先週の通貨ペアの変動率上位10ペアは以下のようになります。
通貨ペア 先週終値 前週終値 値幅(Pips) 変動率(%)
EURUSD 1.3278 1.3050 +228 +1.72%
GBPUSD 1.5940 1.5684 +256 +1.61%
EURCHF 1.3794 1.3585 +209 +1.52%
AUDUSD 0.9180 0.9043 +137 +1.49%
EURCAD 1.3637 1.3434 +203 +1.49%
GBPCAD 1.6374 1.6144 +230 +1.40%
GBPCHF 1.6557 1.6326 +231 +1.40%
AUDCAD 0.9431 0.9306 +125 +1.33%
AUDCHF 0.9528 0.9411 +117 +1.23%
USDJPY 85.48 86.45 -97 -1.13%
ドル円がやっと10番目に登場ですね。国内で騒ぐほど円高でもないと言う事になりますが実際に円高が目立つのはドル円のみでその他通貨は特に円高の様相は呈していません。クロス円も結構上昇していたりする訳ですね。
また実はこのドル安の中で反発を強めているのが欧州通貨のGBPとEURなのですが、欧米のボロ出し合戦の中で円以上に伸びていきそうな期待も強い資源国通貨や新興国通貨は明らかに劣後している事もわかります。先進国が没落しても新興国が世界を牽引していけるという所謂Decouplingといわれる現象にも今一つ確信がもてないでいる投資家が多い事の証左ではないでしょうか。