2014年3月8日土曜日

EUR : Boosted By Super Mario.

ECBのUpbeatな先行き予測やドラギ総裁の予想外の強気と自信を材料に木曜日のECB後にユーロが急騰しました。
EURUSD DAILY ⇒ EUR Jumped After ECB.
EURJPY DAILY ⇒ Post ECB Rise vs JPY.













ユーロは対ドルで1.39台まで吹き上がりましたので、米ドルと日本円の貴重が弱い中で1.40越えと言うシナリオも意識され始めました。

ドルインデックスが80割れのままですので先安感も強まっており、世間では今回のユーロドルの上昇は1.42台を目指すと言うレポートも散見される状況ですね。

ユーロは対円でも143円台まで駆け上がりました。こちらはウクライナ情勢にも左右されるのですがテクニカル分析上は明らかな上昇軌道であり145円シナリオでしょうか。地政学リスクとの神経戦ですね。

Top FX Movers of the Week.(Mar.3rd - Mar.7th.2014)

2014年3月3日(月)~7日(金)の週を通した週次ベースの主要通貨パフォーマンスです。

   通貨ペア ↑↓ 週終値  週始値  変動(pips) 変動(%)
AUDJPY   93.63     90.94  +269   +2.87% 

NZDJPY   87.45     85.37  +208   +2.38% 

EURJPY 143.26   140.48  +278   +1.94% 

AUDCAD1.0054   0.9882 +172   +1.71% 

GBPAUD 1.8435  1.8740  -305    -1.65% 

CHFJPY  117.61   115.69 +192   +1.63% 

AUDUSD 0.9066  0.8933 +133    +1.47% 

USDJPY  103.27   101.80 +147    +1.42% 

GBPJPY  172.63   170.45 +218    +1.26% 

AUDCHF0.7959   0.7859 +100    +1.26%  

通貨ペアの分解結果は以下の通りです
上昇通貨 ⇒ AUD(5回),NZD,EUR,CHF,USD,GBP
下落通貨 ⇒ JPY(6回),CAD,GBP,USD,CHF

豪ドルが最強通貨。日本円が最弱通貨でした。要はAUDJPYの上昇が最も値幅が出ていたと言うことです。ウクライナ情勢で株価下落、円高と言う展開でスタートした訳ですがその後は断続的に緊張が緩和されたことや金曜日の米雇用統計も含めて各国の経済指標が概ね好調であったことからRisk Appetiteが随分回復したと言う週でした。

The Final Round Rush : How They Finished the Week.

2014年3月7日(金)の北米市場における最後の4時間の主要通貨動向です。

    通貨ペア ↑↓  終値     始値   変動(pips) 変動(%)
AUDNZD 1.0701  1.0722   -21  -0.20% 

GBPNZD 1.9733  1.9770   -37   -0.19% 

NZDCHF 0.7434  0.7423  +11  +0.15% 

EURNZD 1.6376  1.6400   -24   -0.15% 

NZDUSD 0.8468  0.8458  +10   +0.12% 

GBPJPY  172.63   172.79  -16    -0.09% 

NZDCAD 0.9389  0.9381   +8   +0.09% 

NZDJPY ↑ 87.45    87.38    +7   +0.08% 

CHFJPY  117.61  117.70    -9    -0.08% 

AUDJPY   93.63    93.70    -7    -0.07% 

通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒  NZD(7回),JPY(3回)
下落通貨 ⇒ AUD(2回),GBP(2回),CHF(2回),EUR,USD,CAD,JPY

特に米雇用統計で大きく動いた後の週末前の調整局面というイメージでした。一番動いたのがドル円の上昇でしたので最後は円が買い戻される側に回っています。NZDの反発も面白いですね。

2014年3月2日日曜日

Well-Tuned EIGO. : If Somebody Paid Me.

投資関係のセミナーの案内などが良く来ますが、どこも必死に集客活動をしています。

You'll be glad you did.⇒後で参加してよかったと思うはずだ。
Don't say later that I did not tell you.⇒後で声を掛けなかった等と責めないでね。

という類のものが多いのですが、ちょっと面白いのがありました。

よく絶対に嫌だと言うときに「お金をもらってもやらない」なんて言いますが、英語でも同じで勝つ今回は「お金を貰っても欠席しない」=絶対に出席する と言う言い回しがありました。

I would not miss this conference if somebody paid me.
(たとえお金を貰ってもこの会議はミスしない。⇒なんとしても絶対に参加する)

なかなか面白いですよね。

ちなみに"If somebody paid me"の部分は別の箇所では、"If you paid me"となっていました。

お金を積まれても~しない と言う表現は万国共通にあるのでしょうね。

Well-Tuned EIGO. : Out of one's Depth / Relative Calm.

Mt.Gox社のミスハンドリングによるBitcoinの問題は改めて仮想通貨の怖さを認識させるものでした。

一応は今回は飽くまでもMt.Goxと言う特定の業者の問題であってBitcoinの問題ではないと言う論調が多いのですが、こういうものが定着、普及していく過程ではまだまだ多くの試練やリスクの顕在化という事象が起こるのではないでしょうか。

最近目にするレポートの多くがこの問題に何らかの形で言及しているのは無理からぬことでしょう。そんな中からいくつか使えそうな英語を切り出しておきましょう。

This is not the end of bitcoin, instead it is just the end of one bitcoin company that is at best out of its depth, and at worst, a scam.
(これはbitcoinの終焉ではなく、ただの一業者の終焉である。良く言っても能力不足、悪く言えばインチキ業者の。)

 depthは深みであり、能力ですので、out of one's depth は能力の限界を超えた状態ですね。

Getting rid of bad operators like Mt.Gox is a vital part of bitcoin's evolution.
 (Mt.Gox社のような悪い業者を駆逐することはBitcoinの進化における最重要事項だ。)

・Investors may long for the relative calm of gold.
    (投資家たちはBitcoin比(断然)安定した金に回帰するかもしれない)

英語らしい言い回しですね。

2014年3月1日土曜日

Review of the Week.(Feb.24th - Feb.28th.2014)

2014年2月24日(月)~28日(金)の週の簡単なReviewです。

1 Key Events.
 
 ①G20財務相/中銀総裁会合
  ・米英日の成長加速,欧州圏の回復を歓迎。
  ・中国や多くの新興国が堅調な成長。
  ・不安定な金融市場,高水準の公的債務,
   世界の不均衡問題は残課題。
  ・今後5年で全世界総GDPを2%以上増強する施策を。
  ・多くの先進国の金融政策は引き続き緩和的であるべき。
   中期的には緩和政策への依存を縮小。
  
 ②欧州圏 / スイス
  ・独2月IFO業況指数⇒111.3(予想110.6)
          2011年7月以来の最高値
  ・同現況指数⇒114.4(予想112.9)
  ・同期待指数⇒108.3(予想109)。
   (独に関してはZEWは弱く、IFOは強かった格好)
  ・独第4四半期GDP確定値⇒+0.4%(qoq)。
  ・独30年債券入札不調⇒26日(木)の入札でeur30bioに
             対して応札がeur2.79bio。
  ・独3月GFK消費者信頼感⇒8.5(2007年1月以来の最高値)
  ・独2月失業率⇒6.8%(unch)。
  ・独2月CPI⇒+1.2%に減速(yoy)。
  ・独1月小売売上高⇒+2.5%(yoy)。
  ・欧州圏1月CPI確定値⇒+0.8%(unch,yoy)
  ・欧州圏2月消費者信頼感⇒▲12.7(1月は▲11.7)
  ・欧州圏2月経済信頼感⇒101.2(1月は101)
  ・欧州圏2月CPI⇒+0.8%(予想+0.7%)
          追加緩和措置の可能性が後退
  ・欧州圏2月失業率⇒12.0%(unch)。
  ・ECB Draghi総裁+Paret主任エコノミスト+Nowotny理事
      ⇒欧州にデフレの兆候はない。
       消費者に値下がり期待の買控え見られず。
       中期インフレ目標2%は堅持。
       必要な追加措置には躊躇せず。
       ネガティブ金利採択の効果には疑問。
  ・欧州委員会⇒欧州圏成長予測を上方修正
        2014年は+1.1%から+1.2%に修正
        2015年も+1.7%から+1.8%に修正
        失業率は2014年12%,2015年は11.7%に改善へ
  ・スイス2013年第4四半期GDP⇒+0.2%(qoq)。
  ・スイス2月KOF先行指数⇒2.03(予想2.0)

 ③英国
  ・BOE MaCafferty⇒現GBP水準は英国輸出企業の重荷ではない
          2015年の利上げ観測もNot Unreasonable.
  ・BOE Dale主任エコノミスト⇒近い将来の利上げはない。
              利上げ実施時は小幅で段階的に。
        ・1月BBAモーゲージ許可件数⇒50千件(予想47.9千件)
               2007年9月以来の最高値
  ・2013年第4四半期GDP⇒+0.7%(qoq)に下方修正。
  ・GFK2月消費者信頼感⇒▲7(unch)。

 ④米国 / カナダ
  ・12月住宅価格指数⇒+0.8%(mom)。
  ・S&P500主要20都市住宅価格⇒+13.4%(yoy)
  ・1月耐久消費財受注⇒▲1%(予想▲0.5%)。
            Ex-Transportでは+1.1%(予想+0.2%)。
  ・失業保険申請件数⇒2月21日の週は348千件(予想より多い)。
  ・2013年第4四半期GDP確定値⇒+2.4%(予想+2.7%)
  ・加12月GDP⇒▲0.5%(予想▲0.2%,mom)


 ⑤日本
  ・黒田日銀総裁⇒2%のインフレターゲットへの軌道は順調。
       物価上昇は広範囲。需給ギャップも縮小傾向。
       景気回復は順調。緩和政策の効果も順調。
       QQE(量的質的緩和)は2%物価上昇達成まで継続。
       日欧の緩和が米のTapering効果を吸収。
  ・1月CPIコア⇒+1.3%(yoy)。
  ・2月東京地区CPIコア⇒+0.9%。
  ・1月家計消費⇒+1.2%(yoy)。失業率⇒3.7%。
  ・1月鉱工業生産⇒+4.0%(mom)。
  ・1月小売売上高⇒+4.4%(yoy)。
  ・1月住宅着工⇒+12.3%(yoy)。
  ・2月製造業PMI⇒55.5(小幅減少)。

 ⑥ニュージーランド
  ・1月貿易収支⇒nzd306mioも黒字(予想を上回る黒字)

2 金融市場

 ①株式市場 / 債券市場
  ・主要国の株式市場は概ね堅調
  ・債券市場も安定。長期金利は低下バイアス
  ・日経平均は1万5千円を回復も週足は1万4千8百円台
  ・米株堅調。S&P500は終値ベースの史上最高値更新
  ・週次はDowが+1.4%,S&P500+1.3%,Nasdaq+1.0%。
  ・2月はDow+4.0%,S&P500+4.3%,Nasdaq+5.0%
  ・米10年債利回り2.66%(先週2.73%)。
  ・米30年債利回り3.59%(先週3.69%)。

 ②商品市場
  ・調整局面も消化して堅調推移。
  ・原油価格はバレル単価$102.46(先週$102.25)。
  ・金価格はオンス単価$1,323.91(先週$1,323.40)。

 ③為替市場
  ・ユーロは対ドルで上昇。昨年12月以来の1.38台回復
  ・ドルインデックスが月足,週足で80割れ(79.782)
  ・豪ドルが反落でニュージーランドドルは反発へ。
  ・スイスフランが続伸。週末にかけて日本円にも上昇圧力。
  ・ドル円も102円割れで3月へ。