2007年6月24日日曜日

安普請だな~

土曜日には待望のエアコン取り付け工事が行われましたが、二つ購入したうちのリビング+キッチン用に購入した大きい方のエアコンは取り付けられずに持って帰ってもらうことになりました。
 天井と壁の材質および構造に不安があり、断言は出来ないもののエアコンの重さに耐え切れない可能性があるとの説明を受け、”そのリスクを取りますか?”と聞かれてなかなかYESとは言えないですよね。
 ほぼ同じパワーで軽いやつもあるようなので別のものに取り替えてもらう必要がありますが、その手続きにも購入した店に出向く必要があるとの事で日曜日に行って来ようと思います。

今住んでいる建物は安普請のようで、ガスを開通してもらう際には業者の人にガス漏れセンサーが使用期限切れであるので交換を勧められ、洗濯機の取り付け時には洗濯機用蛇口が法令基準を満たしていないので使用の都度蛇口を閉める事を指示され、この蛇口では水漏れ事故などが起きてもメーカーも販売店も保障の対象外とせざるを得ないとの通告を受けました。

実は今回のエアコン取り付け不能の説明を受ける時にも、業者が手で押しただけで天井が持ち上がるという恐ろしい光景も目にしました。近隣の相場からすればかなりの低水準で賃貸しているので文句は言えませんが、将来不動産を購入するようなことがあれば色々と目配りをしないといけないと痛感しました。少し前の事件で、いい加減な建築士による手抜き設計・工事が発覚して大問題となり、多くのマンション保有者が多大な金銭的且つ精神的な苦痛を蒙る羽目になった話がありましたが、今回のことももしも購入した家だったらかなりショックだったのではないでしょうか。

子供部屋となる部屋に取り付けた小さな方は無事に装着出来ましたが、すこぶる快調で改めて日本製品のレベルの高さを確認した思いです。売り場でははっきり分からなかったことですが、兎に角音が静かなことには驚きます。極論すればエアコンがONなのかOFFなのかは分からないくらいです。またこの製品には効率性を高める工夫の一環として部屋の中の人間の位置を確認してそのエリアを重点的に快適にするという機能があるので、ゲゲゲの鬼太郎のオヤジさんのような”目玉”によく似たセンサーが私を監視しており、ちょっと面白いと思いました。

それにしても実際に目に見えない部分でどういう工事がなされていたのか等はこうして実際に住んでみて初めて分かる世界ですから、最近広告が良く入るモデルルーム見学などでもチェックのしようが無いと思います。結局は信用の置ける業者が作ったと言うような情報を頼るしかないのでしょうか。将来不動産を購入するとなると大きな決断を要する買い物になりますが、そういう時に我々にはわからない作り込みやそれこそ蛇口の規格などまでチェックしてくれる人が居れば助かりますね。実は洗濯機やエアコン、PCなどを買うときにも膨大な選択肢の中から何を選ぶか、或いは選ぶ以前にそれぞれが何がどう違うのかを理解するのは至難の業だと感じました。

そういうのも充分商売のヒントになりそうですね~