2016年2月22日(月)~2月26日(金)の週の簡単なReviewです。
英国のEU離脱(Brexit)シナリオや産油国の減産シナリオをベースとした
SWING相場がメインの週でした。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式市場は回復基調を維持。
債券市場は弱保合いで利回りは小幅に上昇。
・日経平均は1万6千円台を回復し、16,188.41円で越週。
(前週15,967.17円)
・米Dow→$16,640.04、S&P500→$1,948.05、Nasdaq→$4,590.47)
(前週 $16,390.35 $1,917.62 $4,504.43)
(前週比 +1.5% +1.6% +1.9% )
・米10年債利回りは、1.76%。(前週1.75%)
・米30年債利回りは、2.63%。(前週2.61%)
②商品市場
・商品市場は保合い推移。金の上昇にも一服感。
原油価格は供給減少憶測を背景に断続的な上昇。
・原油価格はバレル単価で$32.84で越週。(前週$29.88)
・金価格はオンス単価で$1,223.26で越週。(前週$1,228.50)
③為替市場
・Brexit(英国のEU離脱)の可能性を背景にGBPが最弱通貨。
・原油価格のレジスタンスブレイクでCADに追い風。
・先週はJPY上昇バイアスも一服。
・USD総体としては上昇バイアスを維持。
2016年2月28日日曜日
Global Stocks : Had a Stable Week.
株式市場は原油価格の安定なども好感してRecoveryモード継続。今週末の米雇用統計にむけたポジション調整もあったと思いますが、安定した値動きだったと思います。。
相対的な評価をするなら、この回復基調の中で米株、欧州株、日本株という順番になるのかなと思います。
ヘッジファンドの日本売りなどと色々言われていますが、確かに日本株の回復モメンタムが顕著に弱いかもしれません。
今週は神経質な動きをしつつ最後に米雇用統計で決着がつくという展開でしょう。良くても悪くてもVolatilityは高そうですね。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
相対的な評価をするなら、この回復基調の中で米株、欧州株、日本株という順番になるのかなと思います。
ヘッジファンドの日本売りなどと色々言われていますが、確かに日本株の回復モメンタムが顕著に弱いかもしれません。
今週は神経質な動きをしつつ最後に米雇用統計で決着がつくという展開でしょう。良くても悪くてもVolatilityは高そうですね。
CRUDE OIL : At the Prospect of Production Cut.
産油諸国による減産観測が出ては反発し、サウジ要人などから否定発言が出ては反落という展開ですが、原油価格は安定基調の回復基調です。
バレル単価で$32台で越週していますが、チャートで見ても$33台より上に重要なレジスタンスが来ています。
下落局面で割り込んだかつてのサポートラインであり、前回高値をこのラインで抑え込まれていますので、今回は体勢を立て直しての再挑戦という事になります。
今週でケリがつきそうな気配有りなので、原油価格には一層の注目をしていきましょう。
CRUDE OIL DAILY |
バレル単価で$32台で越週していますが、チャートで見ても$33台より上に重要なレジスタンスが来ています。
下落局面で割り込んだかつてのサポートラインであり、前回高値をこのラインで抑え込まれていますので、今回は体勢を立て直しての再挑戦という事になります。
今週でケリがつきそうな気配有りなので、原油価格には一層の注目をしていきましょう。
Precious Metals : Still Worth Attention.
貴金属は小休止ですが、ここまでの上昇が美しかったこともありこの週末も悲観論、楽観論が交錯しています。週末にGOLD,SILVERで明暗が分かれているのも交錯バイアスを感じさせます。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
一部では日本株を売っている著名ファンドが人民元の切り下げに向けた戦略も取り始めており、一方ではそれを阻止するべく人民元への信頼を高めたい中国当局筋がGOLDの備蓄を急増させているなどの観測も出ています。
気になる話ですが、実際に中国は自国のGOLD備蓄の情報を非公開に切り替えており、まんざら根も葉もない話ではない可能性もあります。
2016年は、金融市場にとって何か大きな動きがある年となるのでしょうか・・・・
いずれにしてもSILVERは、ここからの下げは広い場となるかもしれませんね。
GBP : BREXIT ?
英国のEU離脱議論は、随分とGBPの足を引っ張っています。
EUの価格を条件にEU内に留まるべきとする英首相に対してロンドンの市長からは離脱支持の意見が出されたりしていましたが、国民投票に向けて息の長い材料となることだけは確実なようです。
Britain(英国)のExitという事で、BREXITという新語が闊歩していますが、為替市場では対EUR,USD,JPYの主要3通貨に対しても随分とGBP売りが出ていました。
このGBP売りですが、どうも為替市場が突出した盛り上がりを見せている感もありまして・・・英国株なども売り込まれる英国売りのような状況にはなっていない点は注意が必要かと思います。
GBP売りはすぐに終わる感じではないものの、今週は米雇用統計などもあってショートカバー的な反発上昇が先行する可能性もあるでしょう。
突っ込み売りは危険かもしれませんね。
EUの価格を条件にEU内に留まるべきとする英首相に対してロンドンの市長からは離脱支持の意見が出されたりしていましたが、国民投票に向けて息の長い材料となることだけは確実なようです。
GBPUSD DAILY |
EURGBP DAILY |
GBPJPY DAILY |
このGBP売りですが、どうも為替市場が突出した盛り上がりを見せている感もありまして・・・英国株なども売り込まれる英国売りのような状況にはなっていない点は注意が必要かと思います。
GBP売りはすぐに終わる感じではないものの、今週は米雇用統計などもあってショートカバー的な反発上昇が先行する可能性もあるでしょう。
突っ込み売りは危険かもしれませんね。
GBPCAD : A Real Nice Run Down.
足元のVolatility Providerが原油価格の反発と英国のEU離脱問題であったこともあり、前者の追い風を受けた通貨と後者の逆風を食らう通貨の明暗は非常に美しいトレンドを形成しています。
GBPもCADも材料があるときは非常に一本気な通貨なので、このクロスの下落を取れたトレーダーはほくほくでしょう。
日本人にはニッチな通貨ペアと思われがちですが、結構プロップディーラーの人達はしっかりチェックしている通貨ペアと言えると思います。
CADの逆襲とGBPの腰砕けが同時に起きている状況ですね。
AUDNZDなどと同様にまめにチェックしておきたい通貨ペアですね。
GBPCAD DAILY |
GBPもCADも材料があるときは非常に一本気な通貨なので、このクロスの下落を取れたトレーダーはほくほくでしょう。
日本人にはニッチな通貨ペアと思われがちですが、結構プロップディーラーの人達はしっかりチェックしている通貨ペアと言えると思います。
CADの逆襲とGBPの腰砕けが同時に起きている状況ですね。
AUDNZDなどと同様にまめにチェックしておきたい通貨ペアですね。
Top FX Movers of the Week.(Feb.22nd - Feb.26th.2016)
2016年2月22日(月)~2月26日(金)の週を通した主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPCAD↓1.8748 1.9819 -1071 -5.71%
2.GBPUSD↓1.3869 1.4395 -526 -3.79%
3.EURCAD↓1.4773 1.5327 -554 -3.75%
4.GBPNZD↓2.0922 2.1702 -780 -3.73%
5.GBPAUD↓1.9450 2.0128 -678 -3.49%
6.CADJPY↑ 84.29 81.71 +258 +3.06%
7.GBPCHF↓1.3819 1.4237 -418 -3.02%
8.CADCHF↑0.7368 0.7179 +189 +2.57%
9.GBPJPY↓158.06 162.00 -394 -2.49%
10.AUDCAD↓0.9635 0.9841 -206 -2.14%
通貨レベルへの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ CAD(5回),USD,NZD,AUD,CHF,JPY
下落通貨 ⇒ GBP(6回),EUR,JPY,CHF,AUD
英国のEU離脱(Brexit)と原油反発がドライバーの週でしたので、上昇サイドのCAD,下落サイドのGBPが目を引くのは当然のことですね。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年2月26日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDCHF↓0.6600 0.6619 -19 -0.29%
2.NZDCAD↓0.8954 0.8974 -20 -0.22%
3.GBPCHF↓1.3819 1.3845 -26 -0.19%
4.CHFJPY↑114.33 114.14 +19 +0.17%
5.AUDNZD↑1.0752 1.0735 +17 +0.16%
6.USDCHF↓0.9963 0.9978 -15 -0.15%
7.GBPAUD↓1.9450 1.9478 -28 -0.14%
8.EURNZD↑1.6485 1.6464 +21 +0.13%
9.AUDJPY↑ 81.23 81.13 +10 +0.12%
10.CADJPY↑ 84.29 84.19 +10 +0.12%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ CHF(4回),AUD(3回),CAD(2回),EUR
下落通貨 ⇒ NZD(4回),JPY(3回),GBP(2回),USD
2016年2月21日日曜日
Review of the Week.(Feb.15th - Feb.19th.2016)
2016年2月15日(月)~2月19日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は回復基調。
債券市場は小幅な価格低下(利回り上昇)。
・日経平均は、値幅の大きい上下動を消化しつつ一定の反発。
終値は15,967.17円で越週。(前週14,952.61円)
・米Dow→$16,390.35、S&P500→$1,917.62、Nasdaq→$4,504.43)
(前週 $15,973.63 $1,864.60 $4,337.51)
(前週比 +2.6% +2.8% +3.8% )
・米10年債利回りは、1.75%。(前週1.74%)
・米30年債利回りは、2.61%。(前週2.59%)
②商品市場
・商品市場は全般的に小幅な下落の週。
・二転三転するOPECの減産憶測に振らされる展開。
サウジアラビアの減産否定発言に上値の重い流れ。
原油価格は、バレル単価$29.88で越週。(前週$31.34)
・貴金属価格も調整バイアスがメインの流れ。
オンス単価で$1,228.50で越週。(前週$1,238.06)
③為替市場
・双方向へのSWING相場。
・独系金融機関への不安や英国のEU離脱リスク問題等を背景に
欧州通貨が負け組となる流れ。
・JPYは引き続き不安定な動き。不確定要素多く上昇圧力が燻る動き。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は回復基調。
債券市場は小幅な価格低下(利回り上昇)。
・日経平均は、値幅の大きい上下動を消化しつつ一定の反発。
終値は15,967.17円で越週。(前週14,952.61円)
・米Dow→$16,390.35、S&P500→$1,917.62、Nasdaq→$4,504.43)
(前週 $15,973.63 $1,864.60 $4,337.51)
(前週比 +2.6% +2.8% +3.8% )
・米10年債利回りは、1.75%。(前週1.74%)
・米30年債利回りは、2.61%。(前週2.59%)
②商品市場
・商品市場は全般的に小幅な下落の週。
・二転三転するOPECの減産憶測に振らされる展開。
サウジアラビアの減産否定発言に上値の重い流れ。
原油価格は、バレル単価$29.88で越週。(前週$31.34)
・貴金属価格も調整バイアスがメインの流れ。
オンス単価で$1,228.50で越週。(前週$1,238.06)
③為替市場
・双方向へのSWING相場。
・独系金融機関への不安や英国のEU離脱リスク問題等を背景に
欧州通貨が負け組となる流れ。
・JPYは引き続き不安定な動き。不確定要素多く上昇圧力が燻る動き。
Global Stocks : Can They Keep it Up....?
引き続きSWING相場が続く株式市場ですが、下落も上昇も値幅が出やすい状況で疲れますね。
少なからぬ人々が言ったり書いたりされている通り、どのチャートもベア転の可能性が色濃くにじみ出ている状況です・・・・
先週は上昇波でしたが、右下がりのトレンドのなかでのうねりとしての上昇局面という以上の評価をするのは難しいのではないでしょうか。
特に欧州株はダウ理論通りの動きであり、上下にうねりながら右下がりの流れが継続している状況であり、ここからはまた下げそうな気配が漂っている感じです。
個人的にはあと数週間は、上値の重さを感じながらも暴落はないという展開が続くと思うのですが、3月に入ってからどこかで急展開がある可能性も意識して対処していきたいと思っています。
安易な買い下がりはおすすめできない状況ですね。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
先週は上昇波でしたが、右下がりのトレンドのなかでのうねりとしての上昇局面という以上の評価をするのは難しいのではないでしょうか。
特に欧州株はダウ理論通りの動きであり、上下にうねりながら右下がりの流れが継続している状況であり、ここからはまた下げそうな気配が漂っている感じです。
個人的にはあと数週間は、上値の重さを感じながらも暴落はないという展開が続くと思うのですが、3月に入ってからどこかで急展開がある可能性も意識して対処していきたいと思っています。
安易な買い下がりはおすすめできない状況ですね。
CRUDE OIL : At The Mercy of .........
原油価格は、1バレルあたり$30の節目の攻防戦が続いています。
最終的には$15水準までの下落を見込む勢力も増えているのですが、足元は産油国の減産姿勢や価格維持に向けた協調の動きに一喜一憂しながら価格がSWINGする展開が続いています。
色々見ていると・・・結構難しそうですね・・・・経済制裁から解放されたイランは輸出し放題との見方もあるし、サウジアラビアは産油量もシェアも落とさないと明言しています。外交関係が破綻している状況下で、サウジとしてはイランに振り回されてたまるかというのもあるのでしょうね。
依然として金融市場では、原油が下がると即株安、円高、債券高と言う反応が広がっていく環境にありますので、原油価格からは目が離せませんが、チャートはどうかというと圧倒的に弱気としか言いようがありません。
そういう意味では、株式市場も非常に心配ですね・・・
最終的には$15水準までの下落を見込む勢力も増えているのですが、足元は産油国の減産姿勢や価格維持に向けた協調の動きに一喜一憂しながら価格がSWINGする展開が続いています。
色々見ていると・・・結構難しそうですね・・・・経済制裁から解放されたイランは輸出し放題との見方もあるし、サウジアラビアは産油量もシェアも落とさないと明言しています。外交関係が破綻している状況下で、サウジとしてはイランに振り回されてたまるかというのもあるのでしょうね。
CRUDE OIL |
依然として金融市場では、原油が下がると即株安、円高、債券高と言う反応が広がっていく環境にありますので、原油価格からは目が離せませんが、チャートはどうかというと圧倒的に弱気としか言いようがありません。
そういう意味では、株式市場も非常に心配ですね・・・
PRECIOUS METALS : Consolidation for Now.
貴金属は、調整バイアスに晒されながらの取引でした。
GOLDもSILVERも大きく上がったあとにしては調整も浅めと言う状況だと思います。
足並みが揃うこともある株式市場とは、昨今では完全な逆相関になっているので、投資家目線で言えば、株式市場の下落、混乱のリスクヘッジのオプションの一つが貴金属の保有であるという状況になっており、このトレンドはしばらく有効に機能するのではないかと思っています。
先週はGOLDに売り推奨を出す金融機関もありましたが、2016年は貴金属復活の年になる可能性が上昇中です。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
足並みが揃うこともある株式市場とは、昨今では完全な逆相関になっているので、投資家目線で言えば、株式市場の下落、混乱のリスクヘッジのオプションの一つが貴金属の保有であるという状況になっており、このトレンドはしばらく有効に機能するのではないかと思っています。
先週はGOLDに売り推奨を出す金融機関もありましたが、2016年は貴金属復活の年になる可能性が上昇中です。
JPY : Gaining Momentum Again.
JPY上昇の圧力が再び強まってきました。
対USDでもEURやGBPでもJPYの下落は極めて鈍い調整程度で終わってしまっています。
USDJPYは、調子よく上値を伸ばす局面もありましたが、クロス円は基本下げっぱなしという状況ですね。
EURJPYに関しては、今の為替市場におけるもっともクリアでトレンドが持続しそうな通貨ペアと紹介しているレポートもありました。
今週は株式市場も上値が重そうですので、余程のことがないと持続的なJPY下落の可能性は低そうです。
USDJPY DAILY |
EURJPY DAILY |
GBPJPY DAILY |
対USDでもEURやGBPでもJPYの下落は極めて鈍い調整程度で終わってしまっています。
USDJPYは、調子よく上値を伸ばす局面もありましたが、クロス円は基本下げっぱなしという状況ですね。
EURJPYに関しては、今の為替市場におけるもっともクリアでトレンドが持続しそうな通貨ペアと紹介しているレポートもありました。
今週は株式市場も上値が重そうですので、余程のことがないと持続的なJPY下落の可能性は低そうです。
EUR : Back Under Pressure.
先週のEURは、後半戦で値を崩す展開でした。ECBの追加緩和前倒しの可能性が強まったことが背景のようです。
EURUSDは、ここがサポートされれば、まだまだ上値更新の可能性ありですが、EURJPYは明確に下値を崩しています。
あまり書きたくないのですが、独の大手金融機関が危ないとの情報も影響し始めているようです。
悪材料が多い割にはEURはずっと強かったので、ここで自律的な下げが定着すると値幅も伸びそうな気配ではあります。
EURUSD DAILY |
EURJPY DAILY |
EURUSDは、ここがサポートされれば、まだまだ上値更新の可能性ありですが、EURJPYは明確に下値を崩しています。
あまり書きたくないのですが、独の大手金融機関が危ないとの情報も影響し始めているようです。
悪材料が多い割にはEURはずっと強かったので、ここで自律的な下げが定着すると値幅も伸びそうな気配ではあります。
GBP : EU Referendum in June.
英国のEU離脱の是非を問う国民投票が6月23日に行われるとの発表を受けてGBPがどう動くのかに注目が集まりますが、英国のEU改革要求を受けたEU側の対応などに注目が集まる中で先週のGBPは売り買い交錯しながらも下落する展開でした。
EU残留の条件として英国が要求した改革案をEU側が受け入れる方向での進捗がありましたが、これを受けてキャメロン首相は6月に国民投票を実施する意向です。
普通に考えれば、一旦GBPが買い戻されて、その後6月に向けて徐々に下げていくという流れも予想できますが、週末に見た多くの予想ではすぐにもGBPの下落リスクを指摘するものが多かった気がします。
GBPはトレンドが出れば値幅が伸びやすいので今週も注視ですね。
GBPUSD DAILY |
GBPJPY DAILY |
EURGBP DAILY |
EU残留の条件として英国が要求した改革案をEU側が受け入れる方向での進捗がありましたが、これを受けてキャメロン首相は6月に国民投票を実施する意向です。
普通に考えれば、一旦GBPが買い戻されて、その後6月に向けて徐々に下げていくという流れも予想できますが、週末に見た多くの予想ではすぐにもGBPの下落リスクを指摘するものが多かった気がします。
GBPはトレンドが出れば値幅が伸びやすいので今週も注視ですね。
GBPAUD DAILY |
Top FX Movers of the Week.(Feb.15th - Feb.19th.2016)
2016年2月15日(月)~2月19日(金)の週を通した週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.AUDCHF↑0.7069 0.6940 +129 +1.82%
2.CADCHF↑0.7179 0.7049 +130 +1.81%
3.CHFJPY↓113.73 115.77 -204 -1.79%
4.EURCAD↓1.5327 1.5586 -259 -1.69%
5.EURJPY↓125.30 127.40 -210 -1.68%
6.EURAUD↓1.5568 1.5828 -260 -1.67%
7.NZDCHF↑0.6553 0.6461 +92 +1.40%
8.GBPCAD↓1.9819 2.0084 -265 -1.34%
9.GBPAUD↓2.0128 2.0393 -265 -1.32%
10.GBPJPY↓162.00 164.13 -213 -1.31%
通貨レベルでの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ AUD(3回),CAD(3回),JPY(3回),NZD
下落通貨 ⇒ CHF(4回),EUR(3回),GBP(3回)
諸要因あって結果的に、欧州通貨が下落していますが、双方向に振れがあったので、終値ベースでは大した値幅にはなっていませんね。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年2月19日(金)の北米市場における最後の4時間枠での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPJPY↑162.00 161.38 +62 +0.38%
2.AUDJPY↑ 80.44 80.14 +30 +0.37%
3.GBPUSD↑1.4395 1.4351 +44 +0.31%
4.EURGBP↓0.7731 0.7753 -22 -0.28%
5.EURAUD↓1.5568 1.5612 -44 -0.28%
6.AUDUSD↑0.7146 0.7126 +20 +0.28%
7.NZDJPY↑ 74.60 74.42 +18 +0.24%
8.CADJPY↑ 81.71 81.53 +18 +0.22%
9.GBPCHF↑1.4237 1.4207 +30 +0.21%
10.AUDCHF↑0.7069 0.7055 +14 +0.20%
通貨ペアの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ GBP(4回),AUD(4回),NZD,CAD
下落通貨 ⇒ JPY(4回),USD(2回),EUR(2回),CHF(2回)
2016年2月14日日曜日
Review of the Week.(Feb.8th - Feb.12th 2016)
2016年2月8日(月)~2月12日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*米FRB Yellen議長の議会証言
・FRBは引き続き段階的な金融調整(=引き締め)の途上。
・雇用と賃金の継続的回復による国内景気の下支えに言及。
・足元の国際金融市場の混乱は懸念材料。中国経済にも懸念。
*麻生金融相
・足元の為替の動きは急であると認識。
・状況を注視し、必要に応じて適切に対処する。
*OPEC諸国
・協調減産の憶測が広がる。
①株式市場 / 債券市場
・週末海外時間に小反発をするも週を通して株式市場は大幅下落。
債券市場は価格上昇(利回り低下)の動き。(Risk-Off)
・日経平均は1年4か月ぶりに1万5千円割れ。
週足は、14,952.61円。(前週16,819.59円)
・米Dow→$15,973.63、S&P500→$1,864.60、Nasdaq→$4,337.51)
(前週 $16,204.83 $1,880.02 $4,363.14)
(前週比 -1.4% -0.8% -0.6% )
・米10年債利回りは、1.74%。(前週1.84%)
・米30年債利回りは、2.59%。(前週2.68%)
②商品市場
・OPEC協調減産の憶測などで週末に原油反発。
貴金属価格は続伸の展開。
・原油価格は、バレル単価$31.34で越週。(前週$31.03)
・金価格は、オンス単価$1,238.06で越週。(前週$1,173.01)
③為替市場
・JPYが急騰する流れ。CHFの上昇も続く典型的なRisk-Off環境。
・USDJPYは2014年10月以来となる110円台まで下落。
・USDJPYは過去2週間で121円台から110円台まで下落して
113円台で越週するVolatileな展開。
・週次ではNZDJPYとGBPJPYの下落率がUSDJPYを上回る。
・USDの基調も弱いまま。
金融市場
*米FRB Yellen議長の議会証言
・FRBは引き続き段階的な金融調整(=引き締め)の途上。
・雇用と賃金の継続的回復による国内景気の下支えに言及。
・足元の国際金融市場の混乱は懸念材料。中国経済にも懸念。
*麻生金融相
・足元の為替の動きは急であると認識。
・状況を注視し、必要に応じて適切に対処する。
*OPEC諸国
・協調減産の憶測が広がる。
①株式市場 / 債券市場
・週末海外時間に小反発をするも週を通して株式市場は大幅下落。
債券市場は価格上昇(利回り低下)の動き。(Risk-Off)
・日経平均は1年4か月ぶりに1万5千円割れ。
週足は、14,952.61円。(前週16,819.59円)
・米Dow→$15,973.63、S&P500→$1,864.60、Nasdaq→$4,337.51)
(前週 $16,204.83 $1,880.02 $4,363.14)
(前週比 -1.4% -0.8% -0.6% )
・米10年債利回りは、1.74%。(前週1.84%)
・米30年債利回りは、2.59%。(前週2.68%)
②商品市場
・OPEC協調減産の憶測などで週末に原油反発。
貴金属価格は続伸の展開。
・原油価格は、バレル単価$31.34で越週。(前週$31.03)
・金価格は、オンス単価$1,238.06で越週。(前週$1,173.01)
③為替市場
・JPYが急騰する流れ。CHFの上昇も続く典型的なRisk-Off環境。
・USDJPYは2014年10月以来となる110円台まで下落。
・USDJPYは過去2週間で121円台から110円台まで下落して
113円台で越週するVolatileな展開。
・週次ではNZDJPYとGBPJPYの下落率がUSDJPYを上回る。
・USDの基調も弱いまま。
Global Stocks : Overwhelmingly Pessimistic.
株式市場の壊れ方は、正直予想を超えていたと言わざるを得ません。
世界中で文字通り巨額の富が蒸発していく様は、見ていて怖くなるほどです。
チャートでもわかる通り、金曜日には原油価格も株式市場も反発しているのですが、あまりにも久しぶりの陽線であり、これだけで底打ち感を云々するのは無謀でしょう。
長期的には下髭になっていると信じて買い拾うなら現物で、決してレバレッジをかけた勝負はお勧めできません。新たな材料が出ない限りは、むしろ戻り売りを推奨するべき状況と言わざるを得ません。
Selling Climaxはまだまだではないでしょうかね・・・・
世界中で文字通り巨額の富が蒸発していく様は、見ていて怖くなるほどです。
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US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
チャートでもわかる通り、金曜日には原油価格も株式市場も反発しているのですが、あまりにも久しぶりの陽線であり、これだけで底打ち感を云々するのは無謀でしょう。
長期的には下髭になっていると信じて買い拾うなら現物で、決してレバレッジをかけた勝負はお勧めできません。新たな材料が出ない限りは、むしろ戻り売りを推奨するべき状況と言わざるを得ません。
Selling Climaxはまだまだではないでしょうかね・・・・
NIKKEI : Now The Epicenter.
上海株の崩れから始まった混乱ですが、日本株が引っ張られるように下落し始めたころに色々な分析が出ていましたが、共通していたことの一つに日本株が安定する条件として上海株式市場が落ち着きを取り戻すという事が挙げられていました。
で・・・先行き不安はありますが、結構上海市場は落ち着いているんですよ。
相場を見ていて強く感じるのは、いつの間にか東京市場のほうが世界株式市場の混乱の震源地になってしまっている感があることです。値幅が半端じゃない日々が続いています。
毎日500円とか700円とか平気で動くし、特に落ちるときは値幅が大きくて速いので見ていて冷や冷やしてしまいます。
マイナス金利導入が、思わぬ方向にドアを開けてしまったような展開ですが、そのドアから吹き込んだ突風が日本株を破壊し、日本円を想定外の領域にまで急騰させてしまいました。
とにかく動きやすくなっているので、大きめの戻り局面も消化しながら、結局は断続的に下値を掘り下げていく展開が続く可能性が高そうです。
で・・・先行き不安はありますが、結構上海市場は落ち着いているんですよ。
相場を見ていて強く感じるのは、いつの間にか東京市場のほうが世界株式市場の混乱の震源地になってしまっている感があることです。値幅が半端じゃない日々が続いています。
NIKKEI DAILY |
毎日500円とか700円とか平気で動くし、特に落ちるときは値幅が大きくて速いので見ていて冷や冷やしてしまいます。
マイナス金利導入が、思わぬ方向にドアを開けてしまったような展開ですが、そのドアから吹き込んだ突風が日本株を破壊し、日本円を想定外の領域にまで急騰させてしまいました。
とにかく動きやすくなっているので、大きめの戻り局面も消化しながら、結局は断続的に下値を掘り下げていく展開が続く可能性が高そうです。
CRUDE OIL : At the Smell of OPEC Move...
原油続落でRisk-Offの再開となった先週の相場ですが、最後の最後に遂にOPEC諸国が減産合意に動くとの憶測を背景に一息ついた格好で週を終えています。
ここから株が安定したり、円高も一服するとしたら、原油価格は絶対に反転していなくてはなりません。
チャート的にはまだまだベアであり、多くのエコノミストが最終的に今の半値程度となる$10台の底値予想を出している状況下ですが、確かに上値抵抗は相当厳しそうですね・・・・
CRUDE OIL DAILY |
ここから株が安定したり、円高も一服するとしたら、原油価格は絶対に反転していなくてはなりません。
チャート的にはまだまだベアであり、多くのエコノミストが最終的に今の半値程度となる$10台の底値予想を出している状況下ですが、確かに上値抵抗は相当厳しそうですね・・・・
Precious Metals : Watch This..........
貴金属は美しい続伸軌道を描いております!
どうしてもファンダメンタルズに固執してしまい、混乱継続に備えてJPYを買うのを良しとしない人は、貴金属を買っておくのがよいでしょう。
ちょっと立ち上がりが急なので、追いかけたくはない形状ですが、水準的には長期低迷の後なのでまだまだ高くはないでしょう。
今週あたりは押し目を待ってみましょうか・・・
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
ちょっと立ち上がりが急なので、追いかけたくはない形状ですが、水準的には長期低迷の後なのでまだまだ高くはないでしょう。
今週あたりは押し目を待ってみましょうか・・・
USDJPY : 121’s ⇒ 110’s Within 2 Weeks.
2014年10月以来の110円台を付けたのちに113円台を回復して越週したUSDJPYですが、この2週間の値幅は凄いですね。(この通貨ペアにしてはですが)
先々週の主要通貨ペアの変動率首位がUSDJPYの下落でしたが、先週もUSDJPYは同じく下落方向で第三位に入っており、この間の値幅は実に121円台から110円台と言う凄さです。
改めて見直しても、突然ドミノが連続して倒れまくったようなチャートになっています。
別項にも書いた通り、当初混乱の震源地とされた中国市場で中国株も為替市場での人民元も落ち着き始めている中で、いつの間にか日本株と日本円がVolatilityの震源地かつ供給源になってしまっている感があります。
113円台で越週しているので、一旦は110円台は固かったという印象ですので、次はここからの反発力が試される過程に入りそうです。
先々週の主要通貨ペアの変動率首位がUSDJPYの下落でしたが、先週もUSDJPYは同じく下落方向で第三位に入っており、この間の値幅は実に121円台から110円台と言う凄さです。
USDJPY DAILY |
改めて見直しても、突然ドミノが連続して倒れまくったようなチャートになっています。
別項にも書いた通り、当初混乱の震源地とされた中国市場で中国株も為替市場での人民元も落ち着き始めている中で、いつの間にか日本株と日本円がVolatilityの震源地かつ供給源になってしまっている感があります。
113円台で越週しているので、一旦は110円台は固かったという印象ですので、次はここからの反発力が試される過程に入りそうです。
JPY : JPY RULES.
USDJPYよりも変動率の大きかったクロス円のチャートもチェックしておきましょう。
GBPJPY DAILY |
NZDJPY DAILY |
GBPもNZDもUSDより弱かったので一層値幅が出ていたというわけですね。
逆に対USDでは強かった通貨群は、変動率では劣るものの、やはり最強通貨であったJPYには地歩を譲っています。
AUDJPY DAILY |
EURJPY DAILY |
JPYが果たして本当に安心して帰る通貨なのかどうかという議論は、トレーディングをする上では無意味です。
2016年は相当な円高を見ている勢力もいますので、混乱継続ならJPYを買うという戦略をしっかり維持していきましょう。
AUDNZD : Early Light at the End of the Tunnel?
昨今の危機相場、混乱相場のなかでお約束なのがJPY上昇、やっと来たのが貴金属の上昇だとすれば、一旦落ち着く気配を見せているのがAUDNZDという感じです。
Risk-Off環境下では持続的な下落を見せやすいこの通貨ペアは、今回もしっかりと下げてくれましたが、過去に強固に反転したボトムラインからしっかり反発し、非常に大きな陽線を出しています。
不思議と、AUDNZDが過去の防衛線を崩して下落幅を伸ばそうかというタイミングで、OPECから減産の話が出て原油も株も反発する流れとなった訳ですが、意外とこういう偶然は無視できない時もありますよね。
トンネルの先に見え始めた最初の明かりの可能性は・・・?
AUDNZD DAILY |
Risk-Off環境下では持続的な下落を見せやすいこの通貨ペアは、今回もしっかりと下げてくれましたが、過去に強固に反転したボトムラインからしっかり反発し、非常に大きな陽線を出しています。
不思議と、AUDNZDが過去の防衛線を崩して下落幅を伸ばそうかというタイミングで、OPECから減産の話が出て原油も株も反発する流れとなった訳ですが、意外とこういう偶然は無視できない時もありますよね。
トンネルの先に見え始めた最初の明かりの可能性は・・・?
Top FX Movers of the Week.(Feb.8th - Feb.12th 2016)
2016年2月8日(月)~2月12日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDJPY↓ 74.94 77.42 -248 -3.31%
2.GBPJPY↓164.13 169.38 -525 -3.20%
3.USDJPY↓113.25 116.82 -357 -3.15%
4.CADJPY↓ 81.70 83.92 -222 -2.72%
5.AUDJPY↓ 80.43 82.53 -210 -2.61%
6.EURJPY↓127.40 130.33 -293 -2.30%
7.CHFJPY↓115.77 117.78 -201 -1.74%
8.NZDCHF↓0.6461 0.6569 -108 -1.67%
9.GBPCHF↓1.4162 1.4376 -214 -1.51%
10.USDCHF↓0.9771 0.9916 -145 -1.48%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ JPY(7回),CHF(3回)
下落通貨 ⇒ NZD(2回),GBP(2回),USD(2回),CAD,AUD,EUR,CHF
JPYが最強通貨。CHFが続くというのは典型的なリスク回避バイアスですね。
USDJPYの下落は、前週の第一位でしたが、今週も第三位にはいりました。
反発なしの続落ということになります。実にこの2週間で121円台から110円台を
駆けずり回った格好になります。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年2月12日(金)の北米市場における最後の4時間枠での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPCAD↑2.0084 2.0024 +60 +0.30%
2.GBPNZD↑2.1878 2.1822 +56 +0.26%
3.GBPCHF↑1.4162 1.4132 +30 +0.21%
4.NZDUSD↓0.6616 0.6630 -14 -0.21%
5.NZDCHF↓0.6461 0.6474 -13 -0.20%
6.AUDCAD↑0.9841 0.9823 +18 +0.18%
7.EURCAD↑1.5586 1.5558 +28 +0.18%
8.GBPJPY↑164.13 163.84 +29 +0.18%
9.NZDJPY↓ 74.94 75.06 -12 -0.16%
10.EURNZD↑1.6981 1.6955 +26 +0.15%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ GBP(4回),EUR(2回),USD,CHF,AUD,JPY
下落通貨 ⇒ NZD(5回),CAD(3回),CHF,JPY
2016年2月7日日曜日
Review of the Week.(Feb.1st - Feb.5th. 2016)
2016年2月1日(月)~2月5日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*米1月雇用統計
非農業部門雇用者数(NFP)+151千人。(予想+192千人)
失業率は4.9%に低下。(前月5.0%)
失業率は2008年2月以来8年ぶりの水準。
*加1月雇用統計
1月は5.7千人の雇用喪失。原油関係の領域の雇用減が継続。
失業率も7.2%に上昇。2年ぶりの高失業率。
*BOEは金融政策据え置き。
政策金利を0.5%、資産購入ターゲットGBP 375bioに維持。
Ian McCafferty委員が利上げを主張せず、今回は全会一致の決定。
*NY連銀Dudley総裁
「世界経済の減速とドル高は米経済に重大な悪材料となる」
*RBAも政策金利(2.0%)を据え置き。
①株式市場 / 債券市場
・株式市場反落、債券市場は価格上昇(利回り低下)が進行。
・日経平均は、16,819.59円で越週。(前週17,518.30円)
・米Dow→$16,204.83、S&P500→$1,880.02、Nasdaq→$4,363.14)
(前週 $16,459.72 $1,939.36 $4,613.95)
(前週比 -1.6% -3.1% -5.4% )
・米10年債利回りは、1.84%。(前週1.92%)
・米30年債利回りは、2.68%。(前週2.75%)
②商品市場
・原油価格反落。過去2週間の上昇分を失う展開。
・在庫増懸念が楽観論を押し潰す展開。
・貴金属市場は立ち上がりの気配。
・原油価格は、バレル単価で$31.03で越週。(前週$33.62)
・金価格は、オンス単価で$1,173.01で越週。(前週$1,117.06)
③為替市場
・NY連銀総裁の懸念表明を受けたUSD下落の流れ。
・対USDでの上昇率首位はJPY。
・雇用データが弱かったCADにも売り圧力。
・金融政策がハト派的と解釈されたAUDも下落。
金融市場
*米1月雇用統計
非農業部門雇用者数(NFP)+151千人。(予想+192千人)
失業率は4.9%に低下。(前月5.0%)
失業率は2008年2月以来8年ぶりの水準。
*加1月雇用統計
1月は5.7千人の雇用喪失。原油関係の領域の雇用減が継続。
失業率も7.2%に上昇。2年ぶりの高失業率。
*BOEは金融政策据え置き。
政策金利を0.5%、資産購入ターゲットGBP 375bioに維持。
Ian McCafferty委員が利上げを主張せず、今回は全会一致の決定。
*NY連銀Dudley総裁
「世界経済の減速とドル高は米経済に重大な悪材料となる」
*RBAも政策金利(2.0%)を据え置き。
①株式市場 / 債券市場
・株式市場反落、債券市場は価格上昇(利回り低下)が進行。
・日経平均は、16,819.59円で越週。(前週17,518.30円)
・米Dow→$16,204.83、S&P500→$1,880.02、Nasdaq→$4,363.14)
(前週 $16,459.72 $1,939.36 $4,613.95)
(前週比 -1.6% -3.1% -5.4% )
・米10年債利回りは、1.84%。(前週1.92%)
・米30年債利回りは、2.68%。(前週2.75%)
②商品市場
・原油価格反落。過去2週間の上昇分を失う展開。
・在庫増懸念が楽観論を押し潰す展開。
・貴金属市場は立ち上がりの気配。
・原油価格は、バレル単価で$31.03で越週。(前週$33.62)
・金価格は、オンス単価で$1,173.01で越週。(前週$1,117.06)
③為替市場
・NY連銀総裁の懸念表明を受けたUSD下落の流れ。
・対USDでの上昇率首位はJPY。
・雇用データが弱かったCADにも売り圧力。
・金融政策がハト派的と解釈されたAUDも下落。
Global Stocks : Fragile at Best.
株式市場は一定の反発しては維持できずに反落という展開が続きます。
全体的に陰線が目立ちますが、先週は特に毎日じりじりと下げる展開が目立っていました。
こうなると上値の絶望的な重さというか、市場センチの弱さが強く印象付けられることになります。
やはり中長期的なベアマーケット入りをしている可能性が上昇していると言わざるを得ないでしょう。
余程のことがない限り、市場参加者の太宗は、反発局面では戻り売りのスタンスで動くことになりそうです。
幾つかの個別銘柄もフォローしているのですが、非常に弱いですね。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
全体的に陰線が目立ちますが、先週は特に毎日じりじりと下げる展開が目立っていました。
こうなると上値の絶望的な重さというか、市場センチの弱さが強く印象付けられることになります。
やはり中長期的なベアマーケット入りをしている可能性が上昇していると言わざるを得ないでしょう。
余程のことがない限り、市場参加者の太宗は、反発局面では戻り売りのスタンスで動くことになりそうです。
幾つかの個別銘柄もフォローしているのですが、非常に弱いですね。
CRUDE OIL : Under the Weight of SUPPLY GLUT....
原油価格が壁に当たっています。ここ2週間ほど底打ち感は出ていたのですが、ちょっと怪しくなってきました。
バレル当たり$30の節目を今度は上から試しに行く流れになっていると思います。
ここが固いとまた次の反発が狙えるのですが、ずるっと崩れてしまうと低迷相場に逆戻りしてしまう可能性があります。
一旦注目が薄れていた原油価格も正念場といった状況と言えましょう。
CRUDE OIL DAILY |
バレル当たり$30の節目を今度は上から試しに行く流れになっていると思います。
ここが固いとまた次の反発が狙えるのですが、ずるっと崩れてしまうと低迷相場に逆戻りしてしまう可能性があります。
一旦注目が薄れていた原油価格も正念場といった状況と言えましょう。
PRECIOUS METALS : LOOKING GOOD NOW.
あれれ~ という感じなのが、貴金属です。足元絶好調ですね。
日次チャートでは、ダウ理論も成立しています。このまま大きく上昇という展開を期待するべきではないでしょうが、レバレッジは控え目にしてパラパラと押し目を拾っていくのが良さそうな展開になってきました。
原油も株も・・・という中で、ちょっと目覚めてきた感じでしょうか。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
原油も株も・・・という中で、ちょっと目覚めてきた感じでしょうか。
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