2014年9月14日日曜日

GBP : At the Mercy of the Scotland Referendum.

Scotlandの英国からの独立問題に多くの金融市場がかき回されています。株も債券も為替もですね。
GBPUSD DAILY
チャートでも確認できますが、先週末の世論調査では慎重論を抑えて初めて独立賛成の意見が優勢になったとため、GBPは週初からGap-Downして取引が始まりました。

その後は徐々にGapを埋めに来るような小幅反発を見せているのですが、複数ある事前調査の中でも独立の賛否は僅差で割れている状況ですので、大激戦のまま住民投票を迎えることは間違いなさそうです。

市場の反応の程度については、一応以下のような見込みのようですね・・・

Bloombergの聞き取り調査の結果ですが・・・・

1 回答者の61%がScotland独立なら1ヶ月以内にGBPが対USDで
  5%~10%下落すると予想。

2 同36%が下落幅は2%~5%程度と予想。

3 GBPの下落が10%以上と予想するのは全体の3%程度。

4 独立が否決された場合は、68%の人々が2%~5%のGBP反発を予想。
  
5 同じく回答者の13%がGBPの反発を5%~10%程度と予想。

こういうのも大方外れるものです。とにかく目が離せませんね。