇(利回り低下)。
・日経平均は、16,601.36円で越週。(前週16,642.23円)
・米Dow→$17,865.82、S&P500→$2,096.13、Nasdaq→$4,894.55)
(前週 $17,806.65 $2,099.11 $4,942.52)
(前週比 +0.3% -0.1% -1.0% )
・米10年債利回りは、1.65%。(前週1.70%)
・米30年債利回りは、2.46%。(前週2.51%)
・米債利回りは4mth's Low。
・円債の新発10年物利回りは、‐0.145%と過去最低を記録。
②商品市場
・米地区の稼働掘削装置の2週連続の増加を受けて原油価格は
週末に調整。貴金属価格は続伸。
・原油価格は、1バレル当たり$48.98で越週。(前週$48.79)
・金価格は、1オンス当たり$1,274.16で越週。(前週$1,243.69)
③為替市場
・BREXITリスク急騰で週末にGBPが大きく下落。
・EURにも売り圧力で、安全資産のCHFは急騰。
・予想された利下げの無かったNZDも上昇組。
・JPYにも上昇圧力。
Global Stocks : Shaken......
世論調査で離脱派が残留派を10ポイントリードするなどBREXITリスクが急上昇。また掘削活動の拡大データなどから原油価格も反落圧力に晒される展開の中で主要株式市場は欧州株主導の下落相場となりました。
やはり欧州のダメージが大きいですね。
日本株は米株との連動の度合いが大きいので、米株の粘り腰に助けられていると思いますが、チャート的には全く良い形とは言えません。どこかで下げ幅を拡大していく展開に要注意でしょう。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
日本株は米株との連動の度合いが大きいので、米株の粘り腰に助けられていると思いますが、チャート的には全く良い形とは言えません。どこかで下げ幅を拡大していく展開に要注意でしょう。
CRUDE OIL : Correcting Lower.
原油価格は1バレル$50の壁を越えたと思ったら週末に叩き落される展開でした。
稼働中の掘削機械の数が2週連続で上昇しているデータが引き金とされていますが、やはり1バレル$50当たりから採算が取れ始めるところも多いのでしょう。供給意欲が急回復するのでしょうね。
下値が固いと、また上昇と言う展開となりそうですが、自然体では時間がかかるかもしれません。
急回復には国際的な緊張などの材料が必要かもしれません。
稼働中の掘削機械の数が2週連続で上昇しているデータが引き金とされていますが、やはり1バレル$50当たりから採算が取れ始めるところも多いのでしょう。供給意欲が急回復するのでしょうね。
CRUDE OIL DAILY |
下値が固いと、また上昇と言う展開となりそうですが、自然体では時間がかかるかもしれません。
急回復には国際的な緊張などの材料が必要かもしれません。
PRECIOUS METALS : Picking Up.
貴金属価格は、原油とは逆で調整終了による反発の気配を強めています。
なかなか良い形状ですね。
買い下がった分が含み益に変わってきました。
前回高値を取れば、上昇加速と見ています。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
なかなか良い形状ですね。
買い下がった分が含み益に変わってきました。
前回高値を取れば、上昇加速と見ています。
GBP : Gapping Down
もともと一本気な通貨ではありますが、GBPの下げ足は非常に速いです。
グサッと来ていますね。
ここから追いかけるのもありでしょうが、23日の国民投票までのGBPのVolatilityは手が付けられないかもしれません。
余談ですが、スイス中銀のEURCHFの下落阻止方針の放棄によるCHFの急騰で痛手を負ったFX業界では、23日の英国民投票に向けて欧州通貨に関するレバレッジを落とすという案内を出し始めていますね。
実際、投票結果が出たところでGBPはGapを伴う乱高下となる可能性が高いのでやむを得ない措置だと思いますね。
GBPUSD DAILY |
EURGBP DAILY |
GBPCHF DAILY |
GBPJPY DAILY |
グサッと来ていますね。
ここから追いかけるのもありでしょうが、23日の国民投票までのGBPのVolatilityは手が付けられないかもしれません。
余談ですが、スイス中銀のEURCHFの下落阻止方針の放棄によるCHFの急騰で痛手を負ったFX業界では、23日の英国民投票に向けて欧州通貨に関するレバレッジを落とすという案内を出し始めていますね。
実際、投票結果が出たところでGBPはGapを伴う乱高下となる可能性が高いのでやむを得ない措置だと思いますね。
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