2010年9月12日日曜日

Celebration of Life-2

It's already been 9 years..........

毎年9月11日には深い感慨がありますが、2001年の同時多発テロから早くも9年の歳月が経過しており、来年は10年目のアニバーサリーとなるのかと思うと少し驚いてしまいます。

振り返れば大した起伏もなく、両親をはじめとして多くの人達に守られて極めて平坦な恵まれた道を歩んで来れたと思って感謝していますが、そんな自分の人生にとって危機でありある意味で転機にもなったと思える出来事が二つあります。偶然ですがその二つとも9月でした。

2001年の9月11日のテロですが、私はWorld Trade CenterのNorth Towerにいました。最初の飛行機が突っ込んできた方のビルです。数名の仲間と下っていた非常階段の破損が激しく、壁にも亀裂が入って天井と壁から水が噴き出すような状態でしたが、何とか2系統あった非常階段を梯子する形で無事に非難することが出来ました。少なからぬ同僚、知人、そして親友を見送る事になりました。

2004年の9月には年齢的にも当時の自分に起こるとは考えた事も無かった癌が見つかり、緊急的に手術をしました。その後約一月の間毎日放射線療法というものを受けましたが、医師からはその後5年間再発も転移も見つからなければ、少なくとも今回の癌は治癒した事になる事、その後この病気にかかる可能性は他の人達と同じで、要するに予備軍ではなくなると言う説明を受けました。
 その5年後と言うのが昨年2009年の9月だったのですが、幸いにして再発はしておらず、少なくとも一つの節目は越えることが出来たのだという思いを噛み締めました。

今年の9月には、生かされていることに感謝して何か一つでも生命を救うとか育む事に関与したいと思ってきましたが、丁度子供たちが犬を飼いたいと希望していたので7月位から色々調べてきました。

生命を救うと言う事に拘って、ずっと保険所などで引き取り手がいないと安楽死処理されてしまうような犬をと思っていたのですが、なにやら複雑で条件も色々あるようで初めて犬を飼うという家族には色々と難しい点もありそうでしたので近場のペットショップにも相談に行っていたのですが、先日丁度当方の理想にぴったりの候補が見つかり、その時点で手続きすると何時ごろ貰えるかという質問をしたところ9月11日だという回答があり、何らかの巡り合せの様な気がしてその場で手を打ちました。

そして昨日、9月11日に遂に小さな生命がやってきました。















7月生まれのPuppyです。トイレトレーニングなど全てが試行錯誤で、早速絨毯の上にかりんとうのような糞を落とされたりしていますが、うちに飼われて不幸だったと言うことにならないように頑張ってみたいと思います。