2014年1月12日日曜日

EUR : "Die Hard" Currency.

雇用統計後の米ドルの反落と言う敵失要因も大きいのですが、昨年来のユーロの動向はあらゆる弱気予想を嘲笑うような展開となってきました。
EURUSD DAILY ⇒ It Dies Hard.

ユーロは売りポジションも増加していたはずなので、ここでのショートカバーはまさに絶叫のSqueezeとなった事でしょう。

先々週にベア転が確定したようなチャートでしたので、先週は前半の小幅な戻し局面でも売り上がり戦略が機能していたわけです。

これが木、金で大きくひっくり返ってしまいましたね。

流石に再上昇を確信するようなチャートでも無いのですが、週足ベースで、ニュートラルゾーンまで戻っていると考えた方が良さそうです。

今週はユーロ要因というよりは米ドル要因で動くと思いますが、週初から米ドル売りとなるならばユーロは一旦上値追いの展開となるでしょう。

Precious Metals. : Interim Bottoms Are In.

米ドルのズッコケもあり、貴金属も反発に転じています。

2014年が始まったところでもあり、ここはそもそも買いが出易い所ではありました。個人的な印象はチャート的にももう少し材料が揃って欲しいところではありますが、市場センチとしては一旦貴金属はボトムをつけたという見方が優勢になっています。
GOLD DAILY ⇒ Jumped on Friday.
SILVER DAILY ⇒ Following Suit.













Silverの日次チャートなんて本当に三角関数パターンのレンジ相場に見えますね。ここから上に抜けていければ、所謂"Out of the Box"と言う新たなトレンドの可能性が上昇するイメージですね。

貴金属もここが一つの正念場かもしれません。

Top FX Movers of the Week.(Jan 6th. - Jan.10th.2014)

2014年1月6日(月)~10日(金)の週の週次ベース主要通貨ペア動向です。
本邦勢にとっては仕事始めとなる週の特に円の需給動向が注目を集めましたね。

   通貨ペア ↑↓ 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
CADJPY  95.57    98.55    -298   -3.12%  

EURCAD1.4888  1.4447  +441  +2.96% 

AUDCAD0.9802  0.9513  +289  +2.95% 

GBPCAD1.7955  1.7456   +499  +2.78% 

NZDCAD0.9042  0.8794  +248   +2.74% 

CADCHF0.8283  0.8506   -223    -2.69% 

USDCAD1.0895  1.0633  +262   +2.40% 

USDJPY  104.16  104.84    -68     -0.65% 

EURUSD1.3664   1.3587   +77    +0.56% 

AUDUSD0.8995   0.8946   +49    +0.54% 

上記通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ JPY(2回), EUR(2回),AUD(2回),GBP,NZD,CHF,USD
下落通貨 ⇒ CAD(7回),USD(3回)

期待を裏切る雇用データで米ドルとカナダドルが大きく叩かれる展開でした。雇用統計は大きくぶれる傾向がありますが、隣接する両国の数字が一緒に沈んでしまうと”北米ってどうなの?”と言う印象は強まりますね。特にカナダドルは7日(火)の貿易統計が悪くて売られ始めていたところに週末の雇用データがダメ押し的なダメージを齎したと言う展開で、圧倒的な最弱通貨となっています。

The Final Round Rush : How They Finished the Week.

2014年1月10日(金)の北米市場における最後の4時間の主要通貨ペア動向です。

   通貨ペア ↑↓   終値     始値   変動(pips) 変動(%)
NZDJPY ↑ 86.44    86.27   +17  +0.20% 

AUDJPY   93.69    93.53   +16  +0.17% 

GBPJPY   171.64  171.35 +29  +0.17% 

EURJPY  142.33   142.14  +19  +0.13% 

USDJPY  104.16   104.03  +13  +0.12% 

NZDCAD 0.9042  0.9033   +9   +0.10% 

CHFJPY  115.35   115.24  +11  +0.10% 

EURNZD 1.6456  1.6471   -15   -0.09% 

NZDUSD 0.8300  0.8293   +7   +0.08% 

GBPCAD1.7955   1.7940  +15  +0.08% 

上記通貨ペアの分解結果は以下のようになります。
上昇通貨 ⇒ NZD(4回),GBP(2回),AUD,EUR,USD,CHF
下落通貨 ⇒ JPY(6回),CAD(2回),EUR,USD

注目どの大きかった年初の雇用統計は見事に梯子を外してくれました。
ドドっと崩されたクロス円がふらふら買い戻されていた様子がよく判りますね。

ドル円で言えば、105円台は重い。104円は中々割れないという膠着戦の様相ですね。

2014年1月6日月曜日

Well-Tuned EIGO. : Happy New Year.

改めまして2014年が皆にとって素晴らしい1年となる事を心からお祈りいたします

と・・言う事で、年末年始にはクリスマスカードや年賀状の交換をするのですが、この時期になると決まって一部で盛り上がる(?)話題のひとつが以下のようなテーマです。

・Happy New Year or  A Happy New Year.
・A Happy New Year は間違い?

幾つかのサイトでは、Nativeや長期海外在住の日本人が不定冠詞の"A"を付すのは間違いだと断定したり、それに対する反論も出たりして盛り上がっています。

自分はNativeではありませんが、結論から言えば以下のようなイメージを持っています。

・Happy New Year が普通。Good Morningなどと同じ。
・しかし、A Happy New Year が一部の人々が主張するような
 "恥ずかしい間違い"とは思えない。

年賀状は日本の物なので海外からは12月中にSeason's Greetingが届くのですが、そこでは大抵が
Merry Xmas and a Happy New Year. となっています。一部の人々が主張する"Happy New Year = あけましておめでとう。A Happy New Year = よいお年を。"と言う区別の仕方とも一致する様でもありますが、これも今ひとつピンと来ない気がします。

また事実として、ざっと今年の分を確認したところ、新たな発見(?)もありました。

・日本人以外から来ているものは全て Happy New Year で、A Happy New Year はゼ ロ。
・しかし、純粋な"Happy New Year"以外の場合は不定冠詞が付いている。
⇒A Profitable New Year.  A quick Happy New Year.
 (いずれもメールの冒頭でした)

もしかして・・・・"Happy Birthday","Good Morning","Happy New Year"等のように決まり文句として定着し、認知もされている言葉群は、前後の"I wish you ~" とか"~to you"を省略した形で不定冠詞からも独立した使用法が通例化しているが、そこまで一般化していない言葉群は"I wish you~"などは省略される場合でも不定冠詞は残る場合もあると言う仮説も成り立ちます。

そもそもですね・・・
少なくとも一部の主張に有るほどにはNative一般が、"A Happy New Year"と書かれたり言われたりして強い違和感を持つと言う事は無いでしょう。Native一般と書いたのは、一部のサイト等に意見を寄せているNativeの方々の多くは英語教師として日本に来ているような言語学や英文法の専門家なのではないかと推察するからです。

休暇中なので若干名だけ親しい米人に"A Happy New Yearって変かな?"と質問しましたが、全員が"I don't really care","That doesn't matter"でした。

これまた休暇中なので自分の書棚やCDラックもチェックしてみましたが、これも面白い結果となりました。

Exapmle1(Charles Dickensのクリスマスキャロルから
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
I am as light as a feather, I am as happy as an angel, I am as merry as a schoolboy. I am as giddy as a drunken man. A merry Christmas to everybody! A happy New Year to all the world! Hallo here! Whoop! Hallo!”
Charles Dickens, A Christmas Carol
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Exapmle2(John LennonHappy Xmas歌詞)

Happy Xmas Kyoko
Happy Xmas Julien

So This is Xmas
And what have you done
another year over
And a new one just begun
And so this is Xmas
I hope you have fun
The near and the dear one
The old and the young

A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one without any fear

And, so this is Xmas
For weak and for strong
For rich and the poor ones
The world is so wrong
And so happy Xmas
For black and for white
For yellow and red ones
Let's stop all the fight

A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one without any fear

And, so this is Xmas
And what have we done another year over
And a new one just begun
And so happy Xmas
We hope you have fun
The near and the dear one
The old and the young

A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one without any fear

War is over, if you want it
War is over, now


Happy Xmas
-----------------------
と言う事で、やはり不定冠詞の"A"は無い方が自然かと思いますが、あったら教養が疑われるような恥ずべき間違いであると言うのも間違いではないかと改めて思う次第です。

とにかく・・・謹賀新年! 

2014年1月5日日曜日

Review of the Week.(Dec.30th.2013 - Jan.3rd.2014)

2013年12月30日(月)~2014年1月3日(金)までの週の簡単なReviewです。

1 Key Events.

 ①欧州
  ・ECB Draghi総裁⇒欧州の危機は終了していない。
          ただし、喫緊の追加金融緩和は不要。
          2013年中の欧州の改革、改善は想定以上。
          インフレ弱いが当面デフレのリスクも無い。
  ・イタリア12月PMI製造業⇒53.5に改善。
  ・スペイン12月PMI製造業⇒50.8に改善。
  ・独12月PMI製造業⇒54.3に上方修正。
  ・仏12月PMI製造業⇒47.0に下方修正。
  ・IMF⇒スペインの失業率は今後5年間25%以上を見込む。

 ②英国
  ・12月PMI製造業⇒57.3に低下(予想58.2)。
  ・11月モーゲージ承認件数⇒10月の68千から70.8千に増加。
   2008年1月以来で最大件数。
  ・12月PMI建設業⇒62.1に上昇。

 ③米国
  ・S&P Case-Shiller⇒10月主要20都市不動産価格は
            年率+13.6%(予想+13.4%)
  ・12月シカゴPMI⇒59.1(予想下回る)
  ・Conference Board消費者信頼感⇒12月は78.1に改善。
  ・Dallas連銀Fisher総裁⇒銀行の過剰リザーブがインフレの火種。
          QE縮小は前例無き理論上の出口政策。
          Fedは自らを脱出困難な窮地に閉じ込めた。
  ・失業保険申請件数⇒12月28日週は339千件(▲2k)。
  ・12月ISM製造業⇒57.0(予想通り)。

 ④中国
  ・12月PMI製造業⇒51に低下(予想51.2)。
   ⇒全体感としては中国は製造業より非製造業が回復傾向。


2 金融市場.

 ①株式市場 / 債券市場
  ・年末年始はVolatileな展開。
  ・年初は米株も低い寄付きから$100以上下げる展開。
   週次ベースでは結局Dowで▲0.05%,Nasdaqで▲0.59%
   と小幅下落。
  ・長期金利も週次ベースでほぼ横ばい。
   米10年債券利回り3.0%。30年債3.92%で越週。
  ・欧州債の入札は年初から順調。
  ・独伊間の10年債スプレッドが218bpまで縮小。
   ⇒2011年7月以来。

   ②商品市場
  ・原油価格安定。1バレル$94.26で越週。
  ・貴金属は年初に反発。2014年は+1%程度

   ③為替市場
  ・年末年始で不安定な展開。
  ・円安に調整圧力。ドル円は105.43⇒104.05⇒104.85。
  ・欧州通貨が対ドル、対円で下落。クロス円の調整幅大。
  ・資源国通貨は年初から反発へ。
  ・人民元は2013年に対ドルで3%の上昇。
   2014年も同程度の上昇が見込まれ、2014年中に
   USDCNYの6.0割れが焦点に。(現状6.05台)