2017年5月15日(月)~5月19日(金)の週の簡単なReviewです。
*Trump大統領に対する”ロシアゲート疑惑”が強まる
・5月9日にCOMEY FBI長官を電撃解任。
・同氏がロシアの大統領選挙介入疑惑を調査していたことなどから
様々な憶測を生み、メディアも政権批判を強める。
・議会はこの問題の特別検査官に前FBI長官のMueller氏を任命。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・ロシアゲート疑惑からリスク回避バイアスが上昇。
主要株式市場は売り優勢の展開。債券価格は上昇(利回り低下)。
・日経平均は、19,590.76円で越週。(前週19,883.90円)
・米Dow→$20,804.84、S&P500→$2,381.73、Nasdaq→$6,083.70)
(前週 $20,896.20 $2,390.87 $6,121.23)
(前週比 -0.40% -0.40% -0.60% )
・米10年債利回りは、2.23%。(前週2.33%)
・米30年債利回りは、2.90%。(前週2.99%)
②商品市場
・サウジ、ロシアなど産油国間の減産延長合意の憶測などから原油主導
で全般的に反発の動き。
・原油価格は、1バレル当たり$50.36で越週。(前週$47.88)
・金価格は、1オンス当たり$1,254.87で越週。(前週$1,227.10)
③為替市場
・米の長期金利低下などからUSDが最弱通貨に。
・CHFが大きく反発。EURも追随。
・リスク回避バイアスでAUD,NZDにも売り圧力。
・JPYにも上昇圧力掛かるも限定的。対USD上昇率は欧州通貨が上位。