2014年10月12日日曜日

EURCHF : Still Needs Caution.

一旦は1.21台を回復し、今回も1.20台での確信犯的なロングメイクが機能するかと思われたEURCHFでしたが、先週の後半から再び下落リスクが強まってきました。
EURCHF DAILY

スイス中銀(SNB)は、為替介入(EUR買い、CHF売り)は行っていない事を公表した上で、1.20の下限レートとする政策の維持を強調しています


実際に今回の反発は、波乱を狙った勢力の撤退気味のショートカバーが背景にあったものだと思いますが、先週は1.21台から上値が伸びずに大きめの反落となってしまいました。

これでは確信犯的なロング勢が溜飲を下げる所までは行かずに反落してきたと言う印象で、市場のポジションはロング勢の持高が若干軽くなった程度なのではないでしょうか。

実弾催促相場となると厄介なのですが、1.20割れには大量の損切り(新規売り仕掛けも含む)オーダーが並んでいることは間違いないので、1.20が割れる場合はGap(or 窓)を開けてストンと落ちる局面がありそうです

年内には一波乱・・・・と思っていたほうが良いかもしれませんね。