1 Key Events.
・米7月小売売上高
⇒±0%(予想+0.3%,mom)。
⇒Ex-Autoで+0.1%(予想+0.4%,mom)。
・米失業保険申請件数
⇒8月9日の週は311千件(予想295千件)。この6週間で最大値。
・米7月輸入物価指数⇒▲0.2%(予想▲0.4%,mom)。
・米8月Empire State製造業指数⇒14.7(予想20)。
・米7月PPI⇒+1.7%(予想+1.8%,yoy)。
・米8月ミシガン大学消費者信頼感指数⇒79.2(予想82.5)
・加7月住宅着工件数⇒200千件(予想194千件)。
・加6月新築住宅価格指数⇒+0.2%(予想+0.1%,mom)。
・加7月雇用レポート訂正(再発表)。
⇒雇用増は+41.7千人(予想+25.4千人)。
今月8日の発表(+2百人)は誤り。
⇒失業率は7.0%で修正なし。
②欧州圏 / スイス
・欧州圏8月ZEW景況感⇒23.7に急落(予想41.3)。
・欧州圏6月鉱工業生産⇒▲0.3%(予想+0.4%,mom)。
・欧州圏第2四半期GDP⇒±0%(予想+0.1%,qoq)。
・独8月ZEW景況感
⇒8.6に急落(予想18.2)。2012年12月以来の最低値。
・独7月CPI確定値⇒+0.8%(予想+0.8%,yoy)。
・独第2四半期GDP⇒▲0.2%(予想▲0.1%,qoq)。
・仏第2四半期GDP⇒±0%(予想+0.1%,qoq)。
・スイス6月小売売上高⇒+3.4%(予想+0.7%,yoy)。
③日本
・6月第3次産業活動指数⇒▲0.1%(予想±0,mom)。
・7月消費者信頼感⇒41.5(予想42.0)。
・日銀月報
⇒中国経済は安定成長軌道。ただし製造業の過剰設備に問題。
⇒他の新興国経済も成長の勢いに減速感。
⇒本邦輸出部門の回復力強くない。
・6月鉱工業生産⇒▲3.4%(mom)。
・第2四半期GDP
⇒▲1.7%(予想▲1.8%,qoq)。▲6.8%(予想▲7.0%,yoy)。
・6月機械受注⇒+8.8%(予想+15.3%,mom)。
④豪州 / ニュージーランド
・豪NAB 7月Business Confidence⇒11(先月8)。
・豪第2四半期住宅価格指数⇒+1.8%(予想+1.1%,qoq)。
・NZ 7月製造業PMI⇒53(先月53.4)。
・NZ第2四半期小売売上高⇒+1.2%(予想+1.0%,qoq)。
⑤英国
・7月BRC小売売上モニター⇒▲0.3%(yoy)。
・BOE四半期インフレ報告⇒予想以上にハト派的。
・BOE Carney総裁
⇒地政学リスクの尖鋭化を懸念。
⇒欧州圏は構造改革過程。経済成長は小規模。
・7月失業保険申請件数⇒▲33.6千件(予想▲30千件)。
・6月失業率⇒6.4%(予想6.4%)。
・BOE Miles政策委員
⇒賃金上昇が脆弱。労働市場のSlackの証左。
⇒現行の低金利維持は長期化の圧力。
⇒欧州経済は成長なき座礁状態。
・BOEインフレレポート
⇒利上げ開始時期は2015年第1四半期。
⇒政策金利は2016年第4四半期までに2.0%水準へ。
2 金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全体感は株式市場回復+債券市場続伸(金利低下)。
・日経平均も1万5千円台をしっかり回復。
15,318.34円で越週(先週14,778.37円)。
・DOW→$16,662.91、S&P500→$1,955.06、Nasdaq→$4,464.93。
・週次ベースでDow+0.7%、S&P500+1.2%、Nasdaq+2.2%。
・米10年債利回りは2.34%(先週2.43%)。
・米30年債利回りは3.14%(先週3.24%)。
②商品市場
・地政学リスクを睨みながらも上値を抑制される展開継続。
・原油価格はバレル単価で$97.06(先週$97.59)。
・金価格はオンス単価で$1,304.7(先週$1,311.11)。
③為替市場
・雇用統計上方修正→再発表でCADが反発。
・AUDも追随しNZDも含めてコモディティ通貨は堅調。
・指標の良かったCHFが上昇するもEUR,GBPは守勢に。
・GBPとJPYが最弱通貨を争う展開。USDも基調は弱い流れ。