米ドル上昇は先週のイベント、特にECBや米雇用統計を消化しきれれば上昇余地が拡大出来ると見ていましたが、週初からの調整も相応のモメンタムがありましたので「ちょっと難しいかな」と思い始めていました。
それだけに金曜日の雇用統計後の米ドルの反発は一層印象に残りましたね。
US Dollar Index. |
90レベルが相当強烈なレジスタンスになりそうですが、逆に言えばその水準にトライするような局面があるのかなと思っています。つまりは各主要なライバル通貨に対してまだまだ数百ポイントの上昇余地があるということですね。
MACDやRSIなども十分な上昇モメンタムを示唆しているようですね。
問題は経路ですが、先週のように今後はかなりの紆余曲折もありそうです。一本調子の上昇ではなく、SWING波動をしっかり見てタイミングを図って対処しないと振り回されて終わることになりやすい展開となるでしょう。
ドル円で見ても108円割りそうになってから110円手前まで戻っているのですから、かなり乱暴な動きですね。