2016年2月7日日曜日

Review of the Week.(Feb.1st - Feb.5th. 2016)

2016年2月1日(月)~2月5日(金)の週の簡単なReviewです。

金融市場

*米1月雇用統計
 非農業部門雇用者数(NFP)+151千人。(予想+192千人)
 失業率は4.9%に低下。(前月5.0%)
 失業率は2008年2月以来8年ぶりの水準

*加1月雇用統計
 1月は5.7千人の雇用喪失。原油関係の領域の雇用減が継続。
 失業率も7.2%に上昇2年ぶりの高失業率

*BOEは金融政策据え置き
 政策金利を0.5%、資産購入ターゲットGBP 375bioに維持。
 Ian McCafferty委員が利上げを主張せず、今回は全会一致の決定

*NY連銀Dudley総裁
 「世界経済の減速とドル高は米経済に重大な悪材料となる」

*RBAも政策金利(2.0%)を据え置き

①株式市場 / 債券市場

 ・株式市場反落、債券市場は価格上昇(利回り低下)が進行
 ・日経平均は、16,819.59円で越週。(前週17,518.30円)
 ・米Dow→$16,204.83、S&P500→$1,880.02、Nasdaq→$4,363.14)
 (前週   $16,459.72                $1,939.36               $4,613.95)
 (前週比     -1.6%            -3.1%            -5.4% )
 ・米10年債利回りは、1.84%。(前週1.92%)
 ・米30年債利回りは、2.68%。(前週2.75%)

②商品市場

 ・原油価格反落過去2週間の上昇分を失う展開
 ・在庫増懸念が楽観論を押し潰す展開。
 ・貴金属市場は立ち上がりの気配
 ・原油価格は、バレル単価で$31.03で越週。(前週$33.62)
 ・金価格は、オンス単価で$1,173.01で越週。(前週$1,117.06)

③為替市場

 ・NY連銀総裁の懸念表明を受けたUSD下落の流れ
 ・対USDでの上昇率首位はJPY
 ・雇用データが弱かったCADにも売り圧力
 ・金融政策がハト派的と解釈されたAUDも下落