2016年2月1日(月)~2月5日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*米1月雇用統計
非農業部門雇用者数(NFP)+151千人。(予想+192千人)
失業率は4.9%に低下。(前月5.0%)
失業率は2008年2月以来8年ぶりの水準。
*加1月雇用統計
1月は5.7千人の雇用喪失。原油関係の領域の雇用減が継続。
失業率も7.2%に上昇。2年ぶりの高失業率。
*BOEは金融政策据え置き。
政策金利を0.5%、資産購入ターゲットGBP 375bioに維持。
Ian McCafferty委員が利上げを主張せず、今回は全会一致の決定。
*NY連銀Dudley総裁
「世界経済の減速とドル高は米経済に重大な悪材料となる」
*RBAも政策金利(2.0%)を据え置き。
①株式市場 / 債券市場
・株式市場反落、債券市場は価格上昇(利回り低下)が進行。
・日経平均は、16,819.59円で越週。(前週17,518.30円)
・米Dow→$16,204.83、S&P500→$1,880.02、Nasdaq→$4,363.14)
(前週 $16,459.72 $1,939.36 $4,613.95)
(前週比 -1.6% -3.1% -5.4% )
・米10年債利回りは、1.84%。(前週1.92%)
・米30年債利回りは、2.68%。(前週2.75%)
②商品市場
・原油価格反落。過去2週間の上昇分を失う展開。
・在庫増懸念が楽観論を押し潰す展開。
・貴金属市場は立ち上がりの気配。
・原油価格は、バレル単価で$31.03で越週。(前週$33.62)
・金価格は、オンス単価で$1,173.01で越週。(前週$1,117.06)
③為替市場
・NY連銀総裁の懸念表明を受けたUSD下落の流れ。
・対USDでの上昇率首位はJPY。
・雇用データが弱かったCADにも売り圧力。
・金融政策がハト派的と解釈されたAUDも下落。