2016年6月20日(月)~6月24日(金)の週の簡単なReviewです。
*英国のEU離脱の是非を問う国民投票で離脱支持が過半数。
キャメロン首相は辞任を表明。
*EU首脳陣は英国に迅速な離脱を要請。
*金融市場安定へG7が緊急声明。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・英国のEU離脱国民投票に振り回される展開。
離脱派が過半数と言う結果を受けて週末に株式市場大幅下落。
債券市場は価格上昇、利回り低下。
・日経平均は、14,952.02円で越週。(前週15,599.66円)
木曜日に英国のEU残留を織り込む動きに1万6千台を回復するも
金曜日のどんでん返しの結果に1,286.33円の大幅急落。
・米Dow→$17,399.86、S&P500→$2,037.30、Nasdaq→$4,707.98)
(前週 $17,674.14 $2,071.21 $4,800.34)
(前週比 -1.6% -1.6% -1.9% )
・6月20日(金)の下落は、Dow ‐$611.2(3.39%)、S&P500-$76.02(3.6%)
Nasdaq-$202.06(4.12%).。1日のDowの下げ幅は2011年8月以来
4年8か月ぶりの値幅。
・米10年債利回りは、1.58%。(前週1.61%)
・米30年債利回りは、2.43%。(前週2.42%)
②商品市場
・最終的には原油反落、貴金属反発の動き。
・原油価格は、1バレル当たり$47.61で越週。(前週$48.14)
英国の結果後に4.91%の急落。
・金価格は、1オンス当たり$1,317.71で越週。(前週$1,297.73)
ほぼ2年ぶりの高値圏で越週。
③為替市場
・英国のEU離脱の国民投票結果を受けてGBPが歴史的暴落。
GBPUSDは結果発表後に10%の急落。実に31年ぶり安値へ。
・JPYは急騰し、GBPJPYは一時25円以上の下落。
USDJPYは、木曜日の107円手前から金曜日は一時99円まで下落。
・EUの危機でもありEURも下落。一方安全資産のCHFが買われて
EURCHFは大きく下落。