2016年2月14日日曜日

Review of the Week.(Feb.8th - Feb.12th 2016)

2016年2月8日(月)~2月12日(金)の週の簡単なReviewです。

金融市場

*米FRB Yellen議長の議会証言

 ・FRBは引き続き段階的な金融調整(=引き締め)の途上。
 
 ・雇用と賃金の継続的回復による国内景気の下支えに言及。
 
 ・足元の国際金融市場の混乱は懸念材料。中国経済にも懸念。

*麻生金融相

 ・足元の為替の動きは急であると認識。

 ・状況を注視し、必要に応じて適切に対処する。

*OPEC諸国

 ・協調減産の憶測が広がる。

①株式市場 / 債券市場

 ・週末海外時間に小反発をするも週を通して株式市場は大幅下落
  債券市場は価格上昇(利回り低下)の動き(Risk-Off)
 ・日経平均は1年4か月ぶりに1万5千円割れ
  週足は、14,952.61円。(前週16,819.59円)
 ・米Dow→$15,973.63、S&P500→$1,864.60、Nasdaq→$4,337.51)
 (前週   $16,204.83                $1,880.02               $4,363.14)
 (前週比     -1.4%            -0.8%            -0.6% )
 ・米10年債利回りは、1.74%。(前週1.84%)
 ・米30年債利回りは、2.59%。(前週2.68%)

②商品市場

 ・OPEC協調減産の憶測などで週末に原油反発
  貴金属価格は続伸の展開
 ・原油価格は、バレル単価$31.34で越週。(前週$31.03)
 ・金価格は、オンス単価$1,238.06で越週。(前週$1,173.01)

③為替市場

 ・JPYが急騰する流れCHFの上昇も続く典型的なRisk-Off環境
 ・USDJPYは2014年10月以来となる110円台まで下落
 ・USDJPYは過去2週間で121円台から110円台まで下落して
  113円台で越週するVolatileな展開
 ・週次ではNZDJPYとGBPJPYの下落率がUSDJPYを上回る
 ・USDの基調も弱いまま