先週も結構な動きがありましたね。為替市場のVolatilityは堅調を維持しています。
通貨ペア ↑↓ 週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①EURJPY ↑ 118.96 115.19 +377 +3.17%
②CHFJPY ↑ 97.55 95.32 +223 +2.29%
③EURUSD↑ 1.3343 1.3067 +276 +2.07%
④EURCAD↑ 1.3142 1.2902 +240 +1.83%
⑤NZDJPY ↑ 74.60 73.29 +131 +1.76%
⑥AUDJPY ↑ 93.93 92.35 +158 +1.68%
⑦EURGBP ↑ 0.8270 0.8131 +139 +1.68%
⑧GBPJPY ↑ 143.81 141.64 +217 +1.51%
⑨EURAUD↑ 1.2659 1.2468 +191 +1.51%
⑩EURNZD↑ 1.5943 1.5705 +238 +1.49%
通貨ペアの分解結果は以下のようになります。
上昇通貨 ⇒ EUR(6回),CHF,NZD,AUD,GBP
下落通貨 ⇒ JPY(5回),USD,CAD,GBP,AUD,NZD
豪ドル等のコモディティ通貨は上昇サイド、下落サイドの両方に顔を出しており、通貨マトリクスの中ではConsolidation状態だと言えるでしょう。そもそも複数回数の登場は上昇サイドのユーロと下落サイドの日本円のみです。当然ながらユーロ円が大きく上昇しているのですが、利下げ観測に反してECBが金利を据え置いた事がユーロ上昇の主要因となっています。
円安の動きは先週もしっかり継続しました。安倍新政権のリーダーシップが今のところしっかり発揮されている事、日本銀行が政府の方針に順応するスタンスを示している事が大きいと思います。