USDJPY DAILY⇒先週は陰線が4本 |
EURJPY⇒こちらも先週大きく下落 |
ドル円、ユーロ円の動きは上記チャートの通りですが、2012会計年度のコストレート(社内レートなどとも言います)を円安方向に引き上げている輸出企業も多く、期初からの円高傾向は大きな懸念材料となります。
円高は殆ど全面高の様相となっており、殆どの個人投資家や多くの機関投資家に強く先行されてきた豪ドル(AUD)も対円で大きく下落中です。
AUDJPY⇒節目の85円も割り込みました。 |
この程度の円高では大騒ぎする事はないのですが、今週は9日(火曜日)に日銀の政策決定会合がありますので、そこでのメッセージの出し方が極めて重要度を増してきました。流石に追加緩和は可能性薄ですが、市場が一気に円の買い戻しに走るような内容は避けるべきでしょう。