*日銀が金融緩和の新たな枠組みを導入
・長短金利操作(イールドカーブコントロール)付き量的質的金融緩和 ・
・現行のマイナス金利政策は継続。
・10年物国債利回りを0%程度に誘導。
・量から金利へのフォーカスシフト。
*米FOMCが追加利上げを見送り
・年内(12月)に1回の利上げ実施を示唆。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・日米の金融政策会合を消化して主要株式市場は上昇するも
週末には失速する展開。債券市場は価格上昇(利回り低下)。
・日経平均は、16,754.02円で越週。(前週16,519.29円)
・米Dow→$18,263.43、S&P500→$2,164.80、Nasdaq→$5,305.75)
(前週 $18,148.86 $2,139.10 $5,243.20)
(前週比 +0.76% +1.20% +1.17% )
・米10年債利回りは、1.62%。(前週1.69%)
・米30年債利回りは、2.35%。(前週2.43%)
②商品市場
・商品市場も上昇先行するも週末に失速。
・産油国合意に向けたサウジアラビアとイランの事前交渉の不調の報道
が原油価格の足を引っ張る展開。
・原油価格は、1バレル当たり$44.73で越週。(前週$43.25)
・金価格は、1オンス当たり$1,337.85で越週。(前週$1,311.00)
③為替市場
・BOJ,FOMCを挟んだ値動きの荒い展開。
週明けの大統領候補討論会も波乱材料。
・USDJPYは、BOJ,FOMCを消化して上昇後に反落。
・週次ではAUD,JPY,CHFが勝ち組。
・週次の負け組は、GBP,NZD,USD。