2017年5月22日(月)~5月26日(金)の週の簡単なReviewです。
*米連邦捜査局(FBI)が、ドナルド・トランプ大統領の義理の息子で
上級顧問のジャレッド・クシュナー氏(36)の事情聴取を検討。
(ロシアゲート関連)
*独メルケル首相
「ECBの金融政策のせいでEURは安すぎる水準に」
(独の貿易黒字は独政府の影響が及ばない要因によるもの。
具体的にはEURの水準と原油価格)
*OPEC諸国(含む非OPEC産油国)が減産合意を9か月延長で合意。
*Moody’sが中国の信用格付けを引き下げ。(30年振り)
*米5月FOMC議事録は6月の利上げを示唆。
*米予算教書(2018年度)は大規模インフラ投資に大型減税が中心。
→現実味の評価は低いが市場は好感。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は反発継続で高値圏へ復帰。
債券市場は価格低下(利回り上昇)。
・日経平均は、19,686.84円で越週。(前週19,590.76円)
・米Dow→$21,078.33、S&P500→$2,415.70、Nasdaq→$6,210.19)
(前週 $20,804.84 $2,381.73 $6,083.70)
(前週比 +1.3% +1.4% +2.1% )
・米10年債利回りは、2.25%。(前週2.23%)
・米30年債利回りは、2.92%。(前週2.90%)
②商品市場
・減産合意延長がインパクト不足で原油が反落。貴金属は小幅に続伸。
・原油価格は、1バレル当たり$49.77で越週。(前週$50.36)
・金価格は、1オンス当たり$1,267.17で越週。(前週$1,254.87)
③為替市場
・テロの影響などもありGBPが最弱通貨。
・クシュナー氏のロシアゲート関与疑惑によりリスク回避バイアス
が上昇する動き。JPYにも上昇圧力。
・週の最強通貨はNZD。