Druckenmiller氏の過去の言動の多くは彼のLegacyとして金融市場に引き継がれていくことでしょう。そしてその幾つかは、たとえ New Normal とやらで金融市場の在り方が大きく変化したとしても不変の重要性を持ち続けるのではないでしょうか。
前回に続いてDruckenmiller氏の言葉を咀嚼してみたいと思います。
"I have leaned many things from Mr.Soros, but perhaps the most significant is that it is not whether you're right or wrong that's important, but how much money you make when you're right and how much you lose when you're wrong."
(意訳)⇒ソロス氏からは多くを学んだが、恐らくその中でも最も大切な事は、重要な事は自分の戦略が正しいか間違っているかではなく、正しかった時の収益をどれだけ極大化出来て、間違っていた時の損失をどれだけ食い止められるかだと言う事だろう。
投資やトレーディング以外のビジネス全般にも適用出来る教えだと思います。また私はこれを読んだ時に、直にMartin Luther King Jr.(キング牧師)の次の言葉を連想しました。
"When you are right, you cannot be too radical; When you are wrong, you cannot be too concervative."
(意訳)⇒あなたが正しい時には積極的過ぎる事はない、あなたが間違っている時は控えめ過ぎる事はない。
う~ん・・・マンダム・・・(古い・・) と思うのでありました。まだまだ学ぶべき事が多いし、理解はしていても実践出来ていないことも多いのは恥ずかしい限りです。