2022年2月28日(月)~3月4日(金)の週の簡単なReviewです。
*ウクライナ情勢緊迫化
→欧米等ロシア主要銀をSWIFTから除外
→原発空爆報道、核使用可能性への言及、首都キーフ決戦間近
→ベラルーシ軍がロシア軍に加勢、各国のウクライナ支援急増
*米2月雇用統計:雇用者数が大きく増加するなど堅調な内容
→NFP(非農業部門就業者数)は+678千人(予想+423千人)
1月分、2月分も上方修正
→失業率は3.8%に低下(予想3.9%、前月4.0%)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は紛争地である欧州市場を中心に大幅な下落
債券市場は価格反発(利回り反落)の流れ
・日経平均株価は25,985.47円で越週(前週26,476.50円)
・米Dow→$33,614.80、SP500→$4,328.87、Nasdaq→$13,313.44)
(前週 $34,058.75 $4,384.65 $13,694.52)
(前週比 -1.30% -1.27% -2.78%)
・米10年債利回りは、1.732%(前週1.963%)
・米30年債利回りは、2.160%(前週2.275%)
②商品市場
・商品市場は大幅な上昇
・原油価格は1バレル当たり$115.02で越週(前週$91.93)
ウクライナの原発への空爆報道などで急騰
・金価格は1オンス当たり$1,970.75で越週(前週$1,898.40)
③外国為替市場
・ウクライナ情勢の緊迫を受けて欧州通貨に売り圧力
EURが最弱通貨、GBPも負組
・地理的な優位性も背景に南半球通貨(AUD,NZD)が上伸
・CHF,JPY,USDも堅調な推移
④暗号通貨(暗号資産)
・先週も回復基調が先行するも週末前に大幅な下落で越週のパターン
・1BITCOIN=4,478,372円(前週4,530,687円)